アンネン・ポルカ （ヨハン・シュトラウス2世作曲）

たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか？

今日はヨハン・シュトラウス2世：アンネン・ポルカです。

この曲もシュトラウスのポルカの中でも有名な曲のひとつです。やんわりとしたリズムがとても聴きやすい曲なので、初心者にもおすすめの曲と言えるでしょう。

ちなみにＣＤの解説によると、オーストリアにある舞踏会場アンネンザールのために作曲した曲のようです。ひょっとすると名前もここからきているのかな？


　バスドラムと弦楽器のおおきな響きがひとつ、
　その後にはフルートの音色が可愛らしいヒヨコの鳴き声のようにピヨピヨと続きます。
　更にしなやかな弦楽器がスイスイと泳ぐようになめらかにすべり出します。
　ひよこの足どりのような、猫の足どりのような、なんとも独特のリズムと
　メロディがやさしく耳に響きます。
　しなやかな足どりもスネアドラムや、低音の響きが加わると、ズシン、ズシン！と
　しっかりとした足どりに変わります。
　おおきな足どりが一度落ち着くと、もとのしなやかな足どりに戻ります。
　やがて、しなやかな足どりにかぶせるように、シンバルが加わってくると、
　おおきな足どりも近づいてくると、まるでふたつの足どりが並んで愉快に
　歩いているように聴こえてきます。
　最後はまたひとりで、もとの足どりに戻ってスタスタと歩いていきますが、
　ラストは、おおきく締めくくって曲を終わります。


なんともかわいらしい曲ですから、誰でも聴きやすい曲だと思います。
ふわふわとした感じがなんともやわらかい曲ですよね。明るく、分りやすい曲なのでいつでも気軽に聴けます。

≪オススメＣＤ≫
シュトラウスのワルツ・ポルカが入ってます。

美しく青きドナウ～ウィーン・フィル・シュトラウス・コンサート ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ユニバーサル ミュージック クラシック このアイテムの詳細を見る

【コレってどんな曲】
喜：☆☆☆★★
怒：☆★★★★
哀：★★★★★
楽：☆☆☆☆★

≪おすすめシチュエーション≫
ゆっくり、サラッと聴ける曲です。