インドネシアでは、昨日より前のことを一纏めにして言う。
昨日のことも一週間前のことも、全部「クマリン」。
ベソックという言葉もある。
明日のことも一週間後のことも、一纏めにして「ベソック」。
最初は少し戸惑ったけど、もう慣れた。
本当にその日を指したいのなら、日付か曜日か言えばいい。
インドネシアでは、昨日より前のことを一纏めにして言う。
昨日のことも一週間前のことも、全部「クマリン」。
ベソックという言葉もある。
明日のことも一週間後のことも、一纏めにして「ベソック」。
最初は少し戸惑ったけど、もう慣れた。
本当にその日を指したいのなら、日付か曜日か言えばいい。
お、ここは観光地じゃん、と思えた場所。
ジャカルタの観光地と言えば、モナスかここか、か。
トランスジャカルタの終点でアクセスはいい。
バス停の出口から一番近いところに貨幣博物館があったから、
とりあえず行ってみた。
けど、まー、お金の作り方を紹介しているだけと言えばそれだけだから、
ざっと見ただけ。
入り口でバッグを預けないといけないのが気持ち悪い。
実際そんなことなかったけど、クロークの棚に荷物を置いて、
番号札と交換するタイプだから、中身取られそうな気がした。
そこから歩いてちょっとのところにファルカタ広場がある。
オランダ統治時代の名残が残っていて、ここだけはとても観光地っぽい。
派手な自転車に大勢のパントマイマー。
ベンチ座ってぼーっとしていても飽きはしないだろう。
広場の北のエリアは、ビニールシートみたいなのをたくさん売っているエリア。
その近くにガイドブックに載っている橋があったから行ってみたけど、
行く価値はなかったかも。
インドネシアの地球の歩き方をよく読んでるけど、
ピンとくる場所がない。
バリ、ジョグジャ、コモド島だけは行きたいと思えるけど、
その次は出てこない。
特に首都ジャカルタさん、おすすめの場所あります?
自分で探せよ、って言われそうで気合入れてジャカルタ観光することにした。
まずはインドネシア国立博物館。
トランスジャカルタのモナス駅を降りた目の前にある。
KITAS割引有。
学生か、先生か、おれか、しかいない。
ジャワ原人から始まり、インドネシアの人々の暮らしが分かるよう展示されている。
大したものが展示されているわけではないけれど、
暮らしとその背景が分かって、感触を浸透させるヘルプになる。
原住民が神さまを信じるスタンスは日本人とあまり変わらなくて、
お祭りの目的も同じ。
ゆっくり見ようと思えば倍くらい時間をつかえたけれど、
他にも行きたいところがあったから、1時間半で退場。
一度は行ってもよい場所だと思った。
ジャカルタ出張を入れたら、思いがけずジャカルタマラソンと重なった。
朝5時スタートと言うので、早くに目が覚めたら見に行こうと思ってたら、
運良く早くに目が覚めた。
5時半。
沿道には誰もいません…。
今日、雨降ってるし、マラソン中止になったのかな、と思ってたら、
トップの選手が走ってきた。
え。
東京マラソンだったら、東京タワーの前とかで見てるつもりだったんだけど、
さすがにこの時間だと、だれーも応援しないのね。
そうこうしてるうちに雨が降ってきたから、一度ホテルに帰った。
で、雨やんで、スポーツウェアに着替えて、外でて、
マラソンコースを拝借…。
こんなに楽にマラソンコースに入れるマラソンもない。
生まれて初めてマラソン気分を味わう。
沿道から応援される気分ってこんな感じなんだと。
ちょっとうれしい。
でも、自分、応援されるほどにはちっとも疲れてないし、
そんな中で応援されてる自分がなんか恥ずかしくなって、
早々に脱落。
まー、去年はお金だけ払って出なかったから、おあいこで。
たまたまその日はシンガポールGPの日だった。
でも、昼しかいないから、残念ながらGPは見られない。
街は盛り上がってるのかなーと探検探検。
は、間違いだったなー。
至る所にバリケードが張られてて、行こうと思ったところに行けないのね。
道路ふさがれてるから、ずーっと遠回りした挙句、
結局行きたいところに行けなかったりして。
ゲート外に露店が出てるわけでもないし。
ぐるーっと一周して、マーライオン見て、疲れたから空港に帰ることにした。
来るんだったら、ちゃんとGP見に来た方がいいと思った。
チャンギでは遊べるっていろんなサイトに書いてあったから、
探検してみた。
まずは映画館。
バットマンとスーパーマンのやつやってた。
人の出入が激しいのかなと思ってたけど、意外にゆっくり見れるのね。
そうそう、銀座のアップルストアのセミナーみたいな感覚。
寝てる人も多いけど、見てる人もまずまずいた。
無料だから合格。
屋上庭園。
暑い。なんか普段生活してるとこと変わらないから、すぐ中入った。
ターミナル移動してプール。
まずまずいいお値段取るね。
めげずに入ったけど。
確かに気持ちいい。
12時間のフライトの後だったし、シャワーの代わりになるし。
てか、シャワー浴びられるし。
昼寝もできるし。
でも、敢えて感はない。カフェやラウンジでまったりでいい気がする。
レストラン。
一風堂。悪くないけど、抜けてるわけではない。
寿司屋。まずまず日本寄りになった外国のお寿司って感じ。
でも値段との兼ね合いで満足。
両替。
ルピアからシンドルに両替したら、思ったよりもたくさんシンドルが返ってきた。
日本円→シンドルよりなんか得した気分。
ということで、思ったよりターミナルで時間をつぶせず、
街に出ることにした。
ミラノからシンガポール航空でシンガポールへ。
いやー、始めはいじめられてるかと思った。
H席に座ってた自分。
乗ってからすぐ、おしぼり出してくれるけど、
窓際(K)の人に配り、真ん中(J)の人に配り、
次は自分かと思って手を差し出したらスルーされて、
Gの人に配られた。
えっ、とあまりにも呆気にとられて、
近年まれに見るくらいにとっさに全く対応できず、
おしぼりもらいそびれた。
まー、いらんけど、と自分で自分を慰めた。
ドリンクは、ワインと水ちょうだい、って言ったら、
ワインしかくれなかった。
ご飯は、チキンちょうだい、って言ったら、
当然、ビーフだった。
おいおい。
ビデオ見ようと思ったら、イヤホンなくて、
まじかよ、っと思ってたら、
お尻の下にある、ってよくあるやつだった。
そんなこんなな12時間のシンガポールエア。
寂しいけれど、旅は終わるもので。
バスでミラノ駅からマルペンサへ1時間。
バスはネット予約したら料金安くなる、って書いてあって、
ネット予約しないで行ったけど、安い料金で乗せてくれた。
2時間半前に空港着いて、まず、免税しようと思ったら、やばい、すごい大行列。
12番カウンターの前からあふれにあふれ、通路の方まで続いてた。
ちょっと焦ったけど、でも後悔しててもしょうがないと開き直り、
チェックインタイムに間に合わないのが最悪と思って、
まずはチェックイン(ナイスジャッジ①)。
免税したいからと話して荷物は預けないままで。
で、そのあと並んだけど、なかなか進まない。
5分くらい並んでこりゃだめだ、諦めようとふと隣見たら、
黄色いTax Refundのカウンターは誰一人として並んでない。
ん、おれ、二つリファンドしなきゃいけないけど、
高い方は黄色いTax Refundだぞ、と、ここで気づく。
とりあえず並んでたGlobal Blueのリファンドを諦める(ナイスジャッジ②)。
黄色い方は3分と掛からずリファンド手続きされ、気持ちに余裕ができた。
も一つの幸いは、Global Blueのリファンド分は手荷物に入ってたこと。
保安検査後にもリファンドカウンターがあると聞いてたので、
まずは荷物を預けて、中に入ることにする(ナイスジャッジ③)。
が、保安検査も大渋滞だったんだな。
Tax Refundでぎりぎりまでねばらなくてよかったーって安堵し、
とはいえ、保安検査の列はTax Refundの列よりもするすると進み、
1時間半前には中へ。
で、中のリファンドカウンターに行ったら、
中の並びは外ほどでもなくて、15人ほどが並んでた。
30分ほどでリファンドされて、一安心。
してたら、出国審査もめっちゃ並んでるじゃないか!
搭乗時刻過ぎても出国できず、結構焦ったけど、
搭乗時刻を10分過ぎてやっと出国。
そのあと急いでゲートに行ったら、ちょうど搭乗が始まったとこだった。
ふぅー。
こんなに並ぶんだったら、飛行機に遅れる人いるだろなーと思ってたけど、
いやはや、遅れる人なく定刻に出発。
いやー、ばたばただった。
マルペンサのリファンドは危険だな。
Global Blueなら、今度は郵送で手続きしようと思った。
ヴェネチアを後にミラノへ。
朝早くにホテルを出て、急行のヴァポレットに乗ったら、
30分ほどで駅に着いたので、駅でモーニング。
なんで東京にはないんだろうと思うほどに、
カウンター式の立ち飲みコーヒー屋さんっていいね。
フレッチャロッサでミラノまで2時間10分。
ミラノのホテルはガレリア近くのホテル。
ルイージでパンツェロッティ買って、大聖堂前の石段で食べた。
大聖堂入るのにみんな並んでたけど、
隣のミュージアムでチケット買ったら並ばずにすぐ入れた。
中見て上のぼって、雨降りそうだったからすぐ降りて。
予約してた最後の晩餐へ。
路面電車の乗り場探してたら、親切なおばちゃんが4つめだよー、
って分からないながらもイタリア語で教えてくれた。
最後の晩餐は思ってたよりとてもよかった。
プラダ本店行って、かかとぐるぐるに行って、
イタリア最後の晩餐へ。
最後の晩餐はナブッコ。
牛肉のタリアテッレは美味しかったなー。
ヴェネチア2日目。
部屋の窓から見えていたサンジョルジョ教会へまず行く。
目の前の乗り場から出ているヴァポレットで一駅。
今日もまた鐘楼に上る気だったんだけど、工事中で上がれなかった。
だから、ジェラート食べにnicoへ。
ピスタチオのジェラートは美味しかったけど、食べてるさなかに雨が降り出した。
イタリア来てから初めての雨。
しょうがない。
でも、雨宿りしてたら早くに止んだ。
そのあと、サンタマリアデッレ教会のあたりをぶらぶらして、
ベネチアングラスやさんで金魚が入ったワインの栓を買って、
お昼になったからそこにあったレストランに入った。
Messnerホテルのレストランだったけど、
ここのシーフードパスタ、意外にあたりで安くてうまかった。
そしたらまた雨が降ってきて、店内に席を移して、雨宿り。
時間がもったいないなー、とも思うも、どうしようもないから雨宿り。
割り切ってワイン飲んで。
2時間くらい宿ったかなー。
雨が小降りになったからこばしりでヴァポレット乗り場に向かったら、
ヴァポレット待ってるうちに雨が止んだから、
渡し船にのることにした。
2ユーロでプチゴンドラ気分。だけど、これ十分に満喫できるね。
サンマルコ広場周辺をぶらぶらして、アカデミア橋へ向かう。
も一度ヴァポレット乗って、リアルト行って、
小腹がすいたから、近くのバールで一杯やって、リアルト橋で夕暮れ。
ここからの夕暮れはとてもベネチアベネチアしてて、動く絵をみてるかのよう。
近くのレストランでご飯食べて、ヴァポレット乗って帰宅。
やっぱりベネチアって魅力ある。