りゅういちの心象風景現像所

これでもきままな日記のつもり

長谷川作品の展示の仕方(*‘ω‘ *)

2024-03-26 16:44:44 |  日 記 
とあるコレクターの方から美術館に寄託された作品群を中心に展示しているという今回の展覧会。タイトルにあるテーマに寄せて、他から借りてきているものも展示されているけれど、全体として、ハイクオリティな個人コレクションを拝見させてもらっている、としても、見方としてはあながち間違っていない。
「作品はもちろんなんだけど、なんか品が良いのは。。。展示の仕方ですか?」
さっちゃんが目を見開いて言う。
うん。それ、あるかも(*‘ω‘ *)!
まずは額装のセンスがとても良いのだ。長谷川作品と見事にマッチしている額装。
結構あちこちで作品を眺めてきたけれど、額装について、このセンスは群を抜いて際立っている。派手なことはなにもない。だが、作品が際立つ。
何点か個性的な額装もあるにはあるのだが、主に2つのパターンの額装でまとめてある。
ひとつは、細目のシンプルな木枠のもの。指物師の仕事。潔い直線が彫られていて、スッキリしている。
もうひとつのパターンは銀に塗られた枠に、銀の布張りのマット枠が嵌められているもの。さらに、紙マットの縁に面銀が施されている。
これが長谷川潔の版画作品にとても似合っているだ。
「この額装、真似したくなりますね♪」
ホントに(*‘ω‘ *)!
僕もそう思う。これは参考になるってレベルを超えている。さっちゃんも僕も、いま理想的な展示の仕方を見ているという思いで一致した。
これはきわめて稀な。。。正しく、僥倖と呼ぶべき瞬間である(≧∇≦)b

そして、クオリティの高い版!
わりと丁寧に、たくさんのバージョンの長谷川潔作品に接してきたつもりでいる僕らだけど、個人コレクションを見ることは基本的にはないわけで。見慣れたはずの作品に新鮮な印象を受ける。
作品によっては、刷られた支持体、紙質がまったく違うものの上にプリントされていたりして、これはもうまるで別の作品に見えるのだが、むしろ普段見慣れているものよりもこちらの方が作品に似合っているとさえ思える。
そして、僕らが初めて見る作品も多数。またその試し刷りの展示も大変に興味深い。

1点1点について、とても丁寧に展示されていることが見て取れる。これほど丁寧な展示というのもなかなか出会えるものではない。というか初めて。
配置も余裕があって、だけど間延びせず。なんだろ?気持ち良いとしか言えない、自然な感覚がある。
群馬県立近代美術館の展示は、見ていて大変に気持ちが良いのである(*´ω`*)♪
やっぱり、意を決して見に来た甲斐がありましたね(*´ω`*)♪

ゆっくり、たっぷり見てまわったつもりだが、それでだいたい1時間とちょと。
でも、今日は1日、ここにいるつもり( ・ิω・ิ)g
お昼ご飯をいただいてから、2周目をやりませう(*^ω^)/
「はーい♪お弁当ですね♪」
そう(*^ω^)b
わが家特製「お稲荷さん弁当」を、ちゃんと用意してあるのだ(≧∇≦)/
ま、そのせいで、僕が寝不足になるという、本末転倒が起こってしまったことは、この際、美味しく食べて、飲み込んでしまうことにしませう(^ω^ゞ
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