グルメな主人に仕えたら――澁澤龍彦「グリモの午餐会」

仕える主人が料理にこだわるグルメだったら、使用人はどんなハメに陥るか? それも、ものすごく突飛なアイデアで食卓の演出を司る「美食のエンターテイナー」だったら― そんな夢想に応えてくれる人物がいます。 グリモ・ド・ラ・レニエール。 18世紀後半、奇想天外なる午餐会でパリの人々を仰天させたフランス人です。 澁澤龍彦「グリモの午餐会」を読んで、この奇人を知りました。 どんな奇想天外な午餐会だったかと . . . 本文を読む
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