□作品オフィシャルサイト 「君の膵臓をたべたい」
□監督 月川 翔
□脚本 吉田智子
□原作 住野よる
キャスト 浜辺美波、北川景子、北村匠海、小栗旬 大友花恋、上地雄輔
■鑑賞日 7月30日(日)
■劇 場 TOHOシネマズ川崎
■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5)
<感想>
今年はあちこちイベントを見て回ることが多くて鑑賞本数が減っているけど
この映画は今年これまで観た邦画の中のベスト1かな
タイトルはちょっとエグイけど、原作は未読ながらベストセラー
脚本も良く練られているし、映画のあちこちに観られる景色も最高
しっかりとロケハン出来ている感じ(大事なこと)。
劇中で度々映る印象的な桜(福井)は、一度若い頃に観たことがあったり、
彦根・京都島のロケ地も知っているところが映ったり。
映像の美しさも満足のいく作品に仕上がっていた。
若い頃の記憶をたどりながらの自分旅。
好きな人の一言で自分の進む道を決めるってこと、
遠い昔になるが、自分自身にも記憶があるし・・・。
何よりも上手いと思ったのは、桜良演じる浜辺美波
彼女、芸名でなくて本名なんですね(笑)
自然な演技でありながら、少しずつ垣間見せる死への恐怖。
演技ではない天性のような無邪気な明るさが、その死への
恐怖を払しょくすべく活き活きとした演技を醸し出していた。
学生時代の「僕」を演じる北村匠海クン。
どこかで観かけた記憶が・・・おぉそうだ・・・「出た~」
「閉店ガラガラ~」、ますだおかだの増田だぁ(笑)
で、ラストのあの桜良の出来事は原作にはなかったようだが、
ちょっと想像外だったなぁ・・・。
あのシーン以外は涙を誘う良い作品だったのになぁ・・・。
映画を観た後、ある人にLINEを送った。
この映画と同年代の高校時代につきあった彼女だ。
彼女は同じ日に『心が叫びたがっているんだ。』を観て、
同様に僕にLINEを入れようとしていたらしい。
ふと、僕たちはまだ生きているが、過ぎ去りし共有の時間を
互いに思い出した瞬間だった。
ヒロインの事故は原作どおりです。念のため。そのことが気になったのでこうして書いてます(笑)
ヒロインの立場で言えば病気のことを親友にも知られたくなかったので、あれはあれでいいのかもしれません。
ただ原作ではあの日記を親友にも読んでもらい、本当のことを親友は知り、めちゃ疎外感を受けショックを受けますが、ヒロインの気持ちにも納得し、その時点で彼は親友にあらためて「友達になってください」って感じで物語は終わります。もちろん大人になってからのシーンなどは映画オリジナルです。
>ずいぶん長いTBだけのお付き合いですが、おそらくはじめてのカキコ(笑)
いやはや(汗)、ありがとうございます^^
>ヒロインの事故は原作どおりです
そうだったんですか?
実はこれから原作を読んでみようと思っているところです^^
>ただ原作ではあの日記を親友にも読んでもらい、本当のことを親友は知り、めちゃ疎外感を受けショックを受けます
うーん、そっちがネタバレかも(笑)
>もちろん大人になってからのシーンなどは映画オリジナルです
なるほど^^ でもなんとなくその後の二人に会えたことはラッキーでした!