“さよなら”の代わりに記憶を消した
失恋の記憶を消したいと思ったことはありませんか?
恋が終わった後の、あの胸の痛み。
悲しみと孤独を抱えながら傷が癒えるのをじっと待つよりも、
いっそのこと相手と過ごした日々の記憶を全部消してしまえたら…。
でも、それは同時に楽しかった二人の思い出まで捨ててしまうこと。
それでも、あなたなら本当に記憶を消すことを選びますか?
■監督・原案 ミシェル・ゴンドリー
■脚本・原案・製作総指揮:チャーリー・カウフマン(本作アカデミー賞脚本賞受賞)
■キャスト ジム・キャリー、ケイト・ウィンスレット、イライジャ・ウッド、キルスティン・ダンスト
おススメ度 ⇒★★(5★満点、☆は0.5)
cyazの満足度⇒★★☆
カウフマンは『マルコビッチの穴』といい、脳の中が相変わらず気になるようだ(笑) ?!
「失恋の痛みに耐えるくらいなら、いっそ全部忘れてしまいたい」、そんな彼女に対する
捨てきれない想いから、自分の記憶の中の彼女を消し去らないために彼女と友に
他の恥ずかしい記憶の中に逃げ込もうとする。 やがて互いが消し去られた記憶とは別に、
新たな出会いをする。
この作品でアカデミー賞脚本賞を受賞したチャーリ-・カウフマン。 『マルコヴィッチの穴』や
『アダプテーション』ですでにご存知だと思いますが、そのカウフマンが3年もの歳月を費やして
書き上げた脚本は話題を呼び、ハリウッドの大物スターたちがこぞって出演を志願したそうです。
ジム・キャリーを筆頭に、『タイタニック』のケイト・ウィンスレット、『スパイダーマン』シリーズの
キルスティン・ダンスト、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ・フロド役としてお馴染みのイライジャ・ウッドと、
まさに最強のキャストが集結した。
正直、『マルコビッチの穴』ほどの新鮮な驚きもなく、ただただ彼のセンチメンタルな彼女への
哀愁しか感じなかった。 最初っからハンディ映像で、おやおやまたかって感じは最後まで続き、
この脚本にオスカーの価値があるのかと首をかしげた。 ジム・キャリー、ケイト・ウィンスレットを始め、
イライジャ・ウッド、キルスティン・ダンストがこの脚本のどこに気に入って、出演することに手を上げたのか・・・
僕には理解できなかった。 テーマ自体は非常に面白いと思う。 ただそれを形にして面白い作品に
出来なかったのは監督の力量のなさだろうか。。。 ともすれば重い題材だけに描き方が難しいとは
思っていたが、展開の複雑さよりは、映画自体に理解し辛いものと、深みのないストーリーにやや不満が残る。
絵的にジム・キャリーはこの役柄には似合わない気がする。 彼のキャラ的には少し無理だったような気がする。
余談ですが、初日入場者に配られる「カルバン・クライン」のパヒュームはいい匂いがしていました~♪
もらった人たちがそれぞれに匂いを楽しんでいるので、劇場内は何気にいい香りが漂っていました^^
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こちらからもTBさせて頂きますね!
この映画どうでしたか?
俺的には最後が意外でした。
公式ホームページを見ると
あの終わり方は想像できなかったので(;^_^A
「また恋がしたくなるラブストーリーをあなたに」
うーーん。微妙な俺です。
あ、ネタバレ困るようでしたらコメント削除して頂いてよいですm(__)m
そうですね、僕的にはイマイチでした。
実際、先に記憶を消してしまった女性を、
いくら好きでも追えませんねぇ(笑) ?!
新しい恋を選択します^^
見ていてわけわかんなくなっちゃいました(笑)
現実なのか記憶なのか・・・
また恋がしたくなる・・・!?
試写で観たのですが、お金を払ってまで観たいと思う
作品ではなかったかな
後でTBさせていただきますね!!
個人的にこの映画、イマイチというか、好みに合いませんでした。チャーリー・カウフマンの作品を観て毎回思うのですが、奇をてらったインテリ臭がダメみたいです。
同じ日に観た「サイドウェイ」のほうがよかったです。
一筋縄ではいきませんでしたか(笑) ?
頭の中が冴えていないと理解するには難しいでしょうね^^
二日酔いでは観れない作品ですね(笑)
確かにカウフマンの脚本は好みの問題が出るかもしれませんね(笑) ?
『サイドウェイ』まだ観てないんですよね・・・><
そうですかぁ^^
でもビデオ・DVDのほうが繰り返し観れるので、
この作品の意味や良さが詳しくわかるかもしれませんよ^^
私はラブ・ストーリーが苦手なんですけど
これはすごい好きでしたよ。
ジム・キャリーが意外な味をだしてて好感が持てました。
未練たらしいのはやっぱり男の方か!なんておもったりして。
混乱しないヒント☆
クレメンタインの髪の色に注目すれば、時系列が混乱しませんよ!
別れる前が赤、別れたあとが青。
ここを見てれば、比較的分かりやすいと思いますよ~。
劇場初日にはそんなニクい演出があったんですね~。
ステキ