京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『羊の木』

2018-02-09 | 邦画


□作品オフィシャルサイト 「羊の木
□監督 吉田大八
□脚本 香川まさひと
□キャスト 錦戸 亮、木村文乃、北村一輝、優香、市川実日子、
       田中 泯、松田龍平、
松尾 諭

■鑑賞日 2月3日(土)
■劇 場 TOHOシネマズ川崎
■cyazの満足度 ★★★(5★満点、☆は0.5)

<感想>

移住して来た6人の男女の過去は元受刑者で殺人犯。
普通の生活ができるならば、いつかは住民たちと打ちとける
術を得るのだろうけど、普通じゃない生活が長いとなると、
なかなか現実にそれは容易ではないだろう。

予告編を観てこの奇異な設定に惹かれて、どんな展開を
するのだろうと期待していたが、思ったよりもフツー。
これが大都会に紛れて生活する者ならばともかく、
田舎の漁港でいくら目立たない生活をしようとしても
浮いてしまうのは必然的。自然に交われなくなってしまう。
6人ともに胡散臭さはぬぐえないし、疑いの目で見られるから、
逃れることもできないだろう。

僕的に言わせてもらうと、田中 泯や優香の使い方が大いに不満だし、
松田龍平の不思議キャラはもっとここではその味わいを醸し出させる
ことができただろうし・・・。
市川実日子って必要だったの?

でも、現実に役所が見元引受人をかって出て、
過疎化を埋める手段にしたとしたら恐ろしい話だろうなぁ・・・。
結局ところ、北見敏之が優香と絡んで一番オイシイ役回りだった(笑)

朝一で『不能犯』を観て、2本目がこの映画、
ずっしり重い映画デーでした(笑)

コメント (2)
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