自分らしさとは何でしょう?
自分が何をしたいのか、よくわかりません。
思ったことを素直に言っても構わないと言われますが、意味がよくわかりません。
こうした疑問を持つ人が多いようです。
現代人は、個性や自分らしさを求められ、その反面で、他者との比較において自分の立ち位置を確かめつつ、他人にどう見られているかを気にしています。
あたかも、ありきたりであることがいけないような気がする。何かが足りない。その何かがよくわからない。現代人特有の悩みではないでしょうか?
そんなとき、どうすればよいでしょうか?
私の場合は、タイムマシンに乗って、過去に旅をします。
カウンセリングルームを開設してもうすぐ3年です。起業すると、不安は今でもたくさんありますが、したいことをしているので不満は払拭されました。勤めている時とは悩みが真逆ですね。
今年一年の目標。三年先の目標。十年後の目標は自分の中に明確にあります。それらの目標に向かうために日々行うことも微調整しながら着実にすすめていると思います。
それでも、自分らしさについては日々、悩むところです。
過去に旅をするとは?
夫と結婚した当初、友人から結婚祝いにいただいた品が、大きめのコタツと、電気ポットでした。ポットはすでに劣化して買い換えていますが、コタツは今もリビングにあります。
しかしながら、コタツは今では部屋の隅で物置台になっていて、室内犬がいるので、3畳のホットカーペットの上には何も置かないようにしていました。
そのコタツを復活させて、新婚当初の住まいに近づけてみようとしました。
そのような行動に至った理由は、私が本当に望んでいる暮らしについて考えたかったからです。
今では着用することがなくなった割烹着。編みかけのマフラー。押し入れを開けると、懐かしいものがたくさん出てきました。
私が目指していた自分像とは、家庭を大切にしながら、仕事を続けることでした。
スケジュール帳がビッシリ埋まるほど、仕事もしたいですが、締切に追われながら、パソコンに向き合いながらも、キッチンでは圧力鍋で、煮込み料理をしつつ、インターフォンが鳴れば、クライエントさんを迎え、カウンセリングを行う。
疲れたら、コタツでうたた寝。時にはすべて忘れて編み物をする時間も愛おしい。
具体的には過去への旅とは、主たる居場所であるリビングを整理することでした。
加齢とともに、微妙に似合う色が変わり不要になったメイクグッズを処分したり、仕事関連の資料に埋もれて、見なくなっていた料理のレシピ本をすぐに手の届くところに配置し直したり、仕事関連の本は、ジャンル別にすぐに取りだせるように置き換えたり、コタツライフを復活させたり、自分にとって何が必要で、何が不要なのかを感じることだったのです。
本当は好きだったことを、あきらめ続けていると、本来の自分らしさから離れてしまうような気がします。
もちろん、専業主婦だった時と、今では暮らしは激変しているのです。同じようにやりたくても、時間的にも体力的にも不可能なこともあります。大切なことは、すでに卒業したことについては、きちんと気持ちの上でも卒業証書を受けとり、継続したいことは、自分の現在のライフスタイルと折り合えるよう、調整することではないでしょうか?
家の中を整理する上では、一人暮らしならば、好きにして構いませんが、家族がいる場合は、自分本位ではいけません。物の配置も、人によって、最適な方法は異なります。夫が現役で会社員だったころは、キッチンの整理はすべて私が行っていましたが、今では、夫の利便性を第一に考えます。(笑)
あなたが、今、些細なことでイライラしたり、何が不満というわけでもないけれど、モヤモヤしているのならば、過去への旅をおススメします。自分らしさとは、自分が大切にしていること、人、物、考え方、価値観などを明確にしていくことだと思います。
自分らしさと自己主張は、まったく異なるものです。もし、「自分らしくしなければならない」というような強迫観念が、あるのならば、その地点で「自分らしさ」からかけ離れていると言えるでしょう。
何が好きだったのか?何が大切なのか?を明確に出来た時、様々なことで断捨離が出来るでしょう。次のステップに進み、新たな何かを得るためには手放す勇気も必要です。
どうぞ、楽しんで、自分さがしをなさってください。1月~3月は、そうした時期かもしれませんね。
気持ちの整理は、話すことから。
山口市緑ヶ丘(グリーンヒルズ)の森に囲まれた静かな自宅で営む心療カウンセリングルーム
かきかわ統合医療相談室
自分が何をしたいのか、よくわかりません。
思ったことを素直に言っても構わないと言われますが、意味がよくわかりません。
こうした疑問を持つ人が多いようです。
現代人は、個性や自分らしさを求められ、その反面で、他者との比較において自分の立ち位置を確かめつつ、他人にどう見られているかを気にしています。
あたかも、ありきたりであることがいけないような気がする。何かが足りない。その何かがよくわからない。現代人特有の悩みではないでしょうか?
そんなとき、どうすればよいでしょうか?
私の場合は、タイムマシンに乗って、過去に旅をします。
カウンセリングルームを開設してもうすぐ3年です。起業すると、不安は今でもたくさんありますが、したいことをしているので不満は払拭されました。勤めている時とは悩みが真逆ですね。
今年一年の目標。三年先の目標。十年後の目標は自分の中に明確にあります。それらの目標に向かうために日々行うことも微調整しながら着実にすすめていると思います。
それでも、自分らしさについては日々、悩むところです。
過去に旅をするとは?
夫と結婚した当初、友人から結婚祝いにいただいた品が、大きめのコタツと、電気ポットでした。ポットはすでに劣化して買い換えていますが、コタツは今もリビングにあります。
しかしながら、コタツは今では部屋の隅で物置台になっていて、室内犬がいるので、3畳のホットカーペットの上には何も置かないようにしていました。
そのコタツを復活させて、新婚当初の住まいに近づけてみようとしました。
そのような行動に至った理由は、私が本当に望んでいる暮らしについて考えたかったからです。
今では着用することがなくなった割烹着。編みかけのマフラー。押し入れを開けると、懐かしいものがたくさん出てきました。
私が目指していた自分像とは、家庭を大切にしながら、仕事を続けることでした。
スケジュール帳がビッシリ埋まるほど、仕事もしたいですが、締切に追われながら、パソコンに向き合いながらも、キッチンでは圧力鍋で、煮込み料理をしつつ、インターフォンが鳴れば、クライエントさんを迎え、カウンセリングを行う。
疲れたら、コタツでうたた寝。時にはすべて忘れて編み物をする時間も愛おしい。
具体的には過去への旅とは、主たる居場所であるリビングを整理することでした。
加齢とともに、微妙に似合う色が変わり不要になったメイクグッズを処分したり、仕事関連の資料に埋もれて、見なくなっていた料理のレシピ本をすぐに手の届くところに配置し直したり、仕事関連の本は、ジャンル別にすぐに取りだせるように置き換えたり、コタツライフを復活させたり、自分にとって何が必要で、何が不要なのかを感じることだったのです。
本当は好きだったことを、あきらめ続けていると、本来の自分らしさから離れてしまうような気がします。
もちろん、専業主婦だった時と、今では暮らしは激変しているのです。同じようにやりたくても、時間的にも体力的にも不可能なこともあります。大切なことは、すでに卒業したことについては、きちんと気持ちの上でも卒業証書を受けとり、継続したいことは、自分の現在のライフスタイルと折り合えるよう、調整することではないでしょうか?
家の中を整理する上では、一人暮らしならば、好きにして構いませんが、家族がいる場合は、自分本位ではいけません。物の配置も、人によって、最適な方法は異なります。夫が現役で会社員だったころは、キッチンの整理はすべて私が行っていましたが、今では、夫の利便性を第一に考えます。(笑)
あなたが、今、些細なことでイライラしたり、何が不満というわけでもないけれど、モヤモヤしているのならば、過去への旅をおススメします。自分らしさとは、自分が大切にしていること、人、物、考え方、価値観などを明確にしていくことだと思います。
自分らしさと自己主張は、まったく異なるものです。もし、「自分らしくしなければならない」というような強迫観念が、あるのならば、その地点で「自分らしさ」からかけ離れていると言えるでしょう。
何が好きだったのか?何が大切なのか?を明確に出来た時、様々なことで断捨離が出来るでしょう。次のステップに進み、新たな何かを得るためには手放す勇気も必要です。
どうぞ、楽しんで、自分さがしをなさってください。1月~3月は、そうした時期かもしれませんね。
気持ちの整理は、話すことから。
山口市緑ヶ丘(グリーンヒルズ)の森に囲まれた静かな自宅で営む心療カウンセリングルーム
かきかわ統合医療相談室