その日の朝のTVで“善峯寺の紅葉が絶頂”という放送にのせられ朝一で善峯寺に行ったのですが、途中激しい渋滞でUターンせざるえなく、それでも光明寺に行き、その後訪れたが西山三山のひとつ、柳谷観音です。
柳谷観音(楊谷寺)
竹の白道
~白道(びゃくどう)、往相(おうそう)と還相(げんそう)~
白道とは、極楽浄土へ至る一本の道。
往相とは極楽浄土へ至ること。 還相とは極楽浄土より還って来ること。
白道をしっかり渡れるよう、釈迦はこちらの世界(裟婆)で私たちを励まし、
阿弥陀仏は向こうの世界(極楽)から私たちを呼んでいる。
本人の極楽世界の往生、または亡き人の供養・回向を願う方は左側から
現世の安穏、幸福を願う方は右側から
独鈷水(おこうずい)
境内にある岩穴から湧き出る清水は空海の奇瑞により
眼病平癒の霊水(独鈷水)となり、眼の病む人々から信仰され
毎月17日の御縁日は多くの参詣者で賑わう。
参道の入り口に一軒だけ食堂がありました。 参拝を終えてそこでお昼にしましたが、昔は旅籠だったらしい佇まいで、かなり古いしかし立派な階段があったので、ちょっとその階段を上がって窓から撮ったのが上の写真です。 晴れていたら紅葉越しに柳谷観音を仰ぐことが出来ます。 食事の方は何となく精進料理のような感じでした。
オフィシャルサイト 「柳谷観音(楊谷寺)」
乗願寺(じょうがんじ)
光明寺の末寺だそうです。
大仏(おおぼとけ)
阿弥陀如来座像は平安後期の作品で丈六(高さ2.8m)
大仏様の正しいお参りの仕方
○ 願い事が特になく今までどうり幸福にとお祈りする方は右まわり
○ 不幸が多く運勢を好転させたいとお祈りする方は左まわり
○ 男の方は大仏さまの左ひざをさわり
○ 女の方は大仏さまの右ひざをさわり
お慈悲をいただいて下さい
古来、男性の急所は左半身に、女性の急所は右半身にあると云われています。
男性が左半身を病うと治りにくく、女性が右半身を病うと治りにくいそうです。
ここは意外に知られていない場所です。 奈良や鎌倉の大仏の大きさとは比べようもないですが、それでも真近で見られ、また触ることで上記のような願かけができるのことは嬉しいことです。 久しぶりに真摯な態度で触らせて戴きました
天気には恵まれなかったものの、柳谷観音の「竹の白道」をくぐり、乗願寺で「大仏」に触れ、何だか心洗われた一日でした
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