三杜舎小話

書家天泣のブログです。アトリエ三杜舎から、書道のあれこれ、書作、お稽古風景を綴っていきます。

ユニゾン

2018-02-19 02:12:59 | 書道
「斉唱」という
小磯良平の作品を思い出しながら



稽古でそれぞれみんながが違うもの書いてるのに
なんか自分の中に響く音が同じ
孔子廟堂碑
千字文
そして月例の課題を楽毅論風に


墨すって漂う香り
筆の奏でるロングトーン
紙の擦れるかさかさの感触

最後に余った墨で
次の手本書いてたら
それを見てた生徒さん
言われたことがわかった!んだって

書きやすい環境を整えるのも難しいけれど
肘の開きや
お筆を持つ指の支え

指と掌のお筆の動きは
カラダと呼吸が支えてる
書きたい文字は違うのに
求めるものは同じなんだなぁ



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