みらいのダ・ヴィンチたちへ

できるかできないか。そんなことは明日に任せて、今このときを一所懸命に「ぼく・わたしは考えたよ。描いたよ。作ったよ。」

ドイツの絵と言われましても、、、。

2019年09月13日 08時40分56秒 | カリキュラム

さあドイツの絵を描こう!そうは決めたものの、子どもたちはポカ~ンと宙をさまよう真っ白な画用紙のよう。ドイツなるものの姿がつかめないでいる。無理もないことだ。いきなり知らない国の絵を描けと言われましてもね。ドイツ大使館主催の「わたしのドイツ」絵画コンテストに全員の出品を計画したものの、夏休みの課題やら、猛暑で、挑戦者が少なくなってしまった。課題選択を誤ってしまったか?「じゃあ、やめよう」とは決して口には出せない。あれやこれや、私の薄っぺらなキーワードを並べるも、子どもたちはポカ~ン。久しぶりに焦りを感じたそのとき、Kくんが「ブンデスリーガじゃん!僕知ってるよ」フットボールをこよなく愛する(良い意味でサッカーのことだけしか描けない!と言い張る)彼が沈黙の空気をやっぶってくれた。そこからはみんなでイメージしりとりが始まる。ビール、ワイン、ソーセージ、、、。「大人のばかりじゃん!」いや、バームクーヘンがあるよ。グリム童話やベートーベンもドイツなんだね。みんなが乗ってきたところでドイツの歴史をカンタンに話し、国旗の色の説明をしてみる。「黄色は本当は金色なんだ!知らんかった。カッコイイね」もう、あとは本人にお任せすることにした。

さあ、ドイツが(誰が)東京南麻布のドイツ大使館へ招待されるのか、期待に私の胸が膨らむ。(随行者としてついていこうと目論んでいる)