慣性

昨日は自治会の役員の仕事として、

うちの地域のボランティア団体の総会とやらに出席してきたよ。

まぁ、長い長い…


周り見渡してらみーんな60歳前後。

で、なんの話し合いかっちゅうたら、

『高齢者の生活を助けよう』


なんだかなぁ…


いろんなサービスやお手伝いをしようって言ってんねんけど、

「買い物の代行するゆうても、私も動き回るん大変やし…」

「病院まで送るゆうても、運転に自信なくなってきたし…」


こうゆうの、本末転倒ってゆうんやっけ？

聞いてて切なくなってきたわ。


私はこの団体からしたら、ほんまに異質の、20代の独身女。

みんなの目が怖かったわ。


そんな状態で、いきなり、

「ではメメさん、なにかひとこと、あいさつをお願いします」

ってふられてさ。

なにしゃべれっちゅうねん。


なんかワケわからんまま、立ってあいさつしてんけどさ。

この人たちの笑いの沸点の低いこと。


ちょっとチョケたら大爆笑してくれるねん。

なんか自分がしゃべくり上手な気になって、

ムダに長くしゃべってしまったわ。


会議の後の『これを機にいろんなことしゃべろうゼ会』にも参加。

お茶とお茶菓子が配られて、それぞれで隣の人とかとしゃべんの。


私は、特にしゃべる人もおらんし、

孤独にうつむきながら周りの人たちの会話聞いててんけどな、


「あら、このおやつ二重包装やわ」

「あら、このおやつどこのお店かしら」

「あら、このおやつうず巻き」

「あら、このおやつちょうどええ甘さやわ」


…

なんかしゃべることないんかい！