永遠の愛を誓った、一瞬の夏
あなたはおぼえていますか。
■監督 チョ・グンシク
■脚本 チョ・グンシク、キム・ウニ
■キャスト イ・ビョンホン、スエ、オ・ダルス、イ・セウン、チョン・ソギョン、ユ・ヘジン
□オフィシャルサイト 『夏物語』
60歳を超えた今も独身を貫き通す老教授ユン・ソギョン(イ・ビョンホン)。 誠実な人柄で学生たちから信頼も厚く、その端正な容ぼうは、さぞ美青年だったであろう若き日の面影をとどめている。ある日、彼の元に教え子で放送作家であるスジンから「初恋の人を探すテレビ番組」のエピソードとして「先生の初恋の人を番組で探したい」と出演依頼が舞い込む。困惑を隠せなかったソギョンだが、頼み込むスジンに負けソギョンは古びた1冊の本を差し出した。 その本をきっかけに紐解かれるソギョンが生涯唯一愛した女性ソ・ジョンイン(スエ)との秘密。 そこには歴史の波に翻弄された男女の悲恋の物語が隠されていた・・・。
おススメ度 ⇒★★ (5★満点、☆は0.5)
cyazの満足度⇒★★☆
たった一人の女性のことを、ずっと思い続けて生きてきた。
それは美談として捉えるにはその背景に辛い別の選択がある。 ここでも北と南の境界線が二人の愛を引き裂いてしまう。 そこには一つの決断があった。 それはジョンインの貫き通す愛の選択ではなく、以降も降りかかるだろうと予測できる火の粉がかかる前に、自ら彼の幸せを願うジョンインが出した苦渋の結論だったのだろう。
二人で苦労を買って生きていけば、と考えてしまいがちなのだろうが、愛しているからこそ別れるというシチュエーションは、ジョンインの生き方を観ていればその選択肢は間違っていなかったのだと想像できる。 綺麗ごとでは済まされない将来、同じように今以上に辛い別れなら、愛した人との想いを胸に、別々な道を歩いていこうという彼女の気持ちを素直には受け入れはしなかったけど、その想いは恐らくジョンインのほうが強かったに過ぎないのかも。 (こういう場合は女性のほうが決断力があるものだと過去の自分の恋愛経験をふまえて・・・。)
悲恋物語と想い出探しはまあいいとして、どうして韓国映画は必要以上にあそこまで頭を殴ることができるのだろう。 韓国映画は一貫して暴力に対しては鷹揚だ。 イ・ビョンホンという看板俳優を端役の役者のように殴る。 その時代背景と北と南、警察の取調べということから、映画の設定としては避けられない部分だとは思う。 しかし、その方法はもっと別な表現の方法があるのではないかと思う。 ジョンインにしても、女性に対してそこまでやらなくてもと観ている側に不快感がおこる。 後に用意されている美談への布石なのだろうか?
国民性の違いなのかどうかわからないがちょっと首を傾げてしまうシ-ンだった。 ビョンホン・ファンの女性の方は、あのシーンどう感じたのかお聞きしてみたい。
突然のコメント失礼致します。
私のサイトで、こちらの記事を紹介させて頂きましたので
ご連絡させて頂きました。
http://idlenews.blog75.fc2.com/blog-entry-561.html
北に関係する(?)と言うだけで実際の思想も何も無く女性でもあそこまでやられるのかと反感を覚えました。
それでも韓国では暴力の映画は当たるんですよね。
この作品は大コケだったようですが…。
ビョウンホンファンは彼が出ているだけでいいらしいです。
そういう気持ち,うらやましいです。
>北に関係する(?)と言うだけで実際の思想も何も無く女性でもあそこまでやられるのかと反感を覚えました。
日本人にはとても理解できないですね。
琴線に触れる作品の多い韓国映画ですが、その対極にこういう作品も多いんですよね・・・。
>ビョウンホンファンは彼が出ているだけでいいらしいです。そういう気持ち,うらやましいです
うちのかみさんもそうですが、でもこの映画はうんざりしてました(笑)
日本で言えば、戦前小林多喜二が一晩で死に至った特高の取調べと同じようなものだと思います。
スエという女優を知ったのは、この映画の収穫でした。いま「四月のキス」というドラマを見ているのですが、脚本はむちゃくちゃですが、彼女の存在感は際立っています。
>あの場面は時代背景の違いのほうが大きいのだろうし、映画としてはそこをもっとも強調したかったところなのでしょう。
>日本で言えば、戦前小林多喜二が一晩で死に至った特高の取調べと同じようなものだと思います。
深いですねぇ^^
>スエという女優を知ったのは、この映画の収穫でした。いま「四月のキス」というドラマを見ているのですが、脚本はむちゃくちゃですが、彼女の存在感は際立っています。
彼女はいいですよね^^ 僕もマークしています!
良い映画に思えました。
でも、確かに悪趣味な場面にはちょっと閉口してしまいました(いきなりゲロだし、水虫だし、服のセンス悪いし…)
編集によってはもっともっとよい映画になると思います。
でも、ビョンホンの涙ぐましい演技力(だって、20歳には見えないでしょ?)とスエちゃんの大健闘に拍手。
いいの、いいの!
↑かなり贔屓目に見ています。
TBさせてもらいました~
>惚れた弱みで… 良い映画に思えました。 でも、確かに悪趣味な場面にはちょっと閉口してしまいました(いきなりゲロだし、水虫だし、服のセンス悪いし…)
なるほど、ファンの方の意見が聞けてよかったです^^
>ビョンホンの涙ぐましい演技力(だって、20歳には見えないでしょ?)とスエちゃんの大健闘に拍手。
いいの、いいの!
スエさんはちょっと今後注目です^^ 愛らしいですね~♪
ドラマでは「オールイン」とか、好きですね。
例外は「美しき日々」と言うドラマ。これは恋愛ものの王道と言うか、臭いくらいに気障なビョンホンがイケテます。この映画、ストーリー的にもいまひとつ魅力には欠けていましたね。
主役二人は頑張っていましたが。
プレミアも行きましたが、席が2回で豆粒くらいにしか見えませんでした。(笑
>ビョンホンは好きな俳優のひとりですが、彼の作品は恋愛物よりもハードなものの方が好きです。
なるほど^^ 僕は特別彼に対しては何も感じないのですが(笑)
>この映画、ストーリー的にもいまひとつ魅力には欠けていましたね。
好きな方がそう感じるんですから本物でしょうか^^
>プレミアも行きましたが、席が2回で豆粒くらいにしか見えませんでした。(笑
あらら、それは残念でしたね?
でもスエは良かった^^