たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?
今日はドビュッシー:「ベルガマスク」組曲です。
「ベルガマスク」組曲の中で有名なのは“月の光”ですが、せっかく組曲ですから、曲数も全4曲と少ないですし、まとめて紹介してみます。これまでの「組曲」はオーケストラのための作品を紹介してきましたが、今回の組曲はピアノソロのものになります。全4曲のそれぞれにサブタイトルがついていますから、そんなタイトルから連想しながら、聴いてみるのもいいかもしれないですね。
演奏時間も4曲あわせても、15分程度ですから、サラッとした曲調も合わせてとても聴きやすく、自然な感じでピアノを楽しめる曲だと思います。CDではドビュッシーの他の曲と一緒に録音されている事が多いようです。フランスの作曲家ドビュッシーのオシャレな感じの曲を、何気なく聴いているだけで、ちょっと知的に見えるかも?
第1曲(前奏曲):階段をしっかり踏み出すような、ガッチリした曲調で始まりますが、
曲が進むにつれ、だんだんと、淋しい雰囲気になってきます。キレイなフレーズなん
ですが、どこかつかみようが無いような、不思議な気分にもなります。ゆっくり流れる
フレーズが、自然に聴こえる和音をとてもキレイに聴かせてくれます。
第2曲(メヌエット):ちょっと変わった感じの、妖しげなリズムから始まります。
テンポも速くなり、流れてくるメロディも軽快でサラサラと交ざりあう音はとても
心地よいですね。真夜中の宮殿にライトアップされた池の中央から水が湧き出してくる
ような感じでしょうか、とても鮮やかに聴こえます。
第3曲(月の光):静寂の闇の中で、ぼんやりと照らし出された、庭園に居るような、
そんな雰囲気を感じさせる、しっとりと落ち着いた曲ですね。この曲も有名ですから
きっと、聴いた事ある曲だと思いますよ。中盤から、テンポがやや速まり、軽やかに
曲が走り出すと、さっきまで雲間に隠れていた月の光が、ぼんやりとしか見えなかった
庭園一面を照らし出しているかのように、昼間とは違った夜の庭園の魅力を映し出して
くれているようにも感じます。とても魅力たっぷりの名曲ですね。
第4曲(パスピエ):また、テンポは速くなり、何か急いで何処かへ行かなければなら
ないような、そんな感じに聴こえます。でも変な圧迫感はなく、何かちょっとした、
楽しみのために、家路へと急ぐ足取りのような・・・。早く帰ると家でなにか楽しい
事が待っていそうな、そんな感じですね。
≪オススメCD≫
ジャケットの写真“ワイゼンベルク”はよ。いかめしい顔してますけど、
ドビュッシーの繊細な音をうまく表現してますよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_thank.gif)
【コレってどんな曲】
喜:☆☆★★★
怒:★★★★★
哀:☆☆☆☆★ →幻☆☆☆☆☆
楽:☆☆☆★★
≪おすすめシチュエーション≫
フランスのオシャレな気分になりたくなったら、ワイン片手にこの曲を聴いてみて下さい。
人気ブログランキング⇔参加してます
「くつろぐ」ブログランキング⇔こちらもよろしく
今日はドビュッシー:「ベルガマスク」組曲です。
「ベルガマスク」組曲の中で有名なのは“月の光”ですが、せっかく組曲ですから、曲数も全4曲と少ないですし、まとめて紹介してみます。これまでの「組曲」はオーケストラのための作品を紹介してきましたが、今回の組曲はピアノソロのものになります。全4曲のそれぞれにサブタイトルがついていますから、そんなタイトルから連想しながら、聴いてみるのもいいかもしれないですね。
演奏時間も4曲あわせても、15分程度ですから、サラッとした曲調も合わせてとても聴きやすく、自然な感じでピアノを楽しめる曲だと思います。CDではドビュッシーの他の曲と一緒に録音されている事が多いようです。フランスの作曲家ドビュッシーのオシャレな感じの曲を、何気なく聴いているだけで、ちょっと知的に見えるかも?
第1曲(前奏曲):階段をしっかり踏み出すような、ガッチリした曲調で始まりますが、
曲が進むにつれ、だんだんと、淋しい雰囲気になってきます。キレイなフレーズなん
ですが、どこかつかみようが無いような、不思議な気分にもなります。ゆっくり流れる
フレーズが、自然に聴こえる和音をとてもキレイに聴かせてくれます。
第2曲(メヌエット):ちょっと変わった感じの、妖しげなリズムから始まります。
テンポも速くなり、流れてくるメロディも軽快でサラサラと交ざりあう音はとても
心地よいですね。真夜中の宮殿にライトアップされた池の中央から水が湧き出してくる
ような感じでしょうか、とても鮮やかに聴こえます。
第3曲(月の光):静寂の闇の中で、ぼんやりと照らし出された、庭園に居るような、
そんな雰囲気を感じさせる、しっとりと落ち着いた曲ですね。この曲も有名ですから
きっと、聴いた事ある曲だと思いますよ。中盤から、テンポがやや速まり、軽やかに
曲が走り出すと、さっきまで雲間に隠れていた月の光が、ぼんやりとしか見えなかった
庭園一面を照らし出しているかのように、昼間とは違った夜の庭園の魅力を映し出して
くれているようにも感じます。とても魅力たっぷりの名曲ですね。
第4曲(パスピエ):また、テンポは速くなり、何か急いで何処かへ行かなければなら
ないような、そんな感じに聴こえます。でも変な圧迫感はなく、何かちょっとした、
楽しみのために、家路へと急ぐ足取りのような・・・。早く帰ると家でなにか楽しい
事が待っていそうな、そんな感じですね。
≪オススメCD≫
ジャケットの写真“ワイゼンベルク”はよ。いかめしい顔してますけど、
ドビュッシーの繊細な音をうまく表現してますよ。
![]() | ドビュッシー:ピアノ名曲集ワイセンベルク(アレクシス), ドビュッシーユニバーサルクラシックこのアイテムの詳細を見る |
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_thank.gif)
【コレってどんな曲】
喜:☆☆★★★
怒:★★★★★
哀:☆☆☆☆★ →幻☆☆☆☆☆
楽:☆☆☆★★
≪おすすめシチュエーション≫
フランスのオシャレな気分になりたくなったら、ワイン片手にこの曲を聴いてみて下さい。
人気ブログランキング⇔参加してます
「くつろぐ」ブログランキング⇔こちらもよろしく
その後お変わりございませんか?
突然ですが「選りすぐり♪クラシックブログ」を私のメインブログと合体させました。
http://fc2osusumeblog.blog44.fc2.com/になります。
今後ともよろしくお願いします。
ps・・パスピエは大好きです!でも弾けない・・シクシク
合体したブログをまた、ゆっくり見させてもらいます。ベルガマスクはやっぱり月の光に魅かれてしまいますが、前奏曲もいいと思いますよ。