crossroadからのお便り

柏崎久雄が、いろいろな人との出会いや出来事を「交差点からのお便り」(クロスロードノート)として報告させていただきます。

クリニックからのお知らせ2015.7月

2015年07月02日 | マリヤ・クリニック

*  院長が院外出張のため、7月14日(火)の午後の診療は15時からとなります

*  公費の小児のワクチン接種時の付き添いに、父母ではなく、祖父母や叔父叔母等が付き添われる場合には、市指定の委任状に保護者(父母)直筆の記入が必要となっています。ご注意ください。

*  栄養指導や個人的ご相談、セカンド・オピニオンなど、内容をお伝えの上、予約をお願いします。

*  病児保育のご利用には、前もって登録をしておいてください。詳細はホームページや配布資料をご覧ください。

*  機能性低血糖症の研修会が、7月11日(土)14時より16時まで3階研修室であります。講師は柏崎モンド事務局長で受講料1000円(患者)、定員6名です。申し込みは受付まで。

* マリヤ・クリニック待合室で行われる聖書を読む会は、7月14日(火)午後2時~2時20分です。どなたでも参加できます。 

*  ㈱ヨーゼフでは8月5日(水)まで『ヌクレオBコンプレックス』『イノシトール・B3』『スーパーイーストナイアシン』『スーパーイーストB12・葉酸』のキャンペーン販売を行います。詳細は店舗でご確認ください。

*  7月2日(木)10時~12時に千葉福音キリスト教会婦人会主催の寺田節子親業シニアインストラクターを講師にした「コミュニケーションで築くホンネの交流」がマリヤ・クリニック1階待合室で、無料であります。

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一般社団法人障害治療研修所

2015年07月02日 | 低血糖症治療の会

 一般社団法人低血糖症治療の会を名称変更して、一般社団法人障害治療研修所になり、下部組織として「低血糖症治療の会」と「発達障害治療の会」を持つことになりました。開業以来、機能性低血糖症の治療を進めてきて、治療法も確立し、会員も定着して、その啓発に役立ってきました。

 発達障害については、一般の医療機関や政府の指針では、治療できるものとしては認識されず、支援や療育が必要なものとされています。幾つもの原因と治療の複雑性もあり、単一の原因治療を行う医療機関はありますが、それらを複合して発達障害治療を行う医療機関はマリヤ・クリニックだけであると思われます。

 機能性低血糖症治療では、15年間は他の医療機関や医師から批判攻撃されてきました。「精神症状を治すということはありえないので、そのようなことを言う医師はおかしい。」というもので、ひどいものも多くありました。むろん、現在ではよく理解され、大学病院などからの患者紹介も多くなってきました。発達障害の治療を始めて、同じようなことが起こってもいます。

 発達障害のお子さんを抱えた家族は、非常に困難な状況であることが多く、私たちは患者同士の交流や治療に関する研修、そして治療の有効性と保険適用の認定に向けて、患者の会を設けることが必要であると判断しました。6月に初めての研修会を持ち、多くの感謝の声を聞いています。

 患者さんの祖母からお手紙をいただきました。発達遅滞と診断されていたお孫さんは、3年間の治療を経て、小学校の普通学級に入学し、読み書きも運動も遅れなく、元気な生活を送っているそうです。息子さんの一人は発達障害者で、「息子は障害者年金や手当、福祉の世話になっていますが、孫は税金を払える大人に成長するでしょう。」と力強いお言葉でした。お孫さんのように治療できる人が増えれば、「多くの家族の一生に亘る長い障害者介護の負担がどれだけ減ることでしょうか。」とも訴えられ、障害治療研修所の活動を喜んでくださいました。 また、別の患者さんで息子さんが改善した医師が、発達障害の治療の為に開業を予定されています。

 現在の法人活動は、低血糖症で改善した方々の献身的な奉仕で運営されています。発達障害の患者さんのご家族が加わって、同じような交わりと活動が進められたらと願っています。何事も順調に行くものはありませんが、少しずつ進展させていきたいと思います。悔いのない人生を送れれば、それで良いでしょう。        

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