†紋楼の桃色番外地†

MONNLOW主義+大画面では正しく表示されません+about必読+

†about†

2017年08月03日 | ■about■

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†Only Lovers Left Alive†

2017年04月30日 | ■MOVIE


オンリーラヴァーズレフトアライヴ

※完全ネタバレ

出てくる音楽がかっこいい。さすがジム・ジャームッシュ。
彼の作品だから見てみたのだが、天才スピヴェットもアメリだから見たのだけど
素敵な監督はどんな素材を扱ってもすごい世界観を描いてしまう。

今回のお話は吸血鬼のミュージシャン、アダムと
同じく吸血鬼でその妻イヴが主人公。
妻役のティルダ・スウィントンの表情がとても可愛い。
アダム役のトム・ヒドルストンも相当良い役者だなぁとうれしい発見。
ロキもかなりハマり役だったとは思うのだが今回も相当良かった。

とても退廃的なけだるくてゆるい調子の世界観で、それが見事にクール。
ただだらだらしているような感じではないのに忙しくもない。

アダムとイヴは夫婦だが別々に暮らしている。場所もモロッコと
デトロイトでかなりの距離がある。
アダムは神経質で繊細な感じのタイプで、人間らのことをなぜかゾンビと呼び
この世界にとってロクでもない連中だと不満を持っている。
自宅ではバイオリンやギターなどで作曲活動に専念し
ゆいつ彼の家にやってくる男とのみ接触し、必要なものを手に入れてもらっている。
アダムが吸血鬼なことは当然知らない。
血はどうしているかというと、近くの病院の医師と裏で取引し、手に入れている。

血を飲んだらハイになって牙がのぞく。

そろそろ陽がのぼるという前には寝て夜になって起きてくる。
毎日そういう生活。

イヴが会いに来る。アダムとは三回ほど結婚しているようだ。
人生が長すぎるから何回でもするのだろうか。
何百年も生きているようなのだが、何歳なのか分からない。
イヴは母性の強い感じがする。アダムが甘えられる感じ。
で、二人でゆるーく生活しているところへ、イヴの妹のエヴァが現れる。
いたずらっ子で後先何も考えないタイプの若いエヴァが、アダムは嫌いのようだ。
昔にエヴァが何かやらかして、それ以来90年近くか許せないのだ。
妹だからと寛容なイヴの顔を立てて?とりあえずは一緒に過ごすようになるが
すぐに問題を起こすエヴァ。
彼女がアダムの関わっている男の血を吸って殺してしまうという展開。

仕事のつてだった男を失ったアダムは、イヴと逃げるように
イヴの家があるモロッコへと向かった。当然だがエヴァは追い出されてどこかへ行った。
イヴの知り合いの吸血鬼のおじいさんが、いつも上質な血を分けてくれているのだが
その人との連絡がとれないため二人は飢餓状態に陥りフラフラに。
ようやくその人と会えたものの、おじいさんは、たちの悪い人間の血にあたって死に際。

この先どうしようかと二人は夜の街をふらふらと歩く。
全財産で楽器を買い、死が近づいてるような感覚がするころ
すぐそばに新鮮に見えるカップルがやってくる。
この人たちをいただこうという話になり、オワリ。

な感じ。

人間の血と言っても上質なものでないとあたって死んでしまうとは?

不思議なのは何百年も生きてきて、その日暮らしのような感覚の二人だ。
目立たぬようにそっと生きていくためには仕方なかったのかな。
飢餓状態にならないように、システムを構築できなかったのだろうか?
この何百年かの間に 笑 といろいろなことを思ったりするが
映画自体はとても素敵な世界観で面白かった。
アクションなど一切ない吸血鬼の映画というのも面白い。
しかもアダムとイヴの二人がなんともかわいい。
二人でいることがすごくハッピーで癒されているのだろう。
それに会話がロマンチックで その雰囲気とかもとても良かったな。

こういう、人間以外のものの話の時思うのは、彼らの時間の感覚とは
どうなっているのだろうかというところだ。
何百年も生きてしまう人の時間の感覚が、人間と同じだとしたら地獄だ。
でも血液だけで生きているのだから体も脳も仕組みが違うのだろう。
あたしたちは昔のこととかすぐ忘れるけど、この人たちの昔の思い出って
マジで古代だったりするわけで、そんなことを思い出せるのだから
脳とかどんな感じなんだろう。
世界はどんな風に見えているんだろうな。不思議。

エヴァは後先考えずにすぐ問題起こすので、彼女などすぐに血にあたって
死んでしまうのでは?とも思ったりする。

イヴは何語だろうと網羅している様子で、恐ろしいスピードで読書できる。
それにミュージシャンの吸血鬼ってなんか、ぴったりすぎてちょっと笑える。
でもそれもそうかと思ってくる。なんか、吸血鬼のイメージって、
ミステリアスな黒装束って感じだし、悪魔みたいなにおいのする奴は楽器が似合う。
パーシーではハデスがミュージシャンだった。
ちなみにアダムの作ってる曲がとにかくかっこいい。

エヴァに殺された男だが、ここが吸血鬼だからだろうかとてもクール。
人が死ぬのはもはや当たり前というような感覚になっているのだろう、おそらくだが。
とても淡々としている。それよりこいつ死んでしまってこの先どうする感のが強い。
これだけのドライな様子だと、人との別れなどは彼らにとって
何の意味もないことのように思えてくる。彼らに備わっている本能的なもののせいかは
分からないが、人間の死に動揺していたら血は飲めないし、吸血鬼やってけないんだろう。
普段から人の命や生死について、彼らにとって重要ではなさそうに感じる。
そういう部分は動物的なのかもしれないと思った。

この人たちの今という感覚がどういう感覚なのか想像できないが
過去があまりに近く昨日のような感じだろうか?
人間の感覚で見ていると懐かしい話ばかりして思い出にふけっていると思いそうだが
この人たちの感覚での思い出話はどのような感覚だろうか。

ほんの何光年ほど先だよという表現があれば
80何年も昔のことをまだ覚えているの?というようなものもある。
かなり人間的な感覚で話している風だ。

ところでモロッコで女性歌手が歌を歌っているシーンがあるのだがすごく好きな場面だ。
あの音楽良かったなぁ。

不思議な映画だがとても雰囲気の良い素敵な作品だった。

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†L'extravagant voyage du jeune et prodigieux T.S. Spivet†

2017年04月30日 | ■MOVIE


天才スピヴェット

※完全ネタバレ

10歳の天才少年スピヴェットの話なのだが
見終わったあといつまでも心に切ない感情が残った。
ストーリーは暗くなるようなものではない。
彼は本物の天才なのだが、家族はそのことについて
特に何とも思っていない様子でとてもマイペースに生活している。
学校でも、先生は彼の天才ぶりが鼻につくらしく
子供らしくないと感じているのかイライラした態度であしらっている。
彼には両親と姉と弟がいるのだが、弟は遊んでいる最中に銃の事故で死んだ。
スピヴェットは天才だけに普段から実験などをやっていて、カウボーイの父に
あこがれているような腕白な弟とは一緒に遊ぶと言ってもそれぞれに好きなことを
するような感じになる。
さてそのことがあって家族は、日々変わらぬ生活を続けているようふるまっているが
実際には両親ともに抜け殻のようになっていて、スピヴェットも自分と遊んでいた
時の事故だったために自分の責任のように感じてしまっている。
弟のいなくなった孤独をどうしてよいのかも分からず、また、自分の居場所も
ないように感じているスピヴェットは自分の発明が賞を受賞したことを電話で知り
ワシントンでのスピーチに向かうため、家出をする。

公衆電話から家に電話をしようかと悩むスピヴェットだがかけたりしない。
そっと乗り込んだ貨物車で遠くまで旅していき、途中では警察に追われながらも
ヒッチハイクなどをして無事スミソニアン博物館に到着する。
天才の子供ということで利用できると考えた博物館の野心家の女性が現れ
スピーチ会場へ。スピーチでは自分の発明について軽く触れた後、弟の事故の話をする
スピヴェット。そのエピソードと天才少年というインパクトでマスコミから騒がれ
テレビ番組に出演することになる。司会者は彼の話などどうでもよくて
質問を怒涛のように浴びせていくが、途中でゲストを紹介すると言って
スピヴェットの母親が登場。スピヴェットのせいではないと弟の死について語る母。
帰ろうと言って二人はスタジオを後にする。
追ってくるマスコミなどを無視していくと、そこには父が待ってくれていた。
背中におぶられてスピヴェットは田舎に帰るというのがざっとした展開だった。

父親が彼をおんぶしたときに、父との間のぎくしゃくした感じがとけて
好きなように父に甘えられるスピヴェットにうれしくなった。
スピヴェットにとってそれこそが一番望んでいたことだったと思う。

話の随所に子供心を忘れた大人の姿がたくさん描かれている。

スピヴェットの笑顔がとてもいい。
彼が悲しそうだと本当に辛い気持ちになる。

で、彼は家出をするのだが、結構冒険でもありながら
家族のことが気になってしまう。電話をすることを想像する。
今頃家では大変な騒ぎになっているのではないだろうか?
だけど電話をかけたりはしない。
この心情は見事に子供の時に家出をした人のリアルだと思う。
そこがなんとも切ない。

田舎の景色が美しくて、都会の風景も独特な見せ方をしてくれる。
ゆっくりと弟の死と向き合っていくスピヴェットと家族の成長と絆。
本当に素晴らしい映画だった。

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†A Most Wanted Man†

2017年04月24日 | ■MOVIE


誰よりも狙われた男

※完全ネタバレ

これはねえ、見なくてよかった。いやはやそういう落ちかと。
本当にイライラするオチだった。
単純に言うとこれまで長くテロ対策をやってきた主人公が
ついに様々な作戦が成功し、さあこれで最後だと喜ぶ瞬間に
何もかもがその男の手からすり抜けていくような感じ。
え、今までの時間はいったい?って感じ。
見ていたこちらまでガッカリ感は半端なくて
いつまでも後味の悪い映画でした。
タイトルはこの主人公のことを言っているのだろうな。
もう詳しく思い出すこともないと思う。残念。
思ってたのとは全然違う映画でした。

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†イミテーション・ゲーム 余談†

2017年04月24日 | ■日々言


エニグマで戦争の話に触れた余談だけど。

トランプ大統領のように、シリアで化学兵器が使われたので、ではアサドに
攻撃するというようなノープラン男がその地位にいるのでは不安である。
化学兵器など決して許されない。だがアサドがやった証拠はどこに?
そしてそれに対する攻撃をやって、そのあとはどうするつもりでいるのだろう。
本気でアサドを倒してシリアを復興するというのだろうか。
それはどうやってやるのだろう?
普段から感情的なツイートを打ちまくっているこのタイプは感情的に
行動しているようにしか見えない。

トランプこそスパイだったら、とは映画に沿わせすぎになるが
こういう人って弱みいっぱいありそうで人に悪用されそうなタイプだなぁ。

ともかくイランやその他の国などと戦争するようなことはやめてほしい。
不安なことは山ほどあるし、毎日のニュースはひどい事件ばかりで腐ってる。
情緒の安定しないときは特にニュースなどはひどく暗い気持ちになり
朝から泣くことも多いので、朝からニュース見るのはやめることにした。
シリアの化学兵器のニュースの映像など辛すぎた。

というわけで余談はここらへんで。

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†The Imitation Game†

2017年04月24日 | ■MOVIE


イミテーション・ゲーム/
エニグマと天才数学者の秘密

※完全ネタバレ

エニグマとくればアラン・チューリングというくらい有名な人だ。
彼がひたすらに信念をもってエニグマを解読するコンピューターを
作っていく過程では、上司からスパイ容疑を疑われたり
コンピューターを停止させられそうになったりするのだが
人間とのやり取りがあまりにも苦手で数字としか向き合えないタイプ
だった彼も、女性職員とのかかわりも手伝って、仲間と打ち解けようと
努力するようになる。そして仲間との信頼関係を築き、エニグマを
解読することに成功するのだ。

彼に触れる場合彼の研究の前に、別の人がエニグマの研究をやっていた
ということについて映画では割愛されている。
現物の写真が入手できたことや、そうした過程を経てアラン・チューリングが
エニグマを解読に導くことになる。
当時の現場にはともかくスパイ行為とは無縁ないろんな職業の人間が集められ
実験的に解読に取り組もうとしていたらしい。
ゲイへの差別や女性蔑視なども忠実に描かれていて
今よりずっと差別されて当たり前と思われていた時代の
その愚かさを同時に感じる。

しかしエニグマを解読した後からが、本当の苦労を背負うことになる。
映画で、仲間の一人の兄弟が乗った船が、これからドイツによって攻撃される
と判明しているのだが、それを伝え、その船を助けることはできないとアランは言う。
なぜなら、ドイツに暗号を解読したことが察知されるとまずい展開になるからだと。
自分の家族を乗せた船が攻撃対象とわかっていて助けられないという辛さは
どれほどのものだろうか。
暗号が解読されたことを察知されぬよう、アランとその仲間だけが
どの攻撃を防ぎ、防がないのかを決めていくことになる。
あまりに重たい仕事を遂行していく彼らの苦労も描かれている。
女性職員は自分の仕事によって多くの人が救われ戦争は早く終えられたと考えている。
だからこそ前向きに生きていくのだが、アランはそうできない。
ストーリー中彼はゲイで逮捕され、刑事に向かって過去の話をしていく演出になっている。
親友だった、そして好きだった学生時代の友人が突然死んだことが
彼の中でずっとトラウマになっており、最後の最後まで孤独な心に縛られるアラン。

しかも彼らはスパイとして働いているのだから、その仕事を他人には言えないし
戦時中、何をしていたかを話せない苦労もあっただろう。
抱えている秘密は大きすぎるし、平和のためとはいえ前向きに受け止められない。
しかしそうしなければ背負ったことに心が潰されてしまう。

本当に最後など目も当てられないほど弱り切っているアランが
痛々しかった。

そもそもこの戦争ではほかにも大勢の人たちが想像もつかない苦労や悲しみや
あらゆるものを背負わされ、犠牲になっている。
戦争の中では情報を得る力が強い方でなければ、スパイが優れていなければ
勝つことはできないだろう。
だいたい戦争などという愚かな殺人行為が起きたりすることが大問題なのだ。

それに関する余談は次の機会にして話をもどすけど、
戦争を早く終わらせた人が、このように人知れず苦労を抱えて生きながら、
ましてゲイだってことでも生きづらく、このアランの人生とその時代は
あらゆることを考えさせる。

暗号の解読という点においては痛快だ。これは映画に限らず、暗号が
解読されていく感覚というのはすごくワクワクするものだと思う。
今の時代もやはりネットなどでは特に暗号命な部分があるし
暗号のセキュリティの高さは破られる側と守る側の壮絶な戦いがあり
そういうことに関する本などを読んでいると難しいけど面白い。
そしてそのような人たちの功績を知って、世の中の見えないところで
色々な人たちの苦労や成功があって成り立っているのだなと知る。
そういうことを知ることはとても大切なのではないかなとも思う。

ちなみにだが、確かこのアランを演じたベネディクト・カンバーバッチという役者は
裏切りのサーカスでもやはりゲイを演じていた気がする。

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†Waffle Street†

2017年04月24日 | ■MOVIE


ワッフルストリート
※完全ネタバレ

タイトルからしておいしそうなワッフルがどっさりと出てくる
映画を想像するのだが、違っていた。
だがこの映画はポジティブで楽しくて良かった。

ただ一点だけどうしてもキツかったシーンがある、それは
彼がトイレ掃除をするシーンである。
悲惨な便器が映るのだが、見ないほうが良い。

主人公は金融業界で働くエリートタイプなジミー。
だが彼は首になって就職活動を始めることになる。
転職先は何の変哲もないワッフル店。
これまで彼が関わることのなかった人間を相手にエプロン付けて
働き始めるのだが、この店は1000時間以上勤務したら、店の
オーナー権を購入することが出来るという条件があり、
それなら自分が経営者になろうと決めて、朝も夜もなく猛烈に
働き始めるのだ。
もともとエリートなタイプだから、こういう店はあっていないと
周りからは思われているが、本人はとてもドライというかポジティブというか。
俺は金融業界でやり手だった、などというような自分の過去への
執着や変なプライドなど一切なく、職場がどうであろうと偏見もない人。
で、こうと決めたらもうそこへまっしぐらな人なので、
エリートだった旦那がいきなりワッフル店の店員になり店を買うと言いだして
昼も夜も働きづくめになると、奥さんからはいろいろ複雑になる。
奥さんは妊娠しており今もっとも夫の助けを必要としているときなのだが
いつのまにか車を売ってしまうとか、勝手に店を買うと決めてしまうとか
旦那のまっすぐさに苦労を掛けられるのだ。でも奥さんは結局旦那を支え続けていく。
だからこの奥さんはかなり偉大な奥さんである。

本当にひたすら彼が働きづくめになって過ぎていく日々を追っていく。
見ている方は、そこまでがむしゃらに働くことの潔さや気持ちよさを感じる。
自分もそうしたいような気持になってくる。
とにかく彼の意欲は伝染するようなものを持っている。

で、働きづくめのこの男は、確かに奥さんに苦労を掛けているとはいえ
なかなかいい男になっていく。最終的に店は買い取れない。
そこまでやっても上に裏切られて夢は潰される。
それでも、同僚と築いた絆や、奥さんと重ねた苦労の中で大切なものを
再発見していき、ちゃんと良い結末を迎えている。

この話は実話なのだというのだから、おそれいる。
普通なら自分のやってきたエリート思想やつまらないプライドなどを
人は少なからず持っていてもおかしくはないが、この人は本当に
そういうものに何も興味を持っていないという感じでいさぎが良く
そういう部分はとてもかっこいい。

自分の父親も祖父も会社をやっている人間で、あとを継いでほしいと
願っているのだが、自分の道を見つけていく、この人の地道な努力や
やる気、前向きさなどには、ポジティブなエネルギーを与えられる。

これは見てよかったな。と素直に思った。トイレのシーン以外は。

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†The Intern†

2017年04月24日 | ■MOVIE


マイ・インターン
※完全ネタバレ

ロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイの主演の作品。
この映画すごくよかった。絶対また見たい。
アン・ハサウェイがファッション通販のサイトを運営する女社長ジュールズで
デ・ニーロが、その会社のシニア インターン制度で入社する新人社員のベン。
パソコンの使い方から教えてもらわないとならない彼だけど
温かくて穏やかな人柄は誰もを魅了し、同僚の若者らとすっかりなじむ。
社長のほうはというと、そのようなシニアの社員など仕方なく雇ったので
という態度で、彼に何も仕事を与えずマイペースに仕事をこなしていく。
ベンはなかなか仕事を言いつけられることもなく、だが、前向きに
自分の職場に感謝して、自ら仕事を見つけていく。
そのうちにジュールズともようやく話をしたり彼女の運転をしたりするようになり
徐々に彼女のよき相談相手としても信頼されていくのだ。
この、ベンの人柄には本当に温かい気持ちにさせられる。
ジュールズも自分のことで精いっぱいだったし、夫の浮気についても悩んでいたけど
ベンと関わっていくことで精神的に支えられていく。
とにかく最初から最後までベンの魅力が大きくて最高の映画になっている。

どんな立場になろうと、つらいことを経験しても、
ベンはその環境や周りの人への感謝を持ち続けているから
決して人にやつ当たったり、暗い顔をしてふさぎ込んだり、ブチ切れたりなど
といったことはやらない。じっと耐えて前へと進んでいくのだ。
本当なら怒りたい勝手にしたい文句を言いたいといったことは山ほどあったはずだ。
酔っぱらって愚痴を言いたいような気分になったりしたこともあるはずだろう。
それなのにこのベンは誇りをもって生きている。
少々のことでこの人は折れないし、この人の温かさはこの人の心の強さから
きているのだろう。

いろんな人がいるのだから、こういう人がいても不思議ではない。

この映画のベンには本当に癒される。
アン・ハサウェイはファッション業界が似合うと思うな 笑
本当可愛いしきれいだし。社長だし。夫何してんだか。

この映画は女性におすすめしたい映画かな。

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†Julie&Julia†

2017年04月24日 | ■MOVIE


ジュリー&ジュリア
※完全ネタバレ

料理系の映画は結構好きなので、いろいろとみる。
料理をするのは好きではない、でもきれいな料理が出てくるのを
見るのは癒される。

最近SNSでは料理系のところに行くとはっとするほど
素敵なお弁当やご飯がたくさん紹介されている。
デコられているものは基本的にすごいとはおもうのだが
想像するだけで食べたくないようなものばかりが目立つ。
毎日の夕食をどこの高級なお店だろうかというほど気合を入れて
作り続ける人も多くいる。
自分が夫なら、そのようなスキのないご飯は、
たった一日なら素敵だが毎日のことになるなら遠慮したい。
シンプルできれいで美味しそうな料理があたしの好みのようだ。

健康だけを考えた徹底したもの、完ぺきな食器やレイアウトや料理など
節約にこだわりやすさに徹底したもの、とにかく徹底された
スキのなさが日々続くことが怖いのである。
そのような物と毎日向かい合うことは不安になるのだ。
ほっとするご飯、単純で材料費もそんなにかかっておらずとも
「この味」と思うご飯が素敵だなと。

はたしてそういうご飯は写真写りが良くないのだろうか?
そんなことはないと思う。
料理のSNSで一番不憫に思うのは、どっかのプロの料理の写真から
見よう見まねでただとってきたような、まねされたレイアウトの
貧相さ。真似されただけのレイアウトには何の計算もないから
安っぽく感じて好きではない。
毎日美しく料理を花だのなんだので飾っては写真を掲載している
方が結構いるが、そういう人たちは、その一枚を作るために重ねた
凝縮された努力やセンスなどを滲みだしている。
そうだからはっとする一枚になるし、日々その方々は料理以外の
あらゆる美からも学ぶことに必死の研鑽を積んでいるのだろうと
想像させてくれる。

ただ家のご飯を外国風ないかにもインスタで見そうな
つまらないものにしてしまうより、その家その家にあった
飾りやシンプルさや美というのはあるのではないかなと思ったりする。
そしてそれがたくさん世に現れることで見る方は楽しめるのではないか。
そもそも、料理雑誌などに見るようなテーブル、食器、とか
型にはまった今風なものをすべて否定するわけではない。

映画に登場する美しい料理たちは、どこのどんな料理であっても
素晴らしい映像によって演技によって、うっとりするものになっている。
映画で食べ物を見るのは好きだなぁ。とつくづく。

この映画に登場するのは、ジュリア・チャイルドという料理研究家の女性と
ジュリーという人気料理ブロガー。ジュリアは1960年代にフランス料理の
本を出版して一躍人気料理家になり、この映画の話は実在の人物の話でもある。
ジュリーは、その料理研究家ジュリアのファンのような女性で、彼女の
料理本に載ったレシピ524個を一年で作り、その様子をブログに綴り人気を得て
最終的には本を出版するまでになる。
彼女はとてもあこがれているジュリアからは、あまり良い風に思われておらず
その理由を察することもできるが、
フランス料理の本を出版するまでに大変に苦労を重ね、懸命に料理の研究をし
その地位を築いたジュリアのような人生を生きた人だからこそ
若いブロガーによって再び自分の功績や料理が注目された点においては
寛容になってもらえたらと、正直に映画を見て思った。
映画を見ると、どうしてもそこが、ちょっと残念な気になってしまう。

ジュリアはさて、ジュリーが自分の料理本の料理をただ作ってブログに書くだけで
彼女が注目されて地位を築いたことは認められないことだったのだろうか。
そのような理由ぐらいしか今は思いつかないのだが。

おそらくジュリーには人を魅了するような文章のセンスだったり、
ジュリアの料理への熱意などもあったと思うのだ。
ただたんに素晴らしい料理をいくら作って載せようと、
記事が注目されるわけではないだろうから。

料理をやることがだんだんと義務化していき、パートナーとの仲もぎくしゃく
してしまうジュリーだけど、最終的には彼ともうまくいく。
自分に余裕がなくなり周りへ横柄になってしまうのは
とてもわかる話だったし、気づかされることでもある。

そういうことも通していろいろな経験を重ねていく様子、
また、ジュリアの人生の苦労や、苦労をもろともせずに立ち向かっていく
彼女の根気や情熱などは見ていて感動した。

ジュリーは映画の中ではジュリアへのリスペクトや彼女の料理への熱意が
ありありと伝わってきて、ただ適当にとってつけたような安っぽい真似を
したわけでもなく、彼女によって再びジュリアが紹介されたような形に
なっていると感じられた。

まあ実際にはジュリアが何を不快に感じたのかを詳しく知るわけではないが
その点はいつまでももやっとしたままで残っている。
それ以外の内容は素晴らしかった。

家の台所で料理を作り、失敗すると、こんな台所だから失敗したと
彼にやつ当たったりしてしまうところなどは、その行動自体が料理以上に
大失敗なのだが、身に覚えのある人はきっと多いだろうし、
気を付けようと思わせられたりした。笑
彼女が料理にとりかかる姿は一生懸命で、料理やってみたいような
気持ちにもさせてくれた。
あたしは料理するの好きでもないのに。笑
だからいろんな意味で見てよかった。

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†Black Mass†

2017年04月24日 | ■MOVIE


ブラックスキャンダル
※完全ネタバレ

主人公はジョニー・デップ演じる
ホワイティ・バルジャーという実在のギャング。
FBIを利用しながら犯罪を繰り返すアイルランド系の人物で
映画の中の本人の厄介度がとてつもない。
ともかく危険すぎるし、簡単に人を殺すことをもはや
楽しんでさえいる感があり、あんなに異常な状態で
長年地位を保っていたのなら、ぞっとするほかないだろう。
どちらかというと、本編の中でやることなすことは
人の上に立つタイプではなく下っ端のような感じだ。
彼に協力するFBIの幼馴染コナリーは、友達への忠誠こそ
何より大事だと考える人間で、彼こそギャングみたいだ。
ぞっとする不気味さをもつバルディの感じを、うまく
ジョニー・デップが迫力をもって演じているので
見ていると憎たらしい気がしてくる。笑

結局元仲間らにはいろいろな情報を暴露されるし
最終的には捕まるのだが。

正直言って何が見どころなのか分からないし
見ても見なくても良かったような映画だなというのが正直なところ。
クライムムービーだから見たようなノリで、
この主役はただただ憎たらしいような感じだったから
あまり見ていて良い気分でもなかったかな。

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†GODFATHER Ⅲ†

2017年04月24日 | ■MOVIE

※完全ネタバレ


アンディ・ガルシアがドンになっちゃうという展開を聞いていて
Ⅲだけは抵抗があり見たのはずっと後になってからだった。
Ⅲでは年のいったマイケルが、フレドを殺したことで苦しみながら
生きている。彼はなんとか合法的な商売を軌道に乗せて
落ち着きたがっていた。しかしまたしても抗争の種はあり殺人は起き
命を狙われ商売はどうなるかも分からないといった不安定な状態。
ソニーの息子は父親そっくりの短気ぶりで、とてもドンの器では
ないと思うのだが、結果的に彼がドンに落ち着くことになり、
マイケルの娘は自分を狙った暗殺者に殺されてしまう。
ラストでは孤独のうちにひとり息絶えるマイケルの姿。

はっきり言ってマイケルの人生が終わったことで、彼自身もほっとした
ような気がした。

見ているこちらとしては、彼にはとてもついていけない。
いったい何を考えているのかが全然分からない。
ケイとよりを戻したいと真剣な素振りを見せても
合法的な仕事をやって落ち着きたいと思っても
兄のことで苦しんでいても
自分がドンであることとそれは別のように見えて
まるで二重人格みたいな感じがするからだ。

ケイが彼を恐ろしい男だと思っているのは当然だし
彼女より何も考えていないタイプの女性であれば
マイケルに依存させられる病気みたいな心境になっていたかも
しれない。マイケルは人の心を操ろうとするというか
いつのまにかコントロールしていようとする感じがする。
そういう仕事をしている人だからなのか元々のものなのか分からない。
ケイは距離を置いて彼を見ているから助かったともいえる気がする。
付き合っている女性が暗殺者に殺されずとも自殺する可能性もある
ような、そういう危険がマイケルにはあると思う。

そもそも殺人を何とも思わないタイプの人なのだから
普通に理解できる域を超えているのだろう。全体的に。
息子も父の仕事に就かずオペラ歌手になる夢をかなえる。
それが普通なのではないだろうかとも思う。
いくらコルレオーネ家が権力や地位などを手に入れたとしても
どのようにしてそれが成り立っているかを薄々わかっている
家族からすると、そういうものとは距離を置きたいだろう。

この映画のすごいと思うところは、そのあとにほかの映画を見ようと
思っても、なかなか見れるような気分にならないところ。
とにかく濃いし重いし引き込まれ感も普通じゃないし
あたしが好きだからというのもあるだろうが
ずっと後まで心に残るような作品である。

なかなか気分を変えて次の映画にはいかれないのだ。

でもゴッドファーザーはやっぱり1と2が最高かなと思う。
トムも出てくるし。
ちなみにだが、この映画のアンディ・ガルシアの演技は
なんとなくブラッドリー・クーパーを思い出す。
ブラックレインでもそう思ったなぁ。
こちらではやっぱり高倉健が最高だ。

何よりアル・パチーノの魅力は反則だと思う。

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†Lords Of Dogtown†

2017年04月24日 | ■MOVIE

ロード・オブ・ドッグタウン
※完全ネタバレ

ヒース・レジャーが出てる映画を漁っていて見る機会を得た。
彼は本当にすごい演技力だなぁと今回も改めて思った。
この映画ではサーフ・ショップをやってるスキップという
男の役なのだが、常に酒に酔ってフラフラで、非常識で変な人物
と言おうか。さすがだ。

内容はスケーターの若い子たちが主役で、世の中のスケボーの
ブームにのってスターになっていくという感じのストーリー。

仲間で集まってともかく破天荒なすべりとか遊びとかを繰り返し
悪さに夢中になって人の迷惑を楽しんでいる若者らだ。

危機感ゼロでその日めいいっぱい楽しいことだけのために
生きているような時期。
あの、若い時のはちゃめちゃぶりというのは
いったい何だろう。

車の後ろに引っ付いてスケボーしてる男の子たちの映像には
ぞっとした。一歩間違えたら悲惨どころの話じゃない。
そういうスリルを求めて遊びに夢中の若者たちだが、
例えばそのうちの一人はお金を稼いで親を楽にさせてやりたいとか
スケボーのコンテストで勝ってトロフィーを父親に見せたいだとか
家族とのつながりも大切にして生きている。

お互いにライバルで、家族のように付き合っているが
チームの引き抜きなどの件で離ればなれになっていく。
しかし仲間の一人が脳腫瘍になり、また昔の仲間たちが戻ってくる。

楽しいのはスケボーの映像がみられることだ。
いとも簡単にすいすいすべってる様子は見ていてとても爽快。
こんな風にすべれたら夢中にだってなるだろうなぁ。
スケボーのシーンは見ているこちらも夢中になる。

このスケボーの楽しさを感じられるのは、インスタで出会った
スノーボーダーのおかげである。彼には本当に感謝せねばならない。
一度も経験がなくて見るのと、実際にやってみてみるのとでは
多分倍も楽しさが違うと思う。
あたしは全く何もできないのだが、それでもスケボーして遊んだ
経験のおかげで本当に心からわくわくする気持ちを味わうことが出来た。

彼が最初にスケボーやってる映像を見て、
面白そうなのでやってみようと思った瞬間に、
それを口にしたら、その場にスケボーもあって
教えてくれる妹もいたという恵まれた環境のおかげで、
あんなに夢中になる遊びを知れた。

あたしは運動音痴どころか運動のうも知らないし
PTSDの情緒不安定の鬱気味な状態だったが、それでもスケボーは
めっちゃ面白かった。特にスピードを出してすべっているのではなく
基本の動作的な地味で細かなことを練習しているに過ぎないのに
そして実際にそれが出来ているわけでもないのに
なのになぜそんなに爽快感があるのか。スケボーって不思議な魅力を
持っていると思う。

もちろんしょっちゅうこけるのだが、それは怖くない。
当たり前のことだから。ただ腕が使えないほどひどいけがを負う時が
あるけど、それでも懲りるどころか滑りたくて仕方ないという気にさせる。
何もできないあたしですら、こんなにハマるから、
ある程度乗りこなせる人たちはどれほど楽しいだろう。

すべっているときに彼らが見ている世界はどんな感じだろう。

スケボーは一人で遊べるのもいい。チームとか苦手なあたしには
こういう地味にひとりで ずっと遊べるものは最高。

ところでそのインスタのスノーボーダーの彼はスケボーもするのだが
スノーボードの映像なども本当にすごい爽快感で
とてもかっこいい。雪の上をすべるってどういう感じだろう。
あたしはリフトに乗れないので経験することはないだろうが
想像する限りすごく楽しいだろうな。
あたしの親友はそれこそすごくスノボにはまっていたし
一緒に行こうと言われたが、無論のことついていってもゲレンデ出ないよ
と答えていた。彼女は雪の世界が別世界だと言って骨折やねん挫など
なんのそのだと語ってた。

余談だが彼はブランドのスポンサーがついていて第一線で活躍している。
インスタでは彼に描いたあたしの作品などと共にそちらのインスタも
紹介しているのでご覧いただけたらありがたい。

映画に話を戻そう。こういう青春ものは嫌いではないし
使っている音楽なども素敵だ。オジーの曲でスケボーするシーンなどは
なかなか心をつかんでくれる。
気づいたのは、あたしの心は大人になってしまい、
若いゆえの破天荒ぶりとは何だったのだろうかと
今になってつくづく思わせられている。

現在は絶対安静の状態で何もできないのに、スケボーしたいという
欲求がかなり高まってしまった。笑
そういう意味でもこの映画は見て正解だったと思う。
あと、ヒースの演技力もだ。
彼がスケーターになってくれていたら?とちょっとミーハーな
わがままはあるが。

サーフィンの映画でお気に入りの、ライディングジャイアンツも
また見たくなったなぁ。



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R1、ダノン、熊本の水と、自信で便秘退治

2017年04月05日 | ■病気に関すること■

便秘についてだけど
最近、朝にダノンのヨーグルト食べて
夜にR1を飲んでいる。
コーヒー好きだが、バセドウが悪化して
胃の調子がすこぶる悪くホットミルクに変えた。
また、水をふつうの天然ではなく
熊本の水を買って飲むようになって
かなり楽になって来た。

それでもやはり生理前などは便秘に
なりやすいので、そういう時は
温かい飲みものをとったりして
あと便秘に効くツボマッサージと
リラックスするようなことを
積極的にやっている。

糸寒天をスープなどに入れると良いと
聞いたので実行中。

とにかくR1はかなり良いと思う。
出ない時は頼もしい。
後熊本の水は非常に飲みやすく
ガンガン水を飲めるので良い。

そんで何より効果的なのが、
出るという無駄な自信を持っておくこと。
ここは最近まで盲点だった。
出ないとどうしようとか
なんで出ないのかな?という弱気は
便秘を促すようだ。
だからとりあえず、まあ明日は出るかな
くらいにリラックスして構えておくのが
ポイントだ。

現時点では、ちっとも運動出来ないので
運動どころか起きてるのもままならない
ほど体がしんどくなるため、
こうして便秘退治ができているのは
ありがたいことだ。

今後も徹底して続けていこうと思う。
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悪化した

2017年04月03日 | ■病気に関すること■

先月の終わり診察へ行って来た。
ここのところ、薬を飲み始めた頃のような
しんどさが続いていて非常に具合が悪い。

階段を登ったり降りたりすると
動悸と息切れで苦しくなるし
服を着替えたりするだけでもしんどい。
話すのもすぐ疲れる。
あまり意味なく息苦しくなって喉が腫れる。

ベッドがハイベッドで
ハシゴを登るのすら辛い。

ずっと調子が悪いわけでもないのだが
すぐに息苦しくなったり
疲れ方が半端ない。
めまいもよくあるし握力がない時が多く
字が書きにくい。

病院へは、神戸で降りてタクシーで行った。

病状は悪化しており薬が朝晩合わせて
5錠飲むことになった。
来月にもまた経過を見てどうするか
判断するらしい。

そういうわけなので、
家でおとなしくしている他ない。
薬が増えたので、良くなると思う。

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古代ギリシャー時空を超えた旅ー

2017年03月11日 | ■ART


3月入ってすぐのこと、ギリシャ展に行ってきた。
神戸の博物館への道中は、天気予報を裏切って晴れ。晴れ女の実力発揮。


今回は「紀元前700年から「古代」が終わりを告げるまで(西暦330年頃)の
ギリシャ史にスポットを当て、古代ギリシャ文明が長い時を経て、
現代社会への発展とその重要性を方向づける貴重な要素となった姿を
総合的にご紹介する、日本初の特別展」。
(「」内はTREASURES OF ANCIENTGREECEより)

前に行ったギリシャ展では特に神話的な内容が特に興味深かったが
今回は文明的な点が印象づいた。

地味ではあるがストレンギスなどは、リアルにその時代に選手が
身体についた砂などをかき落としている様を想像出来たり、
時代を身近に親しめる内容のものが多かった。

あらゆる品のひとつひとつの線の美しさ、絵や表現の独特さ、
碑文などにある文字の造形のかわいらしさは特に記憶に残る。


特筆すべきはアンティノウスを生で見られたことだ。
彼の彫刻はいろいろあるが、デスクトップにするほど好きで
いつか生で見たいと思って何年か過ぎた今、突然最後のほうに現れたのだ。

やばっと言ってしまいそうになった。
あらゆる角度から気のすむまで見て、おっと思う素敵な角度でいくらか
じーっと眺めていた。至極の時間だった。
今回の展示にあると知らなかったのだから、本当に幸運だった。

何といっても彫刻が好きだ。
その頬のあたりといい、手に浮き出た血管といい、足の指といい、
血が通っているとしか思えなくなる。
きれいな指先にはくぎ付けになる。
身体の曲線美や大理石の色に得も言われぬ魅力がある。

ハドリアヌス。欠けていてもこの美しさなのだから!

モザイクのビーナスもこれまた巨大で見ごたえのあるものだった。

モザイクは写真などで見るといまいちその良さが伝わってこない。
あたしには。
実際に見ると美しさにかわいさもあって、とても素敵だ。

時々動物の作品もあるが、牡牛の像のシンプルで古代な感じはいい。

アンフォラに描かれていたタコなんて、どこかしら間抜けでいて
にくめない個性的なやつだ。なんだかムーミンを思い出す。


牛頭のリュトンは入り口に堂々と宣伝されていたが
実際にそのサイズはそこまで大きいわけでないのに
圧倒する存在感、色の美しさや、空気は半端ではない。

タピさんはこれを見たいがために今回行こうと誘ってくれた。
だからこいつには念入りに感謝しておいた 笑
角の金の色の見事なことといったら。
ほれぼれする。


さてあたしの好きなスペドス型女性像がこのたびも。
このシンプルかつ造形美。みればみるほど素敵だなあと思う。




さらにこのような両手をあげた女神の像も。
こちらもかなりかわいい。実際これは当時とても人気があったそう。

こちらはギリシャの美しい文字。


この杯なんて可愛すぎてやいませんか。
こういうコーヒーカップあったらうれしすぎるのですが。


文明の詳細についてはまたの機会に譲るとして。

毎回のことだが やはりこういうものは
生で見るのが一番だと思う。満足感がちがうし
今回はチケットが格安で入手できたのだが
正規の値段で払ってみても十分に満足できる展示だ。

時間帯のせいか人が割と少なかったので見やすかった。
ロッカーがあったのでコートなんかを置いて行けたのが良かった。
あたしの場合、いつ急に疲れるか分からないため、荷物を
預けられることは重要なポイントだ。

いつものように本を買って帰る。
今回のお土産はあまりぱっとしなかったきがする。
それこそ牛頭のリュトンの小物があればほしいとタピさんは
言っていたのだが、思ったようなかっこいい小物はなかった。
残念。あたしはブックマークや本やマグカップなどを購入。

また改めて触れると思うが、小物のひとつひとつの
美しさは見ていて飽きずにとても興味深かった。
絵などは、本当に面白い表現で、どこか日本の昔の絵みたいでもあった。

体力に不安があったがゆっくり充実した素晴らしい時間を持ててよかった。
また、思ったほど疲れることもなく歩き回れて楽しかった。
女性受けしそうな感じの柄が結構あった気がする。
あちこちで女性や婦人が可愛いと声をあげているのを聞いた。

アルカイックスマイルも再び。あのスマイルはある意味無敵な気がする。


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