みらいのダ・ヴィンチたちへ

できるかできないか。そんなことは明日に任せて、今このときを一所懸命に「ぼく・わたしは考えたよ。描いたよ。作ったよ。」

完成まで一年半

2017年01月29日 19時22分46秒 | カリキュラム

学校の授業は総合的に修得することが求められているので、創作科目といえども時間の制約を守らなくてはいけない。当然ながら子どもたちの生来の性格を考慮するに至っていない現実がある。なので、その壁をクリアするための努力は個々に求められるし、その努力こそが将来に生かされる大切な経験です。創作活動(ここでは発想から完成まで)のスピード配分はとても難しい課題です。言うまでもありませんが千差万別で、個々へのアドバイス以外に方法はありません。では何のための塾でしょうか。結論になってしまいますが、塾は失敗から学ぶための経験をたくさんする場なのです。「失敗するのがイヤだ」「笑われはしないだろうか」「コツを教えて」「早く上手くなりたいから、同じ課題は繰り返さなくてもいい」これらすべては間違ってます。失敗から得られる経験こそ技であり、力であり、強い心です。最後はあきらめない。これ以上のアドバイスはありません。あきらめて投げてしまう前に、やるべきは安心して失敗をしましょう。

熊野厳蔵くんのスケッチブック 2016.5 完成したのは2018.1 いろいろな理由があって完成まで一年半かかりました。困難を楽しみました。


最新の画像もっと見る