均昌閣水龍宮館あとにオープンした店は…

巨大な龍の口が入り口になっていた「均昌閣水龍宮館」が閉店し、そのあとは何ができるのかと思っていたら、こんなのができていた！ 　「金香楼」。どこか他の店の名前と似ているでしょ。そう、長安道にある「天香楼」。 　同じ経営かどうかは分からないが、両店が関係あることは、求人情報「タウンワーク」を見ていて気がついた。その企業情報・お問い合せ先として「天香楼」が載っていたのである。 　しかも、ここのエントランスで見た巨大な壷は、先日、「天香」の軒先で見たものと同じだった。「天香」は「天香楼」の姉妹店であるから、この３店は共通の土俵にいることが分かる。 　そして新規開店の「金香楼」の“ウリ”は、中華街初の中華懐石。 　ビル入り口に大きな水槽があって、鮮魚が泳いでいる。活魚を使った料理も提供するようだ。 　このビルには、もう１軒、店が入っている。それが「小尾羊（シャオウェイヤン）」。ＨＰを見ると、こんなことが書いてあった。　 　シャオウェイヤン（小尾羊）は全世界で700店以上を展開。世界中で愛される本格薬膳蒙古火鍋しゃぶしゃぶ（モンゴル風しゃぶしゃぶ）の専門店です。 　そして、「天香楼」のＨＰには新規開店として、この「小尾羊中華街店」が掲載されているのである。どうも、こちらはフランチャイズなのかもしれない。 　オープンから２日目の昨日。たまたま通りかかったら、こんなのを発見した。「金香楼」の平日ランチである。 　他へ行く予定だったのであるが、これはもう、入らざるを得ない。 　即、入店した。 　内部は基本的に「均昌閣水龍宮館」時代と変わりはない。天井の天の川も健在だった。ただし、あずまやの脇にある池から鯉は消えていた。ただ水が流れているだけである。 　それでも、この雰囲気は素晴らしい。田舎から出てきた親戚なんかを連れて行ったら腰を抜かすに違いない。 　私が選んだランチ。 　揚げ豆腐と豚肉、椎茸の煮込み。 　スープ、揚げ物、焼物、お新香、杏仁豆腐がついて７００円。この辺のランチ価格と変わりはない。 　それどころか、スープはお代わり自由だし、料理のほかに揚げ物、焼物が付くのだからお得ランチかもしれない。雰囲気もいいしね。　 　料理は見た眼以上のボリュームがある。味的には少しピリ辛で醤油が強いのだが、私のように身体を使う仕事をしている人には、丁度良い塩加減かもしれない。 　杏仁豆腐も美味しい。こういうの好きだなぁ… 　女性従業員も新規開店とは思えないほど、ちゃんと動いていたし、だいいち接遇が良い。これならしばらく続けて来てもいいだろうね。 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね