えいがのひ

映画の感想をつらつらと書いてます。

台風…

2005-08-26 00:19:12 | Weblog
台風の風雨がすごい…
これからますますピークらしいし。
明日の朝は台風一過といきたいところなのですが…
台風後の、ぴかぴかすぎる眩しい太陽って
なんとなくわくわくするし。…例え夏場のギラギラでも。

今週は映画観に行きませんでした。
更新ナシも寂しいので、久しぶりにおえかきツール。

なんか相変わらず動作が不安定…
保存時エラーされるのは勘弁してほしい。
これも3枚目…
javaとか環境は悪くないはずなのに…

気楽に描けるのがおえかきツールのいいところなのに、
保存されなきゃ意味がない~
時間かけたのがエラーだと、
また駄目かなって、どんどん適当な絵になっていくし。

保存が反映されるまで時間がかかりすぎるなぁ。
また保存されなかったのかなとすごく不安。



マダガスカル

2005-08-18 22:33:37 | 映画感想
映画『マダガスカル』

ドリームワークスCGアニメ映画。
こちらの映画館では吹き替え版のみ上映でした…字幕が良かったのでかなり残念。
1本の映画を観たというよりは、シリーズ物の第一話を見たという感じ。
ちゃんとオチもあって、しっかり完結していますが。
とは言っても、とても楽しかったです。

キャラクター達のそれぞれの性格付けがはっきりしていて、子供にも分かりやすくていいし。
登場動物全てが、醒めてたりシニカルだったりと、かなり現代人化しているのですが、
不思議とそのやり取りが微笑ましく思えてきます。
スタッフの狙い通りだろうけど、特にペンギンズはいいです。
情熱(?)的で行動力があって、でも超リアリストなところとか。
船が行きついた先での沈黙の後の台詞はかなり笑えました 。

感心したのは、動物園があるのはニューヨークなので、園内の鳥の囀りのBGMを切った途端、交差点での喧騒がひっきりなしに聞こえてくるところ。
ちゃんと考えているなぁ、と。
他にも麻酔銃で意識が無くなる所など、古典的表現なのに、あからさまな3D的見せ方で、妙に目新しく見えるし。
ちょっとしたシーンや細かい所に、かなり気を配って作っているのが分かるので、見ていて楽しめます。

上映時間をもうちょっと長くして、少しそれぞれのエピソードをもっと盛り込んでくれたら嬉しかったんだけど…
よし観切った、と思いつつも、なんか物足りない。
もっと話を続けてほしいというのが、どうやら最初のシリーズ第一話っぽいという感想になったみたいです。

しかし、ライオンのアレックスの鬣と、キツネザルのキング・ジュリアンの体毛のCGは秀逸!
あの2匹の毛並みの流れは、思わず触りたくなります。
毛のモデリングがホントすごいなぁ。
そういえば、CGでデフォルメで滑らかな動きをさせる為、
本当の動物よりモデリングの骨格関節をわざと多く作ってあるとか。
そうですよねー余りにもメルマン(キリン)の首しなりすぎだし…
マーティ(シマウマ)とメルマンがもう少し薄い顔付きだったら良かったんだけど…
あっちのキャラは総じて濃いから。
アレックスとグロリア(カバ)程度のデフォルメはとても良かったんですけどね。
やっぱりあっちの作り物やCGキャラクターの可愛い系はあと一歩だなぁ。
子キツネザルのモートがめいいっぱいの可愛らしさの追求なんでしょうが…
確かに、大きなウルウルお目目はとても可愛いけれど、ちょっと全体的なバランス悪いかな?
まぁ日本風可愛い系キャラクターっていうのも、向こうから見たら気持ち悪いのかも知れませんけれど。




亡国のイージス

2005-08-04 22:59:11 | 映画感想
映画『亡国のイージス』

福井晴敏原作。
福井原作の映画は自衛隊総出演です。
『戦国自衛隊』で陸自、こちらで海自とおまけで空自。

しかし原作未読な為、全体的に説明不足…
主演キャラクター達のバックグラウンドがさっぱり見えてこず、キャラへの感情移入も難しい。
ヨンファのFTGの組織も全然分からんし、紅一点の女の子との彼の関係、
そして若きDAISの工作員との絡みも匂わせる程度で全く分からず。
おまけに主演の真田広之が、どこが悪いと言うんではないけれど、演じるキャラクターと微妙に違和感を感じてしまい、
この手の映画のお約束の、なんであんたはそこまで頑張るの?って突っ込みをいれちゃいけないところに、疑問を思っちゃったりして。
もっとそれぞれのキャラクターを掘り下げてくれれば、かなり感動的なものになったと思うんですが…
同原作者の『終戦のローレライ』の映画の方はそれなりにキャラ説明もさらりとこなしていたんだけど。
アクションやらなんやら、それなりにハラハラドキドキするし、迫力もあるんですが、
どうも全キャラクターの行動原理が見えず、ちょっと置いてきぼりになっちゃったかんじ。

タイトルに象徴されるように、今の自衛隊の存在理由ともいえるテーマを真正面から問うのが核なはずなのに、
単なる導入部のモノローグだけで終わってしまったのも残念。
なのでラストも妙に単純に見えてしまって、そんな程度の決意なら大人しくしてなさいと思ってしまう。
なんとなくキャラクターが中途半端なまま。
それとアクションシーンというか、ストーリーの流れが、既にどこかで見たパターンのものになってしまっているのもあんまり。

キャラクター達の過去話を上手くまとめるのも時間的に難しいとは思いますが、
それがあってこそのこの一連の事件の背景なんだから、きっちり描いて欲しかった。
ラスト近くの「お父さん…」ってうわ言が、本当に隠し子だったのか、なんて一瞬思ってしまったし。

さすがに自衛隊全面協力の下、艦はさすがに存在感あります。
まぁだから沈没するところが、滅茶苦茶ショボくみえてしまうのはご愛嬌…なのかな?

これは原作読んでからのほうが絶対に面白かったと思う。
うーん。なんとなく消化不良気味なので、原作を今度読んで補完してみます。



ロボッツ

2005-08-02 23:01:39 | 映画感想
映画『ロボッツ』

表現が面白かったです。
ロボットならではの移動の仕方や生活の仕方など、細かいところの表現がなかなか目新しい。
写実的な3Dと所々のアニメっぽさが、上手く融合しています。
どことなく人形劇を思い出させるノストラジーさ。

ストーリーは普通。というか、CMそのまんま。
まとまっているし、悪くはないけれど、期待してた分にはちょっと足りない感じ。
でも親子の絆シーンはしっかり描いているので、家族連れで見るにはもってこいの映画です。

こちらの映画館では吹き替え版しか上映してなくて、残念でした。
ミュージカル風なところも一部あるし、色々な映画のパロディも盛り込んでいたので、字幕版で観たかったのですが。