くろさん亭、おかわり

久々に遠出~九州国立博物館「大英博物館展」

やっと取れた夏休み。

じゃあ、楽しみにしていた博物館へ行くことにいたしましょ♪

きっと来場者も多いでしょうから、平日を狙って・・。

                

九州国立博物館で行われている「大英博物館展」

(今回は、九州国立博物館さんから写真の提供していただきました)

一回は行ってみたい「大英博物館」。

憧れの博物館でもあります。

期待のあまりにブンブ腕を振って会場に入ったら・・・。

平日なのに凄い人・人!

・・ちょっと人酔いをしそう(汗)

まあ気を取り直して、いざ会場へ。

                

まず目を惹くのがガーナの棺おけ(現代のものです)。

なんと・・・愛嬌のあるライオン!

私のときはぜひ、この猫バージョンでお願いしたいもの。

と、現代のお棺のそばには

               

古代エジプトの棺。

ふと見た足の底の部分。

こんなところにも、味のある絵!

こういうところをゆっくり見ていくとどうしても時間がかかります。

・・・毎度のことだけど。

さて。

今回一番見たかったのが、こちら

               

ウルの箱。

素材貝、ラピスラズリ、赤色石灰岩、ビチューメンで作られた美しい箱。

使用目的は謎。

・・・教科書で読んで以来ずっと見てみたかった箱。

実物は、思っていたよりもはるかに小さいものでした。

でも、その存在感。

そして精密な絵。

箱の両面を戦争と平和で表している、らしい。

人類の歴史は常に「戦争」と、「平和」ということを表しているよう。

争いを好んで求める人間はいないとおもいますが。

ひょっとして、それはこんな方々のせい?

               

マヤ文明の祭壇に刻まれた悪霊?

               

意外に愛らしい、アステカの悪霊。

               

宗教も密接にかかわる文明。

これはミトラス教の神像。

キリスト教の拡大によって滅んだ宗教。

(この神像の美しかったこと・・。

うっとりと眺めてしまいました。)

しかし、人間は考える生き物。

               

               (ハリーポッターで有名になったチェスの駒)

いろんな策を考え

               

               (アフリカのイフェの像。圧倒されるリアリズム)

美を愛し
               

               (アストラーベ。スマホ的道具との解釈がおもしろい♪)

そして                

技術を革新していくもの。

               

なんて、考えながら展示をみていたら

いつのまにか展示内容は現代に。

               

これから先の歴史は博物館にどうやって記録されるのでしょう。

今回の展示は最後に「101点目」のモノが展示されています。

それには来場者も参加できるという、粋なはからいがあって・・・。

とても良い締めくくりになったように思えます。

できれば、この展示は是非実際に現地で見て欲しいもの。

(九州国立博物館での展示は明後日9月6日までです)

でも。

英国に行きたい気持ちが、ますます大きくなってきたかも。

なんて、夫どのに言ったら

「スミソニアンなら考えてもいいかも」

う~ん、スミソニアンも行ってみたい。

・・・仕方がない。

気合を入れて働くことにしようっと。
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