なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

「ユーリ・オン・アイス」

2018年02月15日 | 
という曲があって。というか、これは「ユーリ・オン・アイス」というアニメの主題曲、らしいんですね。フィギュアスケートのアニメってどういうんだろう?よく知らないのだが、どうやら世界中にこのアニメのファンがいるらしいのだ。

 アニメの中では、主人公の勇利君が自分の演技に使う曲らしいんだけど、この曲を使って演技したのが日本のペア、木原&須崎チーム。この二人はアイスダンスのペアもなんだけど、気になってて割と以前から応援している。ペアの競技って、もっと日本で盛んになればいいのに~~、と思う事多々あって。

 で、それをオリンピックのフィギュア団体戦、ペアのSPでこの曲を使ったんだけど(というか、今季はこの曲)そしたら、世界中で大反響だったという。NHKもびっくりしたのか、YOUTUBEに、この時の演技を実況解説なしの動画でのせちゃったのだ。



 うーん、こうして聴くと、いい曲ですよねえ。二人は、この後の個人戦もさらにいい得点を出してこのオリンピックで2度もPBを出した。すごい事なんだけど、それでも残念ながら決勝には進めず。レベルが高いですわ、世界は・・・・・・。フリーも見たかったんですけどね・・・・。個人戦では、PCで見つつ須崎さんに「笑え~~」ってついつい叫んでました。彼女の笑顔がチャーミングでねえ。というか、あんなにニコニコしつつ滑ってたのは、このペアだけじゃないかしらね。

 メダルがどうこう、ってやってますけども。なんか、スキーのジャンプ競技なんか見ていると、こりゃあメダルは「運」だなあと。努力がどうしたって、日本のマスコミはお好きですけど、努力なんかどの国のどの選手だってやってる。練習の方法だって、多分どこも変わらない。選手だって選りすぐりの人達なわけで。その中でメダルが取れるかどうかなんか、その時の運に比重がかかってる感じがしてね。ので、メダルの話であくせくしてるって、ちょっと子供っぽいと感じちゃうんだな。

 で、全然違う話。「ユーリ・オン・アイス」という曲、今さらってるバッハのフーガと構成がほぼ同じ感じなんですよ。主題が出てきて、展開して、変奏する。うーん、現代の「クラシック音楽」って、もう、死んじゃったのかなあ。。。。だってさ、武満さん以降、なんというか演奏会で演奏する現代曲で、人の心を掴む曲ってないもんなあ。調性が重視されなくなってから、曲が人の記憶に全然残らなくなっちゃった、のがまずいんでしょうか。あと、今の音楽は「音楽のみ」で勝負できてない。こないだ中西さんもおっしゃっていたけど、例えばゲーム音楽とか、すごくいい曲がどんどん作られてて、要はBGMなんだろうけど、そういう役割が大半になってきているような。ベートーヴェンさん、どう思います??
コメント
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