初心者のクラシック

有名な曲からおすすめの曲まで、できるだけ初心者にも分かり易く紹介します。

クラシックのヴァヴィブヴェボ?

2009年04月27日 | どれにしよう?
たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?

今日は、クラシックのヴァヴィブヴェボ?です。

毎回、思いつきでいろんな事を書いてるこのブログ。今更こんなヘンテコな記事を書いても、普段からご愛読頂いているみなさんなら、「またか…、」くらいで流してもらえれば幸いなんですが・・・。

そんな感じで今日のお話は、
クラシック音楽は作曲家や楽器、曲目などによくこんなカタカナ表記がされる事が多い事は既にみなさん御承知の事でしょう。(ヴァ・ヴィ・ヴェ・ヴォみたいなの)

たとえば、ベートーヴェンだったり、ヴァイオリンソナタだったり・・・

パソコンで打つのも結構苦労しますが、それでもわざわざ「ヴェ」とか「ヴァ」とか書いてあったりするんですね。(自分も使ってますケド)

別に会話をする分には、ベートーベンやバイオリン(「ベ」「バ」)でも、もちろん問題なく通じますし、普通に発音すれば自然に出てくるのはむしろ、この「ベ」「バ」の音のはずです。
逆に「ヴェ」とか「ヴァ」とかの発音を出そうとして、中学時代に習った英語みたいに、会話中にわざわざ下くちびるを軽く噛んでこんな発音をしようものなら、

「なに?!アノ人・・・、ちょっとくらいクラシック聴くからって、何かちょっと調子に乗ってるんじゃない?」なんて話にもなりかねない!?(ちょっと言い過ぎか?)
にしても、クラシック音楽がまた「お高くとまって」とか言って、世間から敬遠される原因にもなり兼ねない!?

なので、話し言葉としては特に気にする必要はないんでしょうが、ブログとかなんとかで、文字に起こすとたいていの場合は、この「ヴァ・ヴェ・ヴォ」になってしまうんですねぇ。


思い起こせば、このブログを書き始めた当初、ちょっと悩んでたんですね。一応ブログタイトルが「初心者のクラシック」なので、極力普通の言葉で分かるように書こう!と思って、「ベートー(ヴェ)ン」っていうのもちょっとどうかな?とか思った事があったんですが、当時、記事に載せるCDを探そうと思ってアマゾンで「ベートー(ベ)ン」を検索すると、やたらCDの検索数が少ない・・・?

あら??やっぱりアマゾンでもクラシックCDはそんなに在庫が無いのかな?と最初は思っていたんですが、・・・そうじゃない。
「ベートー(ヴェ)ン」で検索しないといけなかったんですね!!
ちなみに今でもアマゾンでトップから「ベートー(ベ)ン」を検索すると、その数は1552コ(クラシック音楽)そして、「ベートー(ヴェ)ン」で検索すると、5931コ(クラシック音楽)とその数にはかなりの差が発生してしまう。

さすがにアマゾンで紹介するんだったら、これじゃイカン!と思って極力「ヴェ」の字を使って書くようにしましたが・・・、

最近のGoogle検索だと、仮に「ベートー(ベ)ン」と入力しても「もしかして、ベートーヴェン?」と聞き返してくれるので、検索にはそれほど苦労しないようですが・・・、

それにしても、クラシック音楽にはこの手の名前が多い気がする。
ざっと挙げてみても・・・
ヴィヴァルディ、ベートーヴェン、ヴェルディ、ドヴォルザーク、ラヴェル、ストラヴィンスキー、ショスタコーヴィチ・・・。
かなり多い。

さすがにこれら全部の名前を検索して比べるのは面倒くさくなってきたので、実際の結果は分かりませんが、おそらくその検索数にいくらかの違いは出る事でしょう。


まぁ、日本人からすればいずれも外国人の名前なので、アルファベットのつづりをカタカナ表記をしたときの、表現の違いという事にはなるんでしょうが、ちょっとした違いでも検索文字によって結果が異なるのは当然と言えば当然なんでしょうけど、
「ベ」で探して見つからなかったものが、「ヴェ」に変えて探すだけで見つかったという事があったらマズイので、一応ブログでも気をつけて書くようにしてるという話なんですね。日本語ってムズカシー!(というのはまた別の話だと思いますが)

加えて、このカタカナ表記が名前の一文字目にくる作曲家「ヴィヴァルディ」や「ヴェルディ」なんかは、ちょっと注意が必要なのかも?パソコン検索もそうですが、CD店に出かけても、作曲家が「アルファベット順」に並んでいれば問題ありませんが、「アイウエオ順」に並んでいるとただでさえ濁点で始まる作曲家なのに、ハ行とア行の両方を探す必要がありそうかも?!

そして、更に作曲家名で言えば、ややこしいのが「ラヴェル」。クラシック音楽として、それらのサイト内検索なら問題ないでしょうが、普通のサイトで「ラベル」と検索すると、シールとかマークみたいな、糊で貼りつけるほうの“ラベル”がヒットしてしまう事もありますよね、
まぁ、モノが全然違いますから、これは探した時に一発で分かるでしょうし、それほど問題にはならないでしょうが・・・、

加えて、まぎらわしいつながりでいくと「リスト」もそうかも?!これについては蛇足なのでこれ以上言いませんが、
この他にもカタカナ違いのいろんな間違いネタは結構あるんでしょう。

≪学習漫画≫
ちなみにこちらは「ベートーベン」
ベートーベン―楽聖とよばれた大作曲家 (学習漫画 世界の伝記)
比留間 五月,よしかわ 進
集英社

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そんな感じで今日もグダグダで、ダラダラと書いてしまいましたが、早い話が名前のつづりに「V」の字がついてる人ってことなんですケド。
そして、既に多くのCDを買い揃えた、そこそこ熱心なクラシックファンの方なら、「クラシックあるあるネタ」として軽く流せる笑い話程度なんでしょうが、
一応、クラシック初心者の方にはちょっと注意が居るのかも??というくらいのお話なので、よければ参考にしてみてください。(って言うほど参考になりそうな事を書いてませんが)


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (MUUSAN)
2009-04-28 06:24:20
私はドヴォルザークを「ドボルジャーク」と表記されているのを目にすると、ひざの力が抜けていくような気分になってしまいます……
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おもしろカタカナ (けい)
2009-04-28 22:25:05
いろいろおもしろい書き方がありますよね。
「ドボルジャーク」も見たことありますけど、普段の「ドヴォルザーク」に慣れていると、確かにグラッときますね。
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バリエーションは (eyes_1975)
2009-04-28 23:24:20
よく、バリエーションが豊かだと言うが、これは変化、もしくはバラエティに富んでいるのことを差す。しかし、「バレエ」なんかでは「変奏曲」のことを「ヴァリエーション」あるいは「ヴァリアション」と言う。(正直言って「バレエ」クラシック用語オンチなのよね)
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七変化 (けい)
2009-04-29 00:19:29
バレエ音楽に関してはホントいろいろ出てきますよねeyes_1975さん!
クラシック音楽も英語をはじめとして、ドイツ、フランス、イタリア語他の発音を、どうやってカタカナに変換するかって事なんでしょうけど…、
最初に考えた人は相当苦労したのか、それとも何気なくストレートにスルッと出たのか?
いずれにせよはじめに「ウ」に「゛」をつけて読ませた人はいろんな意味でエライと思う!
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