CozyConer

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考えさせられるぜアジア

2006年02月23日 | 本と雑誌

先日、フリマ出店してたときのこと。友人のN氏が1冊の本を手渡してくれた。井沢元彦著「逆説のアジア史紀行」だ。最初なんのことやらわからず、「とにかく考えさせられるから読んでみて」と半ば強制的に渡された本だった。昨年の秋、小泉サンが突然靖国神社を参拝した。案の定、中国や韓国は一気に反発。ボクも靖国神社に興味を持ってついつい仕事が終わり夜にかかわらず立ち寄ってしまったこともあった

これまでボクらは、先の大戦は他国への侵略戦争であり、多大なる被害を近隣諸国に与えてきた、と学んでいる。ボクの受けた印象である限り、戦争を美化した教えは一切なかった。むしろそれを機会に戦争を永久放棄する憲法が出来たことに誇りを感じていた。

この本を読むと少し考え方が変わってくる。中国や韓国が歴史問題を問いてくると、ちょっと引け目を感じることはなかっただろうか?ボクらの先代が行った野蛮な行為、ボクらが悪いわけじゃないが、どうもバツが悪い気がしてしまう。しかしその後の日本政府はそれなりの対応を取っているし、戦後60年を越えたところでボクらには実感すらないのだからもう忘れて欲しいのに、彼らは大使館を襲ったり、日の丸を焼いたりの暴挙に出てくる。その反面、仕事で中国の人と付き合うこともあるが、非常に友好的でありあんなことをする国の人とは思えない。ヨン様だってそうだ。前回のサッカーワールドカップからものすごく韓国が近い国に感じるようになってきた。

この両面はいったい何なのかが、この本を読むことでなんとなく理解できた。内容は、ちょっと右寄りなのかなぁ~という気もしないではないが、もっとニッポン人としてどうどうとしていようと言う気になる。台湾の例も挙げてあるが、台湾はあまり反日という影響は少なく、読んでいてホッとする話がいくつも出てくる。戦後、自分の国を守る為に反日に向ったり親日に向ったり様々な試みが今になって露骨に影響しているらしい。これからアジアを旅行するという人がいたら、是非ともご一読して欲しい。決して楽しい愉快な話ではないが、アジア人としての常識を得ることができると思う。

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やっぱり・・・

2006年02月23日 | ニュース

Sa330100 だから言わんこっちゃない。先日書いたブログ記事のことだ。

この手の情報は、よっぽどの裏を取らないと返って説得力がなくなるのだ。かれこれネット関係の仕事に従事して十数年になるが、この手のトラブルは日常茶飯事だ。永田議員が勇み足だったのは否めない。

ただし、これが完全に「ガセネタ」だっという話ではない。白黒付ける手段が無いのである。メールヘッダーなんてどうとでも捏造できるのは、皆さん、毎日のようにスパムメールを受け取ってることから体験的にご理解できよう。コンピュータなんてのは、正義の為に使うことも悪事に使うことも平等に力を発揮してくれるのだから。

テレビのインタビューで議員の誰かが言っていたが、この手のお金は振り込みじゃなくって直接手渡すそうだ。それもなんだかなぁ~という感じではあるが・・・

ま、ホリエモンなら今までの常識を覆すのが常識なので、案外ドライに考えてやっちゃうかもなぁ~という気持ちもなくはない。要はメールが決定的証拠!ってのが無理だったわけだ。このメールが証拠でしょ!と責められてドキドキしている人たち、ちょっと朗報でありますよ!

とは言え、ホリエモンも再逮捕されてライブドアもどうなるかわからなくなってきた。業務で使ってるメーラー、Eudoraだが、起動時に「ライブドア」という文字が目に入る。毎朝ちょっと複雑な気持ちで1日をスタートしているのである。