僕の小町を紹介します!

彼女の愛犬に惚れました。~えっ?!彼女は?って?…それは…~

要介護

2006年11月17日 17時52分38秒 | Weblog
こんばんは☆こまち母です。
こまち母は現在実習中です。。。あと国試まで3ヶ月しかないのにまだ実習やってます(@_@;)
今は在宅の実習です。いわゆる「訪問看護」ってやつです。
お邪魔させていただくおうちは、とってもアットホームで、家族の方が療養者(病院なら患者なんですけど、在宅では療養者っていいます)の方が快適にすごせるよう、とっても頑張られています。
介護疲れももちろんあります。家族の方が少しでも休めるよう、こちらが援助していきます。
あるお宅では療養者の方がリビングキッチンの真ん中で寝ていらっしゃいました。こまち母のイメージでは、「トイレや風呂に近い奥の部屋」だったのですが、リビングの真ん中にベットがポンとあり、必然的に家族の方がそこにあつまるようになっていました
その方は自分で寝返りをうつことも、痰を出すこともできません。意識も遠く常に
「あーあーあー」と声を出しています。手の拘縮も強くつめ切りは必須です。
でも驚くことに要介護5のその方は、歩きます。
って思いませんか?寝たきりでも歩くんです。一定の時間を決めて家族は療養者を起し、歩いてトイレに行かせます。お風呂にだってはいります。
要介護5の方が歩く?!こまち母はまったく状況が飲み込めていませんでした。
でも家族の方に会って、お宅に上がらせていただいて感じたのは、ここはホントに介護をしているおうちなの?!ということでした。
カントリー調のおうち。庭は手入れされて、キッチンにはきれいな食器が飾られていましたその部屋にいたのです。
娘さん、奥さんが付きっ切りで介護をしていました。テキパキとこなす姿に感動しました。そして
「この人は歩くのが好きだから」
と歩かせるのです。人間、横になったままでは体も頭も働きません。患者様の場合もそうです。体に負担の無い程度に起きたり歩いたりしていただきます。
でもまさか、要介護5の方が歩くなんて夢にも思っていませんでした。
こんな介護っていいな。そう思いました。
でもそれが難しいのが介護ですね。

こまち母のおじいちゃん、おばあちゃんはまだ4人とも元気です。
こまち父上、こまち母上も元気です。
これから先、きっと介護の問題にぶつかることは分かっています。
どんな介護ができるかな。不安でもあり、楽しみでもあります。

こまち母はまだ子どもを産んだ事がないので、親の気持ちはわかりませんが、どの療養者の方もこういいます
家で生活したい。でも家族には迷惑かけてくない。
矛盾してますね☆
親は自分の子どもの足をひっぱりたくないという気持ちが強いようです。
でも他人にオムツ交換されるより身内の方いいというきもちも強いようで。

こまち母上はこういいます。
「世話がいるようになったらリッチな老人ホームに入れてよ。そのほうが気が楽。」
と。お金が無いので無理です。
要介護5になっても歩かせるので覚悟してもらおうと思います。

たとえば皆さんのパートナーの方がいなくなって、自分の身の周りの世話をするのが子どもしかいなくなったら、どうしてほしいと思いますか?
介護者が自分の子であるか、子のパートナーであるかによって多少の差はあると思いますが…
現、時点の考えでいいです☆また意見聞かせてください



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