音訳ボランティア サークル声

音訳ボランティアについて活動内容の紹介や課題などについて紹介してまいります。

掛川市ふれあい広場

2016-10-16 20:00:00 | 旧ブログ記事

20161016

会場の学習センターは、入り口付近に「ふれあい広場」のピンクののぼりがたくさん並んで雰囲気を盛り上げています。レポートをしている私は今回が初めての体験でした。

ふれあい広場をHPで確認すると、今年は12回目、毎年この時期に行われるようです。このイベント自体は有志により構成された実行委員会がいろいろ企画して運営・実行しているようで若いメンバーが目立っていました。そこに中高生の学生ボランティア、市内の各企業からグループで参加する企業ボランティアが支援に入り、61団体がブース等を出し、活動の紹介や体験、物品・食品の販売している、掛川市社会福祉協議会(市社協)が主催するイベントのようです。

メイン会場のドーム広場、この日は曇の予報でしたが、明るい日差しが広場を照らしています。まだ開会前のメイン会場は各団体が開会前の最終準備を行っています。

 

私たち「サークル声」でお借りしたスペースは、広場の周囲を囲む部屋「担い手の部屋3」でした。約50平米ほどのスペースに長テーブル2つ、椅子10脚があり、そこで活動の紹介と興味・関心がある方には音訳の録音体験をして頂くことにしています。

テーブルの1つは録音体験コーナー。マイクや録音機材、市の広報紙や漢字にフリガナがある小学生新聞などが置かれています。

もう一つのテーブルは活動の紹介コーナーです。視覚障がい者向けのCD等の録音媒体が並びます。藤沢周平などの一般小説のCD、市から作成を依頼された各種マニュアルCD(ごみ分別方法や介護保険ガイド、防災情報)、さらには市議会報告CD等の音訳CDなども並べ、活動が広報の音訳だけではないこともちょっぴりアピールしています。

順序が逆ですが、会場の制約でテープで掲示できる壁面が1面だけだったこともあり、貼り出せる壁には活動を紹介する説明が書かれています。小さくて見えないでしょうか。下の画像をクリックすると拡大して見えます。そこには左には青の、右にはクリーム色の模造紙が貼り出してあります。

青の模造紙には、40年近く前に設立された経緯、更には各方面からの応援、支援を頂いて活動が継続できていることが、感謝と共に書かれています。

クリーム色の紙には、録音をして、編集をして、CDに焼いて、利用者のもとに発送するという市広報を利用者の手元に届けるまでの流れが画像を中心に説明されています。

さて、今日は何人の方がこの部屋に入ってくださるのでしょうか。

10時には、開会式が始まりました。準備を終えた団体は広場に集まり式に参加しています。

開会式が終わると、お客さんが入場し始めます。いろいろな団体のブースに人が入り始めます。

サークル声の会場にもたくさんのお客さんが入ってくれました。

ちょうど、子供たちが音訳体験をしているところです。スタッフがついて声の出し方、大きさの調整などを行い、「上手に読めるね」「漢字にはフリガナがふってあるよ」とか小学生新聞のニュースや広報「かけがわ」を読み上げてもらっているところです。

利用者(視覚障がい者)の説明をしながら、なぜこのようなことが必要なのかを説明させてもらったのですが、判ってくれたかな?

この日、ふれあい広場のイベントは15時まで続きました。録音体験も20名以上の方が体験してくださったそうです。お出で下さった皆さん、スタッフの皆さん、お疲れさまでした。



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