台風14号が近づいていたが、17日~18日、与那国島に行っていた。 「沖縄を戦場にさせない県民の会」主催で、「県民の会」の役員さんら4名、赤嶺政賢衆議院議員、高良鉄美参議院議員、山内末子さんら6名の与党県議団の現地視察に同行した。 自衛隊が増強され、厳しい状況をかかえる与那国だが、糸数町長はさらに、空港の滑走路延長や、樽舞湿原を掘り込んで新「軍港」とする計画を国に要請している。 樽舞湿原は、環境 . . . 本文を読む
防衛局は名護市安和桟橋で6月28日に発生した死傷事故の経過や原因究明もないまま、大勢の警備員にネットフェンスを持たせ、歩道を完全に封鎖してダンプトラックによる土砂搬送を再開した。 私は、7月末に沖縄県警察本部に、「名護市安和桟橋前の国道449号で、(辺野古への土砂搬送が始まった)2018年度以降に発生した交通事故に関する文書」の公文書公開請求をした。 9月13日、4件の人身事故の「犯罪事件受理 . . . 本文を読む
防衛局が8月中旬、鹿児島県庁と奄美大島の4市町村を訪れ、奄美大島から辺野古埋立土砂を調達するために、特定外来生物の調査に入ると通告した。 設計変更申請時点では、沖縄南部地区からの土砂調達を中心に考えていたが、戦没者の遺骨が混じっているということで強い反対運動が起き、沖縄北部地区(本部・名護・国頭)以外には、主に奄美大島から土砂を調達する計画に切り替えざるを得なくなったようだ(今日の報道では、うる . . . 本文を読む
知事が設計変更申請を不承認とした最大の理由は、大浦湾で海面下90mまで軟弱地盤が続いている最も重要なB27地点で、地盤の強度を調べるボーリング調査が行われていないということだった。防衛局はB27地点で、地盤の強度を調べるボーリング調査を実施せず、コーン貫入試験をしただけで、離れた3地点のボーリング調査のデータから、B27地点の強度を類推したにすぎない。 知事は設計変更申請の審査の過程で、「防衛局 . . . 本文を読む
明日は宜野湾市長選の投票日。なんとしても桃原さんの勝利を勝ち取りたい。 応援に行きたいのだが、9日(月)の辺野古問題学習会、10日~12日の奄美大島行(奄美大島から辺野古への土砂調達問題について、辺野古土砂全協として、奄美大島の現地調査と集会、4市町村への要請書提出。また12日には鹿児島県庁も訪問する)の準備等に追われ、1日中、パソコン作業を続けている。 昨日(9月6日)、ヘリ基地反対協が辺野古 . . . 本文を読む
昨日(9月3日・火)、沖縄平和市民連絡会が、防衛局の大浦湾での護岸工事強行、安和桟橋出入口前で大勢の警備員がネットフェンスで歩道を封鎖して土砂搬送を再開している問題について、道路管理者である沖縄県土木建築部への申入れを行った。県は、土木建築部統括監、道路管理課長、海岸防災課副参事らが対応した。 大浦湾の護岸工事強行については、後日、まとめるので、ここでは死傷事故を起した安和桟橋出入口部での搬送再 . . . 本文を読む
今日(9月2日・火)は朝から安和桟橋へ向かった。 午前10時頃着いたが、桟橋からは運搬船への土砂積込みが続いていた。8月29日から警備の仕方が変わったとは聞いていたが、今日もやはり、出口部分の歩道に大勢の警備員がネットを持って立ち、完全に封鎖しているため、通れない。その間、次から次へとダンプトラックが出ていく。 警備員に、「向こうへ行くから通してくれ」と言っても、「安全を確認中ですから待ってくだ . . . 本文を読む
8月29日(木)、オール沖縄会議・うりずんの会が、大浦湾の工事強行、安和桟橋前での死傷事故について、沖縄防衛局長交渉を行った。今回は、うりずんの会の国会議員団に加え、県議会の与党県議団も交渉に参加した。 まず、「実施設計協議はまだ調っていない。大浦湾での護岸工事を中止すること」という要請について、防衛局長は、「協議は十分に行われた」と開き直った。 そして、安和桟橋前での死傷事故後、事故の経過や . . . 本文を読む
大浦湾で鋼管矢板打込みによる護岸工が始まったが、防衛局の大きな誤算 --- 陸上に作業ヤードを設置できず、土砂を仮置きしていたデッキバージを代用。狭くて作業のペースはあがらない。 土砂の搬送にも支障。
防衛局は8月20日から、沖縄県の行政指導も無視し、大浦湾のA護岸工に着手した。いよいよ大浦湾での本格工事が始まった。しかし、実際には、防衛局は準備が整わないまま工事に着手したため、大きな問題をかかえている。 A護岸工は、長さ30m~40m、直径1.0m~1.4mの鋼管矢板を2列(間隔14m)に打込み、その間に中詰材(砂)を入れて護岸とするものだ(2014年に一度、「シュワブ(H26)二重締切護岸 . . . 本文を読む
今日(22日・木)は、6月28日の痛ましい事故以来、停止していた、安和桟橋からの土砂搬送が再開されるというので、午前6時前に那覇を出て安和に向かった。 安和桟橋には午前7時過ぎに着いた。昨日から言われていたが、やはり、入口・出口の車両乗入部には、多くの警備員がネットフェンスを持って立ち、市民らはいっさい近づけない。機動隊員の姿も多い。 何故、公道上で、警備員らがネットフェンスを張り、市民らの通行 . . . 本文を読む
今日(21日・水)は朝から辺野古へ。 すぐに、大浦湾で始まった護岸工事の状況を確認するために瀬嵩の丘に上がった。少し前までは静かだった大浦湾には、10数隻の作業船が集まっていた。 ちょうど、工事に抗議する海上行動のカヌーが数隻、拘束されたばかりで、海保のボートでけん引されているところだった。皆、頑張っている。 A護岸の場所には鋼管が2本打込まれている。これは昨日のブログにも書いたが、護岸となる鋼 . . . 本文を読む
今日(8月20日・火)午後、防衛局はA護岸工に着手した。 鋼管杭を2重に打ち込んで護岸とする工法だが、鋼管杭を打ち込む前に位置だし等のために導材を設置し、先行鋼管杭を設置することになっている。今日、2本の鋼管が打ち込まれたが、1本の打込みが30分程度で終わったというから、護岸にする鋼管杭ではなく、導材の打込みか、先行鋼管杭だったのかもしれない。 しかし、大浦湾での本格的な工事が始まっ . . . 本文を読む
大浦湾の6件の工事で212億円もの増額変更は会計法違反! --- 変更契約ではなく、競争原理・公平性を保証するために増額分は別途に一般競争入札に付さなければならない! 他の工事契約にも不可解な点が多い
昨日(8月17日・土)の琉球新報は、1面トップと2面を使い、昨年12月に契約された4件の大浦湾の護岸工事が、昨年度末、ほとんど着工前にもかかわらず変更契約で大幅に増額された問題点をスクープした。 特に、「シュワブ(R5)C1護岸新設等工事」は、当初契約261億円に対して、117億円も増額した379億円もの変更契約を締結している。1.4倍もの増額だ。琉球新報は、「競争原理働かず、公平性課題」として . . . 本文を読む
辺野古への埋立土砂を搬送している安和桟橋出口部での死傷事故から50日近く経過した。今も沖縄防衛局は、事故の経過や再発防止策を提示できず、土砂搬送作業再開の目途は立っていない。 ところが昨日(8月15日・木)、防衛局は県に、「安和桟橋及び本部塩川港における安全対策の実施について」という要請書を提出した。 この要請書では、「安和桟橋では、連日、トラックの進路を妨害するため、意図的にトラックの進路上に . . . 本文を読む
(以下、今日の午後に投稿したが、防衛局が4件の工事契約を公表したので、一部、訂正する。) 昨年12月末、国が知事に代わって辺野古・設計変更申請を承認し、防衛局は本年1月初めから大浦湾での工事を強行している。 しかし防衛局は昨年度からすでに大浦湾での多くの工事契約を発注していた。下の表のように、昨年度に契約された辺野古の工事は20件、総額1231億円にもなる。また、今年度に発注予定の工事 . . . 本文を読む