くらにっき

ひえとりな毎日 

ヒトという種族

2012年05月31日 | 思う
私たちは、人類 という、地球という星に生息する動物の中の1つである。

人類が滅亡したら、また違う種族が生まれるかもしれない。
かつて恐竜が絶滅したように、私たちが歴史上の種族 ということになる。
私たち人類は、ただの「宇宙の種族の中のひとつ」 である。
私という人間は、その「宇宙の種族の中のひとうである人間 の中にひとつ」で
ブーン と目の前を飛んでいるハエのような存在です。


これを忘れちゃいけないし、これを覚えておくと、何かとラクだと思う。


人間には、もとい動物には、「習性」がある
自分を変えたければ、習性を変えていくといい。


私 というひとりの人間が、死ぬまでに何をするか


たった80年あまりで何をするか

何をしてもいい
何を考えてもいい

他人を巻き込んだり、コントロールしようとしなければ、私たちは本当に
どうやって何をして生きてもいいんだ。
ヒトには、生き方を選べる脳がある。だから考えて、生き方を選ぶ。


坂本竜馬は実際にいた人物なんです。
おとぎ話じゃない、本当に存在した人間だってこと
つい150年前に実際に、この空気を吸って、ごはんを食べて、
となりの人と話し、同じ太陽の光を浴びていた人なんだ。

彼は特別ではない。
ただ、「こうなったらいいのにな」を、実際に形にした人。
そんな人は世の中にたくさんいるけど
そうじゃない人のほうが、圧倒的に多い。


何かで読んだ

「夢に公が加わると、志になる」

ゆめにおおやけが加わると、こころざしになる


こころざしを持って生きる
それこそが、豊かな人生だと思う。




地震でみんな、わかったはずだよ。
流れていったらおしまいなんだって。
泣いてもわめいても、どんなにいいひとでも子供でも大人でも
金持ちだろうが貧乏だろうが、おかまいなしに自然は人口を減らしたんだ。

いつそうなるかわからないのだ。
それが生きるということなのだ。

流されたからといって、事故で若くして亡くなったからといって
それは本当に悲しいことなのか?
いつかはみんな、死ぬんだよ。
当たり前のことなんだ。
死なない人もいないし、死なない何かは何もない。
死ぬこと=ゴールがあることは、とてもありがたいリミットなんだ。


だから、悔いのないようにせいいっぱい生きなければならない。
私たちのたったひとつの義務は、生きるということです。




作品を信じる

2012年05月19日 | 思う
私は、人間の中身ほどあてにならないものはないと思う。
大事なのは、じっと見ていいものは、「作品」 だと思う。


料理人だったら、その人の作る料理だし
作家ならば文章。
音楽家なら旋律で
大工だったら作る家だと思う。

技は、その方の本質が出ると思うし
それを愛することは決して間違った方向性ではない。


人を好きになって、愛したいと思って、知りたいと強く思うけど
あんまり信用するものじゃないと思っている。
それよりも、その人が作るもの、産みだすもののほうが大事だし
言葉よりもずっと信用できるものだと思っている。


とても美味しい料理を作る、やさしい味がするからといって、その人はまったく人徳者ではないし
涙が出るほど美しい旋律を並べられる人が、中身がすごくステキかというとまったくそうではないし
素晴らしい作家だからさぞかしいい人物だろうと思っても、ぜんぜんそうではないことのほうが多い。
作品がよすぎるほど、その人は人物評価を低くされてしまうほうが多い。どうしようもない事実だと思う。

大したことがないのに持ちあげられる人のほうが、圧倒的に多いとも思う。
大したことがないとわかっていると、努力もするだろう。
自然の摂理だな と思う。



旅での出会い 後

2012年05月12日 | CURAス
私が出会って影響を受けた3人は、すべて関東からの移住組。

美容室に行く前に、海沿いのカフェで働いていた方と
アロマのお店の方
レストランをひとりできりもりされている男の方

カフェの方と、レストランの男性の方はおそらく30代前半。
アロマの方は、私とおない年でした。


アロマの方のお店は、お店といっても民家で
住んでいるところの1階を施術に使っているのですけど、もうすごい家で
玄関をあがって家に入り、ソファに座ると目の前に絶景が。
水平線しかないんです。

「~極上のリラクゼーション~」というコピーそのまんまの景色がありました。

私は思わず息を飲んでしまい、とつぜん「すごい、すばらしい場所ですね、ここ」
と言ったら、「はい、自分の家だったらはいと言わないんですけど、ご縁があってこの場所を貸していただいています」

という一言から話が始まり
時間を忘れて話込んでしまい、その方がどういういきさつで今ここにいて
どんな生活を送ってきたのか ということを伺いました。
ご実家が秋田県で
お兄様がひきこもりで
屋久島でいったんお金がまったくなくなり、1年間無収入で暮らしたこと
誰にも頼んでいないのに、自分の思う仕事ができ、いたい場所で暮らせていることなど
ほんとうにおもしろい、興味深い人生を歩んでおられました。

私がずっと薬漬けで、冷えとりがきっかけでやめて、その後すごいことになり、今自宅で働いていることなどをお話すると
やはり興味深く聞いていただいていました。
気が付いたら、何もしていないのに2時間が経過していました。

なんといっても同じ年だということが、とてもおもしろい偶然でした。
何かのすごいきっかけになってくれるな と思いました。




カフェの方は、オーナーがとても気さくでおもしろい方だったことがラッキーで
「どこからきたの?「「横浜です」「へえ~、あの子も神奈川なんですよ」
なので帰りぎわに私が、「神奈川の方なんですか?」から始まって

神奈川のどこらへんだとか
屋久島に来てすぐは、寂しさに耐えられなくて泣いていたとか
島住まいのいいところいやなところ、おすすめのお店とか
そんな話をして、とても楽しかった。


カフェの方、美容師さん、アロマの方が口をそろえて
「おいしいからおすすめ」と言っていたのが、小瀬谷というところにある、malo というレストラン。


そのときなんだか食欲がなく、定食が食べられなかったのですが
「豆乳ティラミス」というのを頼んでみたら、もう絶品!
やさしいけどパンチのある味でした。
材料にものすごくこだわっているらしいです。

カフェの方は雇われていた方だったけど
アロマの方と、maloのおふたりは、たったひとりで島に来て、ゼロからひとりで仕事して、生きている。
そりゃあもう、大先輩です。
生きるってこういうこと  を、毎日ビシビシ感じながら生きているのがよくわかった。

詳しく言うとアロマの方は、ホテルのマッサージャーとしても収入があるので
maloの方は、ほんとうに大変で、ほんとうに本気でひとりなんだな と。
ものすごい人気店のようですが、誰も雇わないのにもわけがあるのかな と、勝手に想像を膨らませていました。


次回行くときは、この3件にまた寄ろうと思ってます。

旅での出会い 前

2012年05月11日 | CURAス
こんにちは!

GW、私はうまれて初めて屋久島に行きました。
3泊4日の短い旅でした。
やっと慣れて、これからというときに帰ることになり、
今度からは旅に行くときはせめて1週間、できれば2週間くらい宿泊しよう と心に決めました。

あちらでは民宿に泊まったのですが、ほとんど の宿泊客は登山が目的で
有名な縄文杉や白谷雲水狭などが目的のようでした。


私は、やっと最近杖を手放したばかりで、まだ長時間歩くことができなかったので今回はやめました。
(あとで地元の方に聞いた話だと、縄文杉の前で写真を撮ろうと、1時間半の列ができていたそうです。
あんなパワースポットに行ってまで記念写真が撮りたいのか・・と、やはり行かなくて良かったと思いました)


真ん中の2日間、まるまる予定がもちろんないのでどうしようかと
1日目はなんだか頑張って、1日バス乗車券を買ってあれこれと回ってみたのですが
なんだかヘトヘトになるだけで、よくわからない1日を過ごしてしまったので
2日目は、もう何も考えないで好きなことしよう! と決めて
観光スポットだの、名所だのをもうぜんぶ無視して

私はいきなり、美容院に行き髪の毛をバッサリ切りました。
また、ベリーショートにしてみました。

地元の美容師さんがとてもお話好きな方で、おすすめのお店などを教えてくださり
その中のひとつ、アロママッサージに、午後行ってみることにしました。

私が泊まったところは安房というところで、美容室もそこにありましたが
アロマのお店は平内というところらしく、またバスに揺られて30分くらいかけて行きました。

そこで出会った女性、その前後に出会った女性
最後の日に出会った男性 が、みんな30代から40代で
私が目指している生き方、いいなあと思っている考え方をしていたので
ものすごく、ショックと勇気と興奮を与えてもらいました。

後半に続く。