たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?
今日はモーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」です。
これまでにも、モーツァルトの作品をいくつか紹介してきましたが、モーツァルトに関し
ては、曲がたくさんありますから毎回どれを選ぶかあんまり気にせずに、有名な曲や、
おなじみのフレーズがあるものを中心に紹介していったのですが・・・気付いてみると、
交響曲を1曲も紹介してなかったんですね。という訳で今回は交響曲第41番です。
曲の番号からも分かるように、交響曲もたくさん作曲しているモーツァルトですが、この
41番が最後の交響曲です。タイトルの「ジュピター」はモーツァルトと同時代のペーター
・ザロモンという人が名づけているようですが、この曲のもつ壮大さや貫禄から、ローマ
神話の最高神とも位置づけられるジュピターの名前を付けたようです。
モーツァルトの曲だけではなく、クラシック音楽全体を見ても高い評価を受ける事の多い
この曲ですから、CDもかなり多くのものがあります。そんな曲ですから一度聴いてみた
らいろんな魅力が発見できるかもしれないですね。
ちなみに、「ジュピター」の名前の付いた曲は、以前に紹介したホルスト作曲の「惑星」
の中にもありますし、その曲のメロディで平原綾香さんがシングルで同名の曲を出して
いますから、購入する時は十分に気をつけましょう。(平原綾香の曲と間違える事はないか。)
第1楽章:勇ましい勢いのある曲調のフレーズから始まります。この力強い曲調が
とても印象的だったので、ジュピターというタイトルが付いたのかもしれませんね。
しかし、力強い勢いだけではなく、しなやかで綺麗な流れも時々見せていますから
そういう、メリハリのついた曲調が優しさと力強さのバランスがとれた神のジュピター
のイメージと重なったのかもしれないですね。
第2楽章:ひっそりとした、それでいて、全てを包み込んでしまうかのような、包容力
を持った、とてもやさしい曲に聴こえます。しかし、中盤からはやや険しい表情をみせ
ますが、それでも全体を通して、それさえも覆い隠してしまいそうな、ゆったりとした
曲ですね。
第3楽章:スッキリしたさわやかな弦楽器のフレーズから始まります。明るい曲で、
すこしおどけた感じもします。テンポも軽快で、遅すぎず、速すぎず、あっさりと
気分転換をした感じでしょうか?
第4楽章:最後を締めくくる、しっかりとした雄大なフレーズが始まります。
晴れ晴れとした完成へと向かうひとつひとつの足取りがたくましく、少々の抵抗では
ぴくりとも動かされない、芯の通った力強い演奏が華やかなフィナーレを飾ります。
堂々とした曲ですが、それをいやみに感じさせないゆったりとしたおおらかな、曲です。
包容力のある理想の上司のような、雄大な曲ですね。それでいて、ひとつひとつの細かい
フレーズも、全然焦ったような表現に聴こえないところも、この曲のおおらかさのなせる
業なんでしょうか?
≪オススメCD≫
ひとつづつの音をとらえたクレンペラーの丁寧な演奏でどうぞ。
【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆☆★
怒:★★★★★
哀:☆☆★★★
楽:☆☆☆☆★ →豊☆☆☆☆☆
≪おすすめシチュエーション≫
ちょっぴり優越感に浸れるかも。
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今日はモーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」です。
これまでにも、モーツァルトの作品をいくつか紹介してきましたが、モーツァルトに関し
ては、曲がたくさんありますから毎回どれを選ぶかあんまり気にせずに、有名な曲や、
おなじみのフレーズがあるものを中心に紹介していったのですが・・・気付いてみると、
交響曲を1曲も紹介してなかったんですね。という訳で今回は交響曲第41番です。
曲の番号からも分かるように、交響曲もたくさん作曲しているモーツァルトですが、この
41番が最後の交響曲です。タイトルの「ジュピター」はモーツァルトと同時代のペーター
・ザロモンという人が名づけているようですが、この曲のもつ壮大さや貫禄から、ローマ
神話の最高神とも位置づけられるジュピターの名前を付けたようです。
モーツァルトの曲だけではなく、クラシック音楽全体を見ても高い評価を受ける事の多い
この曲ですから、CDもかなり多くのものがあります。そんな曲ですから一度聴いてみた
らいろんな魅力が発見できるかもしれないですね。
ちなみに、「ジュピター」の名前の付いた曲は、以前に紹介したホルスト作曲の「惑星」
の中にもありますし、その曲のメロディで平原綾香さんがシングルで同名の曲を出して
いますから、購入する時は十分に気をつけましょう。(平原綾香の曲と間違える事はないか。)
第1楽章:勇ましい勢いのある曲調のフレーズから始まります。この力強い曲調が
とても印象的だったので、ジュピターというタイトルが付いたのかもしれませんね。
しかし、力強い勢いだけではなく、しなやかで綺麗な流れも時々見せていますから
そういう、メリハリのついた曲調が優しさと力強さのバランスがとれた神のジュピター
のイメージと重なったのかもしれないですね。
第2楽章:ひっそりとした、それでいて、全てを包み込んでしまうかのような、包容力
を持った、とてもやさしい曲に聴こえます。しかし、中盤からはやや険しい表情をみせ
ますが、それでも全体を通して、それさえも覆い隠してしまいそうな、ゆったりとした
曲ですね。
第3楽章:スッキリしたさわやかな弦楽器のフレーズから始まります。明るい曲で、
すこしおどけた感じもします。テンポも軽快で、遅すぎず、速すぎず、あっさりと
気分転換をした感じでしょうか?
第4楽章:最後を締めくくる、しっかりとした雄大なフレーズが始まります。
晴れ晴れとした完成へと向かうひとつひとつの足取りがたくましく、少々の抵抗では
ぴくりとも動かされない、芯の通った力強い演奏が華やかなフィナーレを飾ります。
堂々とした曲ですが、それをいやみに感じさせないゆったりとしたおおらかな、曲です。
包容力のある理想の上司のような、雄大な曲ですね。それでいて、ひとつひとつの細かい
フレーズも、全然焦ったような表現に聴こえないところも、この曲のおおらかさのなせる
業なんでしょうか?
≪オススメCD≫
ひとつづつの音をとらえたクレンペラーの丁寧な演奏でどうぞ。
モーツァルト:交響曲第35番&第40番&第41番クレンペラー(オットー), フィルハーモニア管弦楽団, モーツァルト東芝EMIこのアイテムの詳細を見る |
【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆☆★
怒:★★★★★
哀:☆☆★★★
楽:☆☆☆☆★ →豊☆☆☆☆☆
≪おすすめシチュエーション≫
ちょっぴり優越感に浸れるかも。
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まだまだクラシック初心者の私にとっては、このところ、曲名と題名がピンと繋がるものがないので、とりあえずホルストのジュピターつながりで、聴いてみました。このCDの中の交響曲40番もポピュラーですね。
私的にはジュピターはホルストの方はドラマティックで印象的でしたが、モーツアルトのは優しい感じがしますね。
実は最初にモーツァルトのジュピターを買って聴いたときは、優しい曲という感じもしましたが、他の作曲家に比べても、おとなしい感じがしたんですね。
だから、ここで紹介している曲でなくても、ちたんさんも他に好きな作曲家からどんどんいろんな曲を聴いていって面白い曲をたくさん発見するのもいいと思いますよ。
このブログも自分の感じた事を書いてますから、実際に他の人が聴いたら違うように感じるかもしれませんし、こちらも参考にしてもらえればうれしいんですけど。(^_^;