チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

16日、横浜の集会から最終便で帰沖。17日(木)は高江へ。

2016年11月17日 | 沖縄日記 高江

  11月16日(水)は、午後、横浜で高江の集会が開かれた。平日の午後にもかかわらず、90名ほどが参加。この間の高江の現状と県外からの機動隊の撤退を求める住民監査請求について説明した。

 数名の弁護士さんも来ておられる。神奈川でも住民監査請求に向けた準備は整っているようだ。

 最後にまとめの発言を要請されたので、今日も、すぐに高江に駆けつけてほしいと訴えた。

「もう12月末には工事が終わってしまうかもしれない。ゲート前に、今の倍の人たちが座り込めば工事車両の進入を阻止することができる。なんとか高江に集まってほしい」。今は、どこの講演でも最後に高江への結集をお願いしている。

 集会終了後、何人もの人たちが話しかけてくれた。高江の宿泊態勢、持っていくものなどについて質問を受けた。昨日の東京の集会でもそうだったが、月末から12月にかけてかなりの人たちが来てくれそうだ。

 16日の帰沖は深夜になったが、17日(木)はまた朝から高江に向かった。

 N1ゲートに行こうとしたのだが、メインゲートの手前で機動隊に停車を命じられてしまう。他の車は通すのだが、私の車は前に車止めを置いてしまった。「何故、通す車と止める車があるのだ。理由を説明しろ」と聞いても機動隊員らは一切答えない。

 

  埒があかないので車を置き、歩いてN1ゲートに向かう。2名の機動隊員がぴったりとついてくる。時々、メインゲートとN1ゲートを往復するダンプトラックがやってくる。その都度、機動隊員らは私を道路から路肩部に押し出す。まだ、不正改造の違反車両がそのまま走っている。

 (各所で機動隊の検問が続く)

 道ばたにナンバンギセルが咲いていたので写真を撮る。機動隊が、何をしているのかと近づいてくるので、「これは何という花か知っているか?」と聞いてみた。「いやあ、知りません」と言うので、「君ねえ、せっかくヤンバルに来ているんだから、県民の規制ばかりに剥きになるのではなく、少しは花や鳥などの自然にも目を向けなさいよ」と言ってやると、彼は苦笑いをしてナンバンギセルを珍しそうに覗き込んだ。

 40分ほど歩いてやっとN1ゲートに着いた。20名ほどの市民に対して、今日も100名近い機動隊員や警察職員が規制に入っている。ダンプトラックが何度も往復し、砂埃がひどい。

 大急ぎでN1裏テントへ。アメリカからカラキ氏という科学者が、米軍が今後沖縄に核兵器を持ち込む可能性について調査するために沖縄に来られている。高江の話をしてほしいというので、1時間ほどかけて説明した。

            (左から2人目がカラキ氏)

  辺野古の浜に向かう。京都からの友人たちの企画で「トラック出前ピアノコンサート」が始まった。ジャズピアニスト・河野康弘さんの見事な演奏。私は、ここから那覇に戻ったが、午後5時からは高江でもコンサートが予定されている。

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