熟睡チニタくんです
半月近くも放置していたのですが、その間も多くの方がご訪問くださりビックリしています
見捨てずに?いてくださったこと感謝×感謝です
ほんとうに有難うございます
うちの子たちは相変わらず元気元気ですよ~
今年は新年早々多忙な毎日で、何やら用事をこなしているとアッと言う間に時間が過ぎちゃってます
やっと出来た自分の時間は犬たちと遊ぶのに忙しくて(笑)
テレビ好きな私が、ほとんど見てないし!(Oh~!アンビリバボー
)
そんな毎日なのですが、先日たまたま、食事中にテレビでやっていた動物番組で興味深いものを観ました
(お行儀悪くてすいません
同時進行の”ながら”人間なので
)
野生のシマウマって、皆さんもテレビでご覧になったことがありますよね。
まぁ大抵、集団で行動する動物は、1頭の強いオスをリーダーに従え、そこにハーレムもしくは群れを形成するのですが・・・
シマウマの場合はハーレムなのだそうです。
そして、自ら築いたハーレムのメスがうっかり他のオスと交わり子を授かると・・・
その赤ちゃんをハーレムのオスが「なぶり殺す」と言う一般的にはショッキングな様子を捉えた映像が流れていました。
チンパンジーもそうなんですよ。
政権交代が行われると、新しくボスになったオスが、前のボスとの間に出来た子猿を「皆殺し」にします。
まぁ、動物にはよくある話で「自分の遺伝子をより多く世に残す」為に普通のことなのです。
強いオスの子孫は心身共にやはり強い確立が高いので、種の保存の為には必要なことなんですよね。。。
人間の目から見たら、なんとも残酷に映りますけどね~
でも、チンパンジーもシマウマも凄くないですか?
何が・・・って。。。
自分の子供か否かが解るんですよ?
特にシマウマに至っては、他のオスと交わった現場はハーレムのオスは見ていないでしょうから(気付いていれば、その時に阻止したと思うし)、数ヶ月も経って生まれた赤ちゃんが我が子かどうかが解るなんて・・・
・・・で、ですね。
これを見て思ったことが、うちのコルクも、
チニタが自分の息子だと解っているのではないか?と言うことなのです。
犬やオオカミは、リーダー犬以外の犬と交わる可能性もあったりするらしいのです。
なので、赤ちゃんは「新しい群れの一員」と言う感覚で、みんなで育てたり面倒を見てくれているんだと、ずっと思っていました。
交配からおよそ2ヶ月・・・
生まれた子犬が我が子だなんてオスには解らない・・・そうずっと思っていたけれど。
先の例を見て、いやいやこれは
と思うようになりました。
コルクに限らず、我が家のオス犬たちは子煩悩な子が多く、よく子犬の面倒を見てくれていました
そして離れて暮らしている異父兄妹や同胎の兄妹たちとも、何年後かに再会しても「旧知の友」のように接していました。
「兄妹だって解ってるのかもね~?」
「でも、まさかね~
」
なんて会話をよくしたものです。
やっぱり解っているのかもしれませんね
まぁ、この場合は「母親が同じ犬」に限られるようですが。
それと、「生後2ヶ月くらいまで母親と過ごした」こともポイントになるようです。
ペットショップに早くに売られてしまうと、解らないみたい・・・です。
そして、流石に「異母兄弟」だと兄妹の意識が薄くなるようです。
「母親が同じ」と言うことがポイント高し!
久々に長く書いたついでに、もうちょっと書いちゃいます
犬の先祖は元々オオカミで、生態も近い部分があるので、さっきちょっと興味を魅かれて調べてみたのですが・・・
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交尾の相手を狼は選り好む。犬は選ばない。
・・・と有りましたが、うちのコルクは明らかに選んでます。
犬だって、誰でも良い訳ではないみたいですよ~。
まぁ、交配の為に排卵日のメスを連れて来られたら「据え膳食わぬは男の恥」とばかりに興味を示しますが、自然交配の場合なら選ぶでしょう。
今までのオス犬を見ていても、そう思います
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狼は交尾をしないでも彼等なりの方法でお互いに慈しみ暮らせる。つがいを形成した二頭は頻繁にグルーミングしあったり寄り添って横たわったりするなど、一連の求愛行動を楽しむ。
これは犬もそうですよ~
コルクとキャヴェは、未だに
です(笑)
その時チニタは、珍しくお父さんから離れて独りでポツンと寝ています
上の写真みたいに
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妊娠期間中も強い絆を維持し続ける。
犬もそうです。
お腹が目立ってくると遊び方も優しい感じに切り替えますし、陣痛が始まった時も体を舐めてやったり、不安を和らげてやるような行動を取ります。
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子供が生まれると、雄は雌の元に食物を運び、巣穴の傍に置く。
これまでのオスにはこう言った行動はありませんでしたが、コルクはやってました。
なので、かなりビックリでした
ジャック・ラッセル・テリアの性質は、オオカミに近いのか?なんて思ったりもします。
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子供が巣穴から出てくると、食事を与えたりグルーミングしたり、一緒に遊んだりと、父親の役を引き受ける。
これは犬もやりますよ~
オスの中には小さい子犬とどう接したら良いのか解らなくて、オタオタする子も居ましたが、1週間ほどでスッカリ父親風を吹かします。
コルクは最初から良きパパでしたけどね~。
排泄の面倒まで見ていましたし
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飼われている成犬と一緒に育った仔狼は、たとえ体が大きく強くなっても、往々にしてその犬に服従し続ける。
これは犬もそうです。
ただ、飼い犬の場合は、飼い主がこれを乱してしまう場合が多いので、同居犬の仲が悪くなったりするんですよねぇ。。。
ちゃんと先住犬を優先しつつ、平等に接してやればケンカするほど仲が悪くなることは無いと思います。
うちは多い時で最高7頭居たことがあり、オスは未去勢で血縁関係がナシの場合などもあったりと常に多頭飼いですが、ケンカになったことは一度もありません。
成犬になってから仲間入りした犬も何度かおりましたが、その場合もケンカはしたことが無いです。
本来、犬は一緒に生活している仲間をとても大切にするものなので、もし同居犬の仲が悪い場合は、今一度、犬への貴方の接し方を考え直してみてください。
同居犬に限らず、人間の赤ちゃんに置き換えても同じことが言えます。
あと、社会性が築かれないまま成犬になってしまった場合は、他の犬と上手くやるのは基本的に難しいかもしれませんね
元々大人しい性質の犬であれば、同居犬を迎え入れることで内気な性格が改善されていく場合もありますが、そうでなければ流血沙汰になる可能性も・・・
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リーダー狼の多くは攻撃性に乏しく、おそらく下位の狼より安全。
これは犬も全く同じです。
昔から「弱い犬ほどよく吠える」と言いますが、犬に対して攻撃的な犬は「恐怖心」からガウる場合がほとんどです。
飼い主さんは「うちの犬は気が強くて」とか「上に立ちたがるんですよ」とか仰いますが、
実は真逆。
本当にリーダーの気質を兼ね備えている犬は、沈着冷静。
そして、優しいです。
これは、犬・オオカミに限らず、群れで行動する動物には共通です。
乱暴な子や気性の激しい子がリーダーになった場合は、仲間からの信用が得られず(特にメスと子)、アッと言う間にボスの座から引き摺り降ろされてしまいます。
これは人間も同じなのでは?(笑)
怖いことに耐えられない子がガウったり、先制攻撃を仕掛けたりするのです。
なのでそう言うタイプの犬は、飼い主がリーダー気質をシッカリ発揮して守ってあげなくては!
「
飼い主の側に居たら安心」と言う信頼関係が築かれれば、犬にガウったり吠えたりしない子になりますよ
飼い主さんがイチイチ動揺したりしちゃダメです。
犬に伝わって、余計に不安がります。
飼い主さんは、沈着冷静・優しさの中にも真の通った厳しさを。
これらを兼ね備えられない人は・・・
正直、気性の難しい犬を飼うのは向かないかもしれませんね
それでも、どうしても犬を飼いたい場合は・・・
個体差はもちろんありますが、比較的大人しくて扱い易いと言われている犬種を選ばれたほうが無難だと思います。
お願いだから・・・
JRTは選ばないで・・・・・(笑)
小さい部屋用の小さいストーブの上に上がるチニタ。コルクはちょっと呆れ顔?