'80s Julie TV session

1980年代TVの中のジュリー・・・
って80年代好きとずっと勘違いされたかな今更思う今日この頃(笑)

●70年代ジュリー番組探求⑥~秋のスターパレード 76’~

2015年03月25日 | その他

 

76年9月17日(金)放送 フジ(午後12:15~13:00)

出・岩崎宏美、研ナオコ、森昌子 ほか

 

 

 

 

オープニング~
サブタイトル「コバルトの季節の中で 今・僕・元気です 沢田研二」

 

 

 

1曲目ボビー・ヴィントンの日本語カバー
「マイ・メロディ・オブ・ラブ」

 

 

 

人肌のぬくもりを感じる楽曲はこの時代ならでは

 

 

 

 

あひょいと
足上げ

 

 

 

 

頻繁に井上バンドの表情もカメラに抜かれる

 

 

 

 

手拍子&合唱も加わり盛り上がるスタジオ内

 

 

 

 

この一見さわやかな好青年も
実は某事件の謹慎明けテレビ出演第一発目なのであった

※追記・台本によると生放送で同じく生放送の9・13の「夜ヒット」が先で二発目のようです

 

 

 

 

2曲目「ミスター・ボー・ジャングル」

 

 

 

 

様々なカバーバージョンが存在するスタンダード曲
こちらもなかなかの名演・名唱

 

 

 

 

 軽やかに♪

 

 

 

 

高く飛び上がり
おどけた♪

 

 

 

 

歌詞に合わせて演じてみせるジュリー
冒頭の2曲は同年のロックンツアーでも歌われている

 

 

 

 

 ワォーン♪

 

 

 

 

エンディングの大野さんのチープなオルガンもどこか淋しげなこの曲にピッタり
バッキングも素晴らしい

 

 

 

ここまで約9分半
画像は時刻入りソース2

 

 

 

短いMC
「それでは脅威の新曲コバルトの季節の中で」

 

 

 

 

 「コバルト」

 

 

 

 

夏の暑さも終わりさわやかな9月後半
40年後の現在さわやかな秋もあまりに短くイメージ出来なくなりつつもある

 

 

 

 

沢田研二28歳
苦難の日々を乗り越えこの青年の前途はいま限りなく明るい(←70年代風に)

注・実際には言ってません

 

 

 

CM明け
小林アナ「テレビ出てない間どんなことをしていましたか?」

 

 

 

「テレビ見たりしてました」

 

 

 

「あっ!研ナオコが出てるカッコイイとかね」

 

 

 

 

 

小林アナ「これからは一つバリバリにやって欲しいと思います」

おしまい 全編 約15分

 

 

 

 


【感想】

・「コバルト」は「脅威の新曲」だったらしい、他の番組でも言ってる。
・これも古くからジュリーファンの間で代々受け継がれてきた映像のようだ。
例によって「コバルト」でプッツリ切れてたり、最後のMC部入りはわりと最近初めて見ることが出来た、あったのさえ知らなかったし。
この記事は3ソース組み合わせてる、ジュリー映像はまるでパズル、後追いは苦労する。
・放送日時を特定出来たのも最近、まさか平日の短期集中の月~金のオビ番組とは思わなかった。
マスターが残ってる可能性は低そう、これのパッと目のさめるようなソースも残念ながら見たことがない。
・76年前後のサウンドは基本的に洋邦どれも好き、これが80年代になるとどうしてああも無機的なサウンドになるんだろうか。
音楽は時代を反映してる、76年頃のこの感じホントにいい時代だったんだろうなと思う、当時音楽とか聴いてなくても幼少期の記憶としてぬくもりみたいな物が体のどこかに残ってる気がする。
・「ミスター・ボー・ジャングル」はキング・カーティスの「アット・フィルモア」のヴァージョンが好きだ。
ある時、自転車で遠乗りしてこれを聴きながら見た景色が忘れられない。

入手難易度(5段階評価=ビデオor R ・not YOUTUBE)

ジュリー部分フルで ★★★~★★★★

☆=半分



 

 

 

 

 

 

 




●1977年の沢田研二③~レコード大賞への道~ 憎みきれないろくでなし

2015年03月18日 | 77年のじゅりー

 


●77年9月4日(日)

TVK サンデービッグプレゼント「沢田研二VS宇崎竜堂」(PM12:00~13:15)

※5月に関西地区で放送した物の再放送と考えられる




日テレ「TVジョッキー」(PM13:15~14:15)
▼短足大会/珍芸!鼻たれ少年/手刀で栓抜き!

司会・土居まさる、相本久美子  出・清水健太郎

※憎みきれないろくでなし 白のスーツ TV初披露?

 


★77年9月5日(月)
21thシングル「憎みきれないろくでなし」発売

 

 

 


●77年9月5日(月)

フジ「夜のヒットスタジオ」(PM22:00~22:54)
▼ただ今帰国 結婚おめでとうフォーリーブス
出・フォーリーブス、郷ひろみ、ピンクレディー、キャンディーズ、野口五郎ほか

※憎みきれないろくでなし

 

 


●77年9月7日(水)

NHK「歌のグランドショー」(PM20:00~20:50)
▼恋の奴隷の3年半/おめでとう王選手
出・八代亜紀、高田みづえ、奥村チヨ、島倉千代子

※勝手にしやがれ




●77年9月8日(木)

NHK「歌のグランドショー」(PM15:05~15:55)

※前日の再放送


●77年9月10日(土)

TBS「8時だョ!全員集合」(PM20:00~20:55)

▼ドリフの金庫泥棒 勝手にしやがれ!
出・ちあきなおみ、浅野ゆう子、桜田淳子

※憎みきれないろくでなし 志村けんと付き人コント 会場・渋谷公会堂






●77年9月15日(木)

フジ「スターどっきり(秘)報告」(PM20:00~20:54)
▼沢田屁/淳子キリドキリドに乗せられベット体操
/みづえの寝床に男の姿!?/狂獣に奈々錯乱

※画像はイメージ





●77年9月18日(日)

TBS「千と一慶生放送」(PM12:45~13:15)
▼予想 沢田は大賞を獲るか?

※憎みきれないろくでなし

 

 

 ●77年9月24日(土)

フジ「1977年下期の勝負曲はこれだ!」(PM22:00~22:54)

出・山口百恵、ピンクレディー、野口五郎、狩人 ほか

 

●77年9月25日(日)

テレ朝「歌謡ハラハラサンデー」(PM13:45~15:00)

出・三沢あけみ、郷ひろみ、岡田奈々、角川博

 

 

●77年9月26日(月)

フジ「夜のヒットスタジオ」(PM22:00~22:54)

出・西城秀樹、高田みづえ、あおい輝彦、児島洋子、新沼謙治
八代亜紀、荒川つとむ、森昌子

 

 ※井上堯之負傷により脱退中の速水清司が参加

 

 

 

●77年9月27日(火)

テレ朝「プレイタイム23」(PM23:10~0:10)
▼今夜再び!グループ・サウンズ全特集

※何らかの形で話題になった可能性あり

 

 

●77年9月29日(木)

TBS「トップスターショー 歌ある限り」(PM21:00~21:55)
▼一周年 ビッグフォーここに大競演!

出・森進一、五木ひろし、布施明、沢田研二=東南西北

※トルコ行進曲、ラテンメドレー(東南西北)、憎みきれないろくでなし ほか

 

 

 

 

 ●77年9月30日(金)

日テレ「歌まね合戦スターに挑戦」(PM19:00~19:30)
▼熱演!沢田研二特集!!

司会・やすし・きよし  出・新沼謙冶 ほか

※憎みきれないろくでなし

 



東京12チャン「高峰三枝子ゴールデンスターショー」(PM20:00~20:54)
▼歌いまくる沢田研二 モナリザの微笑~勝手にしやがれヒットパレード

※モナリザの微笑(with高峰)、追憶、湖畔の宿、時の過ぎゆくままに、危険なふたり、憎みきれないろくでなし
巴里にひとり、勝手にしやがれ

番組最終回

 

 ●77年10月1日(土)

フジ「ズバリ!当てましょう」(PM19:00~19:30)
▼沢田研二の真夏の出来事から出題/女子大生ほか

※憎みきれないろくでなし

 


●77年10月2日(日)

TBS「それゆけ!レコード大賞77’」(PM19:30~20:55)
▼完全予想燃える第一線歌手総まくり

出・五木ひろし、布施明、森進一、山口百恵、小林旭
野口五郎、八代亜紀、森昌子、桜田淳子

 

TBS「サウンド・インS」(PM23:00~23:30)

出・日野皓正クインテット

※勝手にしやがれ、ロックン・ロール・メドレー   03年にCSで再放送

 


●77年10月3日(月)

フジ「夜のヒットスタジオ」(PM21:00~22:48)
▼10周年記念第一弾!
二度と見られぬ顔あわせ!大集合・大熱唱
ビッグ4熱唱・五木・沢田・森・布施
男女御三家ペアで挑戦/ピンクレディー大会/ご対面特集

出・ザ・ドリフターズ、森進一、五木ひろし、布施明、梓みちよ
小柳ルミ子、和田アキ子、内山田洋とクールファイブ、野口五郎
西城秀樹、郷ひろみ、森昌子、山口百恵、桜田淳子、高田みづえ
キャンディーズ、ピンクレディー

※危険なふたり、マイ・ウェイ(五木・沢田・森・布施)

 

 

 

 

●77年10月4日(火)

日テレ「おしゃれ」(PM13:15~13:30)

 


●77年10月7日(金)

東京12チャン「ハーイ!2時です」(PM14:00~15:00)
▼ジュリー、さゆり、しげる 歌で幕あけ金曜日

※勝手にしやがれ、憎みきれないろくでなし

 

●77年10月8日(土)

TBS「8時だョ!全員集合」(PM20:00~20:55)

▼ドリフの海底2万マイルのたたりだ!!
出・梓みちよ、木之内みどり、吉田真梨

※憎みきれないろくでなし 志村けんと付き人コント  会場・市原市民会館

 

 

●77年10月9日(日)

フジ「クイズ!ドレミファドン」(PM12:00~13:00)
▼沢田研二テレビファッションショー

出・太田裕美

※憎みきれないろくでなし

 



●77年10月13日(木)

フジ「スタードッキリ(秘)報告」(PM20:00~20:54)
▼独占!麻丘めぐみ結婚詳細報告
沢田鉢巻しめてキリド舞/もう戻れない淳子ブー
細川たかしに深夜の恐怖

 

 ※憎みきれないろくでなし

 

 

●77年10月16日(日)

東京12チャン「ヤンヤン歌うスタジオ」(PM19:00~19:54)
▼ジュリーのお尻に注射がブスリ!!

出・ピンクレディー、山口百恵、岩崎宏美 ほか

※憎みきれないろくでなし、メドレー ダイアナ~ルイジアナ・ママ~オーキャロル~ロックン・ロール・ミュージック
 井上堯之負傷により脱退中の速水清司がリードギターでジュリーとからむ

 

 


●77年10月18日(火)

フジ「ドリフ大爆笑77’」(PM20:00~21:24)
▼まぁコのォ!健康第一全員集合!!
サウナでドリフの品評会/激突!長介・志村のガンコ同士
沢田の歌手付き人/ルミ子の悩殺ダンス/モシモの歯医者三態

出・梓みちよ、小柳ルミ子、テレサ・テン、五十嵐夕紀、高田みづえ

 

※憎みきれないろくでなし

 

 

 

●77年10月19日(水)

NHK「歌のグランドショー」(PM20:00~20:50)
▼決定!これが今年のヒットだ!
百恵に秀樹に五郎にジュリー・さゆり・狩人・健太郎

 

 

TBS 水曜劇場「ムー」(PM21:00~21:55)

出・渡辺美佐子、伊藤四郎、郷ひろみ、樹木希林

※憎みきれないろくでなし、トラブル(with郷ひろみ)



 

 


●77年10月20日(木)

TBS「トップスターショー 歌ある限り」(PM21:00~21:54)
▼私の結婚するひと・・・山口百恵

出・小林旭、野口五郎

※トラブル~ブルージーンと皮ジャンパー~北の宿から
~冬の旅~愛は限りなく(with野口)、憎みきれないろくでなし

 



●77年10月23日(日)

フジ「クイズ!ドレミファドン」(PM12:00~13:00)
▼珍問続出!沢田研二のバカウケ音楽博士!

※憎みきれないろくでなし



東京12チャン「ヤンヤン歌うスタジオ」(PM19:00~19:54)
▼爆笑ピンク・レディーモデル修行

出・山口百恵、郷ひろみ、清水健太郎、桜田淳子

 

※憎みきれないろくでなし

井上堯之負傷により脱退中の速水清司がリードギターでジュリーとからみ「ヤンヤン」2種あり、この日か不明

 

 

●77年10月24日(月)

フジ「夜のヒットスタジオ」(PM22:00~22:54)

出・郷ひろみ、狩人、しばたはつみ、矢吹健、荒木由美子、清水由貴子、河島英五、小柳ルミ子

 

※憎みきれないろくでなし

 

 

●77年10月25日(火)

フジ「栄光のビッグスター77’」(PM20:00~21:24)
▼全国ロケ敢行!スター完全密着取材!!/黄金の7人

出・森進一、野口五郎、山口百恵、キャンディーズ
郷ひろみ、ピンクレディー

※勝手にしやがれ

 

 

 

 
●77年10月26日(水)

TVK「横浜音楽祭」(PM18:30~21:00)

出・石川さゆり、野口五郎、ピンクレディー、八代亜紀、清水健太郎
ダウンタウン・ブギウギ・バンド、阿木燿子、荒木由美子、狩人ほか

※会場・横浜文化体育館



●77年10月27日(木)

TBS「トップスターショー 歌ある限り」(PM21:00~21:54)
▼ひたむきに歩く女の道・・・八代亜紀

出・布施明、松崎しげる

※懐かしの歌謡メドレー(with布施明)、勝手にしやがれ ほか

 

 



●77年10月28日(金)

フジ「ヒット歌謡ベスト20」(PM20:00~20:54)
▼生中継!77’大賞候補勢ぞろい

出・五木ひろし、西城秀樹、桜田淳子、野口五郎、ピンクレディー



●77年10月30日(日)

テレ朝「歌謡ハラハラサンデー」(PM13:45~15:00)

出・森昌子、浅野ゆう子、角川博、ピンクレディー

※憎みきれないろくでなし

 

 

 

 

★77年10月29日 梅田コマ劇場    約140分        
                                
♪太陽は燃えている                                
♪フィーリング                                
♪コンドルは飛んでゆく                                
♪トラブル~ブルージーンと革ジャンパー                                
♪ろくでなし                                
♪サントワマミー                                
♪捨てないで                                
♪そして今は                                
♪キャンディ                                
♪恋は邪魔もの                                
♪危険な二人                                
♪ロックンロール・チャイルド                                
♪メモリーズ                                
♪俺とお前                                
♪本当の人生を                                
♪憎みきれないろくでなし                                
♪ハウンド・ドッグ                                
♪サティスファクション                                
♪勝手にしやがれ

 

 

 

【感想】

・これまたとんでもない露出量、「勝手に」が特別なのは秋に入っても新曲の「憎みきれない」と平行して、番組で披露する機会が多いことだろうか。
・「憎みきれない」の当時映像が案外少ないとは感じていたが、やはり自分の見てる物なぞごくわずかでしかなかったか、とてもかなわない。
・この時点で幾つか番組・日時が特定出来ない映像がある、ラテ欄にも表記されてないのも多少あるだろうが、新聞当日のラテ欄から書き出してるので、情報は正確かつ実際出演した8~9割近くはカバーしてる自信はある、ただしワイドショーなどやはり後から追うには限界も感じる。
・「ぎんざNOW」のイアン・ギランとの共演回も日時特定出来ず、5月に出た時なのかもしれない。
・77年で特に残念なのはNHKの「歌のグランドショー」、77年だけでもかなり出演してると言うのに、マスターテープはほとんど残ってなさそうだ、なんてこった・・・

 

 

 

 

 

 






●70年代ジュリー番組探求⑤~NTV紅白歌のベストテン 77’~

2015年03月14日 | その他

 

77年11月21日(月)放送 日本テレビ(PM20:00~20:54)

司会・堺正章、岡崎友紀  
出・八代亜紀、ピンクレディー、野口五郎、清水健太郎、石川さゆり、岩崎宏美 ほか  

会場・渋谷公会堂

 

 

オープニング~舞台が開きジュリー登場

 

 

 

1曲目「勝手にしやがれ」

 

 

 

帽子投げがキレイに決まる

 

 

 

 

2回目の日本歌謡大賞受賞
喜びの報告

 

 

 ここで司会の2人が登場

 

 

 

「紅白歌のベストテン」には実に4年ぶりの出演

 

 

 

掛け声と共に
ある世代には懐かしのタイトル

 

 

 

 CM明け~徳光アナによる名調子が昭和を感じさせる

 

 

 

徳光アナ「栄光という空間に彼の帽子が大きく弧を描いた」

 

 

 

徳光アナの語りから一転~2曲目「危険なふたり」へ

 

 

 

「危険な」のおなじみのアクション

 

 

 

 

3曲目「追憶」

 

 

 

「素顔が・・・キレイだ」一瞬セリフ調になるヴァージョン
カッコイイ

 

 

 

 

 4曲目「時の過ぎゆくままに」

 

 

 

 後姿さえスター

 

 

 

5曲目 ピンクレディーと「シーサイド・バウンド」

 

 

 

 

6曲目「憎みきれないろくでなし」

 

 

 

最新曲は長めの約2分

 

 

 

徳光アナ「沢田研二は必ず今歌ってる曲が最も好きであると答える」

 

 

 

ラストは「アイ・ビリーブ・イン・ミュージック」

 

 

 

多くの名場面を産んだ
渋谷公会堂

 

 

 

背後から出演者登場

 

 

 

 

 

ジュリー絶頂
あぁ1970年代よ

 

 

 

大団円でおしまい

 

 

 

 

【感想】

・全編20分もないがジュリー絶頂を代表する映像の1つだと思う。
・これもないものでもないと思うけど、意外とネット上で見かけないのは不思議。
・コレの高画質版をたまに夜中見ちゃうとヤバイ、もっと見たくなってそんなモンやたらめったらあるワケもなく、逆にストレスがたまる。
・小説「あなたがパラダイス」に「ジュリーを見てる時はまばたきするのも惜しかった。映像を時間からひきはがして永遠に見つめていたかった。あの頃録画機なんかなかったから。」とある、まんざら大げさな表現ではないと思う。
考えられない年代のジュリーの映像が残ってるのは、古くから魅了された人達がどうしても残しておきたかったんだろうと感じる。

入手難易度(5段階評価=ビデオor R ・not YOUTUBE)

★★★~★★★★

☆=半分

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


●70年代ジュリー番組探求④~日本レコード大賞 その栄光と涙 78’~

2015年03月14日 | その他

 

78年1月5日(木)放送 TBS(午後21:00~21:55)

 

 

オープニング~78年元旦AM0時30分 有栖川公園

 

 

「勝手に」を口ずさみ歩く
受賞の余韻冷めやらぬ中ニヤけるジュリー

 

 

 

 タイトルから受賞時の「勝手にしやがれ」VTRへ

 

 

 

フルコーラス流しCMへ
OP~約8分

 

 

 

 CM明け
レコ大往時を偲ばせる荘厳な雰囲気

 

 

会場入りする各受賞者

 

 

 

各受賞者の横顔紹介
1曲目 山口百恵「イミテーション・ゴールド」

 

 

2曲目 石川さゆり「能登半島」

 

 

 

CMへ
ここまで~約15分

 

 

CM明け~当日リハーサル風景
ジュリーの紹介

 

 

3曲目「さよならを言う気もない」(約3分10秒)

 

 

 

4曲目 八代亜紀「おんな港町」
CMへ~ここまで約21分

 

 

 

 

CM明け~レコ大本番当日
帝国劇場に向かう車中

 

 

ぶっきらぼうにファンの握手に応じるジュリー
森本マネージャーの顔も

 

 

楽屋で読書中

 

 

 

・・・別番組からの映像・・・
この楽屋場面でインタビューに応じるジュリー
リラックスした表情をのぞかせる

 

 

 

本番直前 午後6時55分
舞台装置の位置に着く

 

 

 

最優秀新人の清水健太郎へ
ジュリーからのコメント~受賞時VTR「失恋レストラン」フルで

 

 

 歌の後もジュリーのコメント続く

 

 

 

最優秀歌唱賞の八代亜紀へ
ジュリーからのコメント

 

 

 

おなじみの受賞場面に合わせ
質問に対するジュリーのコメント

 

 

 受賞場面続く

 

 

受賞後の様子をはさんで
冒頭に続き2回目の「勝手に」

 

 

歌終り 再びCMへ~ここまで約30分

 

 

 

CM明け~1月3日大阪フェスでのライブMC
※放送では約5分、この年の正月ライブの同場面MC部は20分におよぶ

 

 

 

大阪フェスのライブから「アイ・ビリーブ・イン・ミュージック」
~阿久悠のコメント

 

 

歌終りCMへ~ここまで約39分

 

 

 

 

楽屋でのコメント

 

 

 

エンディング~番組内3回目の「勝手に」
※実際のライブでは1曲目に当たる場面

 

 

 

77年末の日本武道館公演に切り替わる
歌終り最後にイェーッと叫び番組は終了~全編約46分

 

 

 

※参考資料

78・1・6 大阪フェスティバルホール (約130分)    
    
オープニング                                
♪勝手にしやがれ                                
MC レコ大報告                                
♪アイ・ビリーブ・イン・ミュージック                                
♪ホット・レッグス                                
♪不明曲    
                            
MC ※別日のこの部分が「栄光と涙」で使用されている
                            
♪思い切り気障な人生                                
♪ラム酒入りのオレンジ                                
♪ママ・・・                                
MC                                 
♪ストーンズ・メドレー                                
井上バンドの演奏                                
♪あなたに今夜はワインをふりかけ     

♪不明曲                                
♪ユア・イン・マイ・ハート                            
♪サムライ                                
♪憎みきれないろくでなし                                
♪サティスファクション(レコ大モロタ コール)                            
アンコール                                
♪いくつかの場面(お客さんと合唱)

 

 

 

 【感想】

・戦時中のグラマンの機銃掃射ファイルムの場所特定をこの前テレビでやってたが、いつか有栖川公園に行ってジュリーポイントの場所特定をしてみたい。
・受賞直後に始まり~3日のフェスティバルホール~5日に放送とバカに段取りがいい。
ほぼ受賞決定を前提に番組製作が始まってたのかもしれない。
・後半に流れるからライブでも一見クライマックスに思えるが、ラストの大阪フェスはライブ前半部に当たる。
たぶん使える絵だけ拾って撮影班は帰ったと思う、年代的にフルで残ってるとは思えない。
・これも自分が知ってるだけで4ソースぐらいある、と言うことはもっとあるのだろう。
あんな時代にそれなりの人が録画してるのに驚く、当時の「レコ大」の視聴率・注目度を考えればない話ではないのかな。
・ただし完全版の入手にはかなり苦労すると思う、ジュリーファン経由のはジュリー以外カットされてる。
マニア的にはキッチリ押さえたい番組、オビ付きレコードのコレクターの心境に近いかも。
・「勝手に」のあと番組は終わるが、実はその後「来週からベストテンが始まるよ」という超レアなテロップが入ってるソースがある。
これはベストテン・マニア垂涎の映像、局にもないだろう。
・以後1978年のTBS木曜の夜9時台は、1年間ほぼ毎週必ずジュリーの歌が流れたことになる、恐るべし。
・最後の武道館の「勝手に」とまったく同じ角度の反対側1F席で、こないだベリーズ工房のラストライブを見て、思わずこの映像を思い出しダブらせて見てた。

余談だが”武道館でアイドルグループのラストライブ”、これがありそうで全くなく、自分の知る限り71年のザ・タイガース、05年のZONE、こないだのベリーズ工房の3つだけかもしれない。
チェッカーズもやったが解散時はもうアイドルとは呼べないと私的には思う、仮に入れてもなお少ないと感じる、ちなみにこれは全盛期のチェッカーズのトップクラスの追っかけだった我が姉が見に行った(笑)
解散時にはほとんど興味なくケジメだったようだ、ジュリーでも現在はまったく興味のない、熱狂的だったファンが相当な数いると思う。

入手難易度(5段階評価=ビデオor R ・not YOUTUBE)
コンディション問わず ★★★
番組フル~ノーカット ★★★★~★★★★☆

☆=半分