豊橋⇔名古屋

豊橋と名古屋の「駅」や「百貨店」の記録など。

構内図1964・65・70・71年

2022年08月20日 | 国鉄名古屋駅

名古屋駅構内図。1964年(昭和34年)


1965年(昭和40年)


1970年(昭和45年)


1971年(昭和46年)

名古屋駅は“迷駅”か?

2020年08月25日 | その他

乗り換えの不便さから“迷駅”と揶揄される名古屋駅。
しかし、本当に名古屋駅は“迷駅”なのでしょうか?各主要都市駅の構内図を比較して検証してみます。
※構内図はJR東日本HPから


まずは大阪駅。
平面は比較的シンプルな構造ですが、改札口が1階だけではなく3階にもあるなど縦の構造が複雑。


京都駅。こちらも改札口が2階や地下にあり、やや複雑な構造。


東京駅。地上面の構造はシンプルですが、自由通路が狭く駅の通り抜けがやや不便。


そして名古屋駅。
広大な自由通路にJRの改札口はすべて地上レベルと、上記3駅に比べてシンプルな構造。
“迷駅”と言うほど複雑ではない事が分かります。



また、名古屋駅は案内表示も豊富なため、表示通りに進めば迷う事はないと思います。

ちなみに、「桜通口に出るとあおなみ線が遠い」「太閤通口に出ると名鉄・近鉄が遠い」という人も多いのですが、
東京駅で言ったら「八重洲口に出ると総武線が遠い」と文句を言っているようなもの。
駅に表裏があるのは当たり前で、乗り換えの不便さとは別次元の話です。

ちなみに、名古屋駅のことを“名駅”と呼んでいるのは名古屋人だけで、“迷駅”と揶揄するのも名古屋人だけ。
つまりは名古屋人お得意のただの自虐ネタであり、他県の人に言っても通じません。

城の高さランキング(完全版)

2020年08月15日 | その他

全国の城の高さランキングを独自に集計してみました。

城の高さランキングはすでにたくさんあるのですが、何故またわざわざ調べたかというと、
その選定基準にいくつか疑問を持ったため。

①石垣(天守台)を含んでいない
ほとんどのランキングが、石垣から上の建物のみの高さで順位付けしているのですが、
普通、城を見た時に石垣から上だけを見て「高い」「大きい」と思うでしょうか?
ほとんどの人は、自分が立っている地表から見て、つまり石垣を含めてその高さを認識しているはずです。
石垣を高さに含まないというのは甚だ不自然であります。

②現存天守にこだわっている
現存天守のみをカウントし、再建天守をランキング外とするものも見受けられますが、
現存天守と呼ばれる城も繰り返し修理がされており、築城当時の建物がそのまま残っているわけではありません。
再建天守である名古屋城・大阪城・熊本城は“三名城”にも数えられており、現存にこだわる必要はないと思います。

③現在存在しない城を含んでいる
江戸城や駿府城など、現在は存在しない城を混同してランキングに含んでいるものもありますが、
紛らわしいので別枠にした方がよいのでは?と思います。


●城の高さランキング(完全版)
というわけで、現在日本国内にある城の、石垣を含めた高さランキングTOP10が以下の通り。

①名古屋城…(天守36.1+石垣19.5)=55.6m
②大阪城……(天守41.5+石垣13.3)=54.8m
③小倉城……(天守28.7+石垣18.8)=47.5m
④姫路城……(天守31.5+石垣14.9)=46.4m
⑤熊本城……(天守31.2+石垣11.5)=42.7m
⑥広島城……(天守26.4+石垣12.4)=39.0m
⑦小田原城…(天守27.2+石垣11.5)=38.7m
⑧若松城……(天守25.2+石垣11.0)=36.2m
⑨岡山城……(天守20.5+石垣15.0)=35.5m
⑩福山城……(天守26.3+石垣07.3)=33.6m

1位の名古屋城は延べ床面積でも日本一の広さを誇っており、高さ・広さ共に日本最大の天守。
ちなみに、天守の入口がある東・南側の石垣は11.9mと低くなっており、
名古屋城を「小さい」と感じた人は、おそらくそちら側からしか見ていないのでは?と思われます。
大迫力の19.5mの石垣を見るためには、城の北・西側へ回り込むことが必要となります。

3位の小倉城は石垣を含まないランキングでは5位ですが、石垣を含めると名古屋城・大阪城に次ぐ高さに。

なお、今回のランキングでは模擬天守は除外していますが、
唐津城(佐賀県)の石垣は現存のものであり、ランキングに含めると35.6m(天守23.6+石垣12.0)で9位となります。
また、島原城(長崎県)は石垣より上の高さが33mと言われていますが、
石垣(5.7m)との比率を考えると石垣を含めた地上からの総高が33mなのでは?と思われます。

ちなみに、丸亀城(香川県)の石垣は60mで日本一と言われていますが、
4段重ねの石垣であるためこのランキングでは除外しています。
最上段の石垣のみを天守台としてカウントすると28.2m(天守14.5+石垣13.7)となります。

豊橋文化ホール

2016年10月31日 | 開発ビル

8月11日~10月23日まで開催された「あいちトリエンナーレ2016」。

2013年に閉館した開発ビル10階の「豊橋文化ホール」が会場として開放されるという事で見に行ってきました。


普段は押しても点灯しない10階へ。



ホール入口。


舞台から。木のパイプやレンガを利用した凝った造りのホールでした。


1973~75年の2年間はボーリング場として利用されたフロアとの事。

旧ステーションビル店舗配置図 3F

2016年09月22日 | 豊橋ステーションビル

1970年(昭和45年)


1991年(平成3年)
「豊川堂」「ヤマト楽器」おもちゃ屋の「マツシタエンゼル」にはよく行きました。


現在。「けいとだま」は、ほぼ同じ場所で営業中。
「エルコ」「プルミエール」「ハカタ屋」は2階からの移転組。


エスカレーターを上がった所から。 1979年(昭和53年)


ペンショップオーテ。 1996年(平成8年)

※画像は資料集「駅ビルの歩み」及びカルミアHPから

旧ステーションビル店舗配置図 2F

2016年09月21日 | 豊橋ステーションビル

1970年(昭和45年)


1991年(平成3年)
「ハカタ屋」「エルコ」「プルミエール」は場所を3階に移して現在も営業中。
喫茶「中央デーリー」にはよく行きました。

※画像は資料集「駅ビルの歩み」から


旧ステーションビル店舗配置図 1F

2016年07月31日 | 豊橋ステーションビル

1970年(昭和45年)


1991年(平成3年)の店舗配置図を元に作成。

1973年(昭和48年) 地下道へ下る階段が完成。
1980年(昭和55年) 開業10周年に合わせてコンコースに面したデパートのエントランスを拡張。
1985年(昭和60年) 開業15周年に合わせて待合室を店舗化。待合室は改札口横に移転。※おそらくこの時、改札口が柱1本分東に移動
1992年(平成4年) 旅行センターがJR東海東海ツアーズに。待合室と一体化。

自分の記憶(80年代後半~90年代)では、改札口の左側には窓口が2つ。
券売機は改札口側から新幹線→在来線→名鉄の順。


現在のカルミア店内に掲示されている避難経路図と。


さらに、現在の店舗配置図と。


コンコース北のデパートエントランス。 1978年(昭和53年)


上の写真の左側。奥は移転前の待合室。 1980年(昭和55年)


「カルミア」への改装前。1996年(平成8年)
子供の頃は右の階段を使って3階のおもちゃ売場によく行っていました。


福引(ガラガラ)。撮影場所は不明。 1978年(昭和53年)
90年代には1階エスカレータ横でよくやっていて、当たりが出た時に店員が振るハンドベルの音は上のフロアまで聞こえてきました。

※画像は資料集「駅ビルの歩み」及びカルミアHPから


旧ステーションビル店舗配置図 B1F

2016年06月18日 | 豊橋ステーションビル


豊橋ステーションビル開業当時、1970年(昭和45年)の店舗配置図。
地下1階は50を超える食料品店が軒を連ねる「デパ地下」。


1991年(平成3年)。

店舗の数は30に減少。エスカレーター南東に2台のお菓子の回転台があり、子供の頃よく買っていました。
図⑳のスギモトヤでは?との情報も。

カレースタンド「カレーとコーヒーの店」のカレーは相当美味しかったらしく、今なおその味を懐かしむ声を聞きます。
厨房を囲む20席のU字型カウンターにステンレスの皿。
大盛りは「富士山カレー」と呼ばれていたそうです。
また、食券を出してからカレーがカウンターに置かれるのが、わずか5秒後だったとか。

また、「ナポリ」のアイスクリームも人気があったとの事。

図の中央下・駅前地下道への連絡通路は1973年(昭和48年)の開通。
派手なモザイクタイル画の通路はよく覚えています。

地下1階は1997年(平成9年)の「カルミア」へのリニューアル後も食料品フロアでしたが、
2004年(平成16年)に食料品フロア全体が地下1階から2階へ移転。


現在。マツモトキヨシ店内に通じる左の入口は、かつての東西地下道への入口。


地下道からデパ地下への入口。 1980年(昭和55年)


1986年(昭和61年)


1階コンコースへ通じる階段の上から。1996年(平成8年)

※画像は資料集「駅ビルの歩み」及びカルミアHPから


現在。デパ地下への旧入口は「カルミア」へのリニューアルに伴い入口は塞がれてしまいましたが、
中の空間とモザイクタイル画は残ったままで、現在は清掃道具置き場となっています。
※許可を得て撮影しました

河合塾 旧豊橋校

2015年11月15日 | その他

新本町にあった河合塾旧豊橋校。現在は高層マンションになっています。

旅行センター

2015年11月04日 | 国鉄名古屋駅

1985年(昭和60年)に移転・新装された旅行センター






旅行センターの上(2階)には、喫茶店が2店舗入居。

また、旅行センターの新装オープンに合わせて、大時計上のガラス窓もステンドグラスに一新されました。


店内の様子。


1990年(平成2年)には「JR東海ツアーズ(アポイント)」にリニューアルオープン。

金谷ホテルベーカリー閉店

2015年09月09日 | その他

こちらも少し古い話題ですが、ココラフロント向かいの老舗パン屋「金谷ホテルベーカリー」が3月で閉店しました。


子供の頃から、豊橋西武に行った帰りには、ここによく立ち寄りパンを買っていました。


いつも買っていたのが、この「チーズロード」。
午前中に売り切れてしまうほどの人気商品。


閉店を知らせる張り紙。
「開店以来17年間」と書いてありますが、自分が小学生の頃(20年以上前)からあったはず…
調べてみると、実際の開店は1989(平成元)年3月で、正確には26年。



店内は、手前がベーカリーで奥は喫茶スペース。
ベーカリーで買ったパンを喫茶で食べる事も可能でした。

ちなみに現在、「金谷ベーカリー」は名古屋市内のデパート催事にたびたび出店しており、「チーズロード」もそちらで購入可能。
スケジュールはこちらから。

金の柱・銀の柱

2015年01月23日 | 国鉄名古屋駅

1960年(昭和35年)4月16日、名古屋駅の定番待ち合わせスポット「大時計の下」の混雑解消のため、
中央コンコースの柱2本にそれぞれ金・銀の装飾を施し、新たな待ち合わせスポット「金の柱」「銀の柱」として指定。
現在の「金の時計」「銀の時計」のルーツでもあります。


1978年(昭和53年)の構内図に描かれた「金の柱」と「銀の柱」。


1980年頃の中央コンコース。手前から4本目に「金の柱」が見えます。


現在の中央コンコース。手前から4本目の柱が、かつての「金の柱」。


一方、「銀の柱」があったのは、現在の「JR東海ツアーズ」前。
構内図から推測すると、桜通口側から数えて9~10本目の柱だと思われます。

「金の柱」「銀の柱」は、コンコース改修工事のため、1980年(昭和55年)に廃止されました。

急行「中山道トレイン」

2014年11月05日 | その他

名古屋駅に停車中の371系。
普段は名古屋では走っていない車両ですが、観光列車「中山道トレイン」として中央線を期間限定で走っています。


中央線ホームで待ち構えていたのですが、入線したのは東海道線ホーム。


371系は今月いっぱいでの引退が決まっており、名古屋駅で見られるのは残すところ8(土) ・ 9(日)の2日のみ。 
※写真はすべて11/1撮影

だれの椅子?

2013年04月02日 | 映画 ・ 映画館

1968年(昭和43年)公開の日活映画「だれの椅子?」。主演は吉永小百合。他にも渡哲也、杉良太郎など豪華スターが競演。


豊橋駅前や豊橋丸物、岡崎市などでもロケが行われたようです。


ポスターには豊橋丸物の姿。


豊橋丸物でのロケシーン。吉永小百合と渡哲也。
2人は私生活でも交際しており、この頃結婚寸前から破局に至ったとか。

ちなみに新任教師役の吉永小百合が赴任してきたのは「古い城下町の高台にある、キリスト教系の桜ヶ丘高校」という設定ですが、これはまさに実在する「桜丘高校」そのもの。

残念ながらこの映画はVHS・DVD化はされていませんが、映像が手に入れば豊橋でのロケシーンを紹介したいと思います。

カレー幸(さち)  

2013年03月04日 | その他

名古屋・池下にあるカレー屋「幸(さち)」。

店構えを見て分かる通り、かなり古くから営業している老舗で、馴染みの常連客が多い店。
ちなみに自分も10年ほど通っています。

実はこの店、一時期ネットで「豊橋ステーションビル地下にあったカレー屋では?」との噂が立った事がある店。
店の方に確認したところ、かつて豊橋に姉妹店を出店していた事はあったようですが、残念ながら豊橋ステーションビルの地下ではないとの事。

しかしながら、そういう噂が出るという事は、食べた方が「味や見た目が似ている」と感じたからではないでしょうか?


店に近づくと、カレーのいい匂いが漂ってきます。
入口は店の左側。


店の前に壊れた「ペプシ」の看板が出ていれば営業日の目印。
営業時頃は11時~14時頃。


昔ながらの雰囲気漂う店内。
12~13時頃は混雑するので、相席が当たり前です。


入口側にメニュー表が貼ってあります。

メニューは以下の通り。

カレーライス 350円
ハヤシライス 350円
カツカレー  450円
カツハヤシ  450円
カツライス  420円

それぞれ大盛りもできますが、普通でもかなりのボリューム。


こちらがほとんどの人が注文する名物の「カレーライス」。 ※写真はカツカレー

豊橋ステーションビル地下にあったカレー屋の味に似ているかは分かりませんが、どこか懐かしい味がします。


隠れた人気メニューの「カツライス」。
デミグラスソースのかかったカツは絶品。

しかしながら、やはり初めての方には看板メニューの「カレーライス」または「カツカレー」をおすすめします。


カレー 幸(さち)

名古屋市千種区若水3-5-27
052-711-3744
営業時間11~14時

地下鉄東山線池下駅1番出口を出て右手、ドトールコーヒーとサークルKのある通りをひたすら直進。
3つ目のサークルKの向かい側。
徒歩約15分。

休みは不定休なので、事前に電話で確認してから伺う事をおすすめします。