たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?
今日はホルスト:「第一組曲」です。
ホルストの“組曲”と言えば、「惑星」が有名ですが、今日紹介するこんな曲も作ってるんですねぇ。
そう、吹奏楽部の人には有名なこの曲です。「吹奏楽のための第一組曲」としても有名なこの曲はブラスバンドファンなら知らない人はいないと言ってもいいほど、その界隈ではかなりのメジャー級な一曲です。
文字通り“吹奏楽のための”曲なので、編成に弦楽器が居ないんですね。なのでひょっとしたら、クラシックファンの方は逆に知らない人が多いのかも?!(どうだろう??)
ガッツリとした管楽器の迫力も、もちろんですが、その合間にサラリと響く木管楽器も魅力的な曲です。
また、この曲では金管楽器の、ユーフォニウムの演奏も聴きどころのひとつと言えると思います。ホルストは組曲「惑星」でもこの楽器のソロを作曲していますが、それとはまた少し違った面持ちの曲調が味わえます。
シャコンヌ:
チューバのずっしりとしたメロディが響くと、トランペットが軽やかにふりそそぎ、
続いてクラリネット等の木管楽器が湧きあがってくると、一気に盛り上がり、
ティンパニのドラムロールに続いてトロンボーンのメロディが朗々と響き渡ります。
更に木管楽器を従えてトロンボーンが力強くフレーズを刻んでいきます。
すると、今度はホルンのメロディがゆるやかに響きます。
木管楽器が後をつなぎ、ゆっくりと響くと、少し静かな雰囲気になっていきます。
しかし、再びじわじわと沸き起こるように、ドラムロールが始まると、
トロンボーンのファンファーレにも似たフレーズが高らかに響くと、やがてそれは
トランペットに受け継がれ華やかにラストを飾ります。
間奏曲:
ポン!と木管楽器がひとつ響くと、クラリネットの小刻みなリズムに乗せて、
トランペットが軽やかなフレーズが流れます。
リズムにはタンバリンやトライアングルが散りばめられながらフレーズはフルート、
クラリネットと流れるように続きます。
そして少しずつ盛り上がっていき、シンバルでひと区切り。
少し雰囲気が変わると、クラリネットがしなやかなフレーズを歌います。
メロディはトランペットに引き継がれ朗々と歌われていくと、じんわりと響きます。
さらに、最後に向けて今度ははユーフォニウムが表情豊かにゆったりとメロディを
歌うと、さっぱりと終わります。
行進曲:
高らかに揺れるクラリネットにトランペットが刻みを入れ、
続く金管楽器が次々に低音へと移り、バスドラム、シンバルが響くと、
ラストのはじまりです。
賑やかなリズムにトランペットが負けじとメロディを響かせると、キビキビとした
マーチが始まります。
トランペットを中心にトロンボーンやチューバなどの低音がズバッと迫力をつけると
力強い足並みが綺麗にそろっているようで、聴いていても壮観な印象を受けます。
マーチのリズムがシンバルで一区切りつくと、
チューバのゴツゴツとしたリズムに乗せて低音のクラリネットとユーフォニウムが
ゆっくりとメロディを掛け合います。
そして、クラリネットが高音で間をつなぐと、また雰囲気が変わり、クライマックスへ
向けて、じわじわと盛り上がっていきます。
ホルンからトロンボーン、トランペットへと金管楽器が盛り上げると、
トロンボーンのズッシリとしたメロディに、木管楽器のリズム調のメロディが
お互いに曲を盛り上げていきます。
そして、最後はトロンボーンなどの金管楽器がシンバルや、バスドラムと共に、
ファンファーレを重ねると華やかにラストを飾ります。
いやぁ~個人的にはとっても懐かしの曲ですね。学生時代からオーケストラの曲も既に聴いていたので、当時は特にかわり映えのする曲でもない、くらいのイメージでしたが、改めて聴いてみると、しっかりとした足取りからググッと盛り上がって、惹きつけられる一曲です。
上にも書いたとおり、吹奏楽曲としては有名な曲なので、演奏もそこまで難しい曲という訳ではないので、演奏会でも頻繁に演奏される曲だと思いますが、シンプルな曲だけにナメてかかるとエライ目に遭いそうな・・・、
というか、有名な分だけ皆練習してるから、ちょっとでも間違うと一発でバレちゃうんですよね・・・、コレが。
≪オススメCD≫
実はCDを持ってなかったりするんですが・・・、
【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆★★
怒:☆☆★★★
哀:★★★★★
楽:☆☆☆★★
≪おすすめシチュエーション≫
ブラスバンドでは外せない一曲です。
今日はホルスト:「第一組曲」です。
ホルストの“組曲”と言えば、「惑星」が有名ですが、今日紹介するこんな曲も作ってるんですねぇ。
そう、吹奏楽部の人には有名なこの曲です。「吹奏楽のための第一組曲」としても有名なこの曲はブラスバンドファンなら知らない人はいないと言ってもいいほど、その界隈ではかなりのメジャー級な一曲です。
文字通り“吹奏楽のための”曲なので、編成に弦楽器が居ないんですね。なのでひょっとしたら、クラシックファンの方は逆に知らない人が多いのかも?!(どうだろう??)
ガッツリとした管楽器の迫力も、もちろんですが、その合間にサラリと響く木管楽器も魅力的な曲です。
また、この曲では金管楽器の、ユーフォニウムの演奏も聴きどころのひとつと言えると思います。ホルストは組曲「惑星」でもこの楽器のソロを作曲していますが、それとはまた少し違った面持ちの曲調が味わえます。
シャコンヌ:
チューバのずっしりとしたメロディが響くと、トランペットが軽やかにふりそそぎ、
続いてクラリネット等の木管楽器が湧きあがってくると、一気に盛り上がり、
ティンパニのドラムロールに続いてトロンボーンのメロディが朗々と響き渡ります。
更に木管楽器を従えてトロンボーンが力強くフレーズを刻んでいきます。
すると、今度はホルンのメロディがゆるやかに響きます。
木管楽器が後をつなぎ、ゆっくりと響くと、少し静かな雰囲気になっていきます。
しかし、再びじわじわと沸き起こるように、ドラムロールが始まると、
トロンボーンのファンファーレにも似たフレーズが高らかに響くと、やがてそれは
トランペットに受け継がれ華やかにラストを飾ります。
間奏曲:
ポン!と木管楽器がひとつ響くと、クラリネットの小刻みなリズムに乗せて、
トランペットが軽やかなフレーズが流れます。
リズムにはタンバリンやトライアングルが散りばめられながらフレーズはフルート、
クラリネットと流れるように続きます。
そして少しずつ盛り上がっていき、シンバルでひと区切り。
少し雰囲気が変わると、クラリネットがしなやかなフレーズを歌います。
メロディはトランペットに引き継がれ朗々と歌われていくと、じんわりと響きます。
さらに、最後に向けて今度ははユーフォニウムが表情豊かにゆったりとメロディを
歌うと、さっぱりと終わります。
行進曲:
高らかに揺れるクラリネットにトランペットが刻みを入れ、
続く金管楽器が次々に低音へと移り、バスドラム、シンバルが響くと、
ラストのはじまりです。
賑やかなリズムにトランペットが負けじとメロディを響かせると、キビキビとした
マーチが始まります。
トランペットを中心にトロンボーンやチューバなどの低音がズバッと迫力をつけると
力強い足並みが綺麗にそろっているようで、聴いていても壮観な印象を受けます。
マーチのリズムがシンバルで一区切りつくと、
チューバのゴツゴツとしたリズムに乗せて低音のクラリネットとユーフォニウムが
ゆっくりとメロディを掛け合います。
そして、クラリネットが高音で間をつなぐと、また雰囲気が変わり、クライマックスへ
向けて、じわじわと盛り上がっていきます。
ホルンからトロンボーン、トランペットへと金管楽器が盛り上げると、
トロンボーンのズッシリとしたメロディに、木管楽器のリズム調のメロディが
お互いに曲を盛り上げていきます。
そして、最後はトロンボーンなどの金管楽器がシンバルや、バスドラムと共に、
ファンファーレを重ねると華やかにラストを飾ります。
いやぁ~個人的にはとっても懐かしの曲ですね。学生時代からオーケストラの曲も既に聴いていたので、当時は特にかわり映えのする曲でもない、くらいのイメージでしたが、改めて聴いてみると、しっかりとした足取りからググッと盛り上がって、惹きつけられる一曲です。
上にも書いたとおり、吹奏楽曲としては有名な曲なので、演奏もそこまで難しい曲という訳ではないので、演奏会でも頻繁に演奏される曲だと思いますが、シンプルな曲だけにナメてかかるとエライ目に遭いそうな・・・、
というか、有名な分だけ皆練習してるから、ちょっとでも間違うと一発でバレちゃうんですよね・・・、コレが。
≪オススメCD≫
実はCDを持ってなかったりするんですが・・・、
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【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆★★
怒:☆☆★★★
哀:★★★★★
楽:☆☆☆★★
≪おすすめシチュエーション≫
ブラスバンドでは外せない一曲です。
でも知らない人にとっては精々「ホルスト=惑星」くらいの
認知度しかないところが寂しいのよね。
ホルストの吹奏楽組曲はこの他、「第二組曲ヘ長調」とか
日本人に習って作られた「日本組曲」というもあります。
収録CDは国内版なら佼正出版社から発売されてるのが
一番入手しやすいんじゃない。
「日本組曲」に関しては名前すら聞いたことがあるかどうか微妙な感じですが、ホルストが「日本」をどうイメージして作曲した曲か興味がありますね。
ちょっと聴いてみたいかも?!