imagination puff

ふきだまり

マルタ⑦

2017-11-20 00:32:03 | Travel

旅って、過ぎるの早い。

でも、ずっと旅してるの、怖い気がしてくるから、

これくらいで帰った方がいい。

飛行機は15時だったから、

朝はもいちどセントジュリアンの湾で街泳ぎ。

こんな街中の湾なのに、水はきれい。

暑さと相まって、みんなそこら中で泳いでいる気持ち、分かるわ。

きっと、マルタはそんな過ごし方が合っているんだろう。

観光はちゃちゃっと済ませて、暑くなったら海にドボン。

気ままにチスク飲んで、ジェラート食べて。

那覇でリゾートしてる、そんなイメージかな。

 

ぎりぎりまで泳いで、パスティッチとチスクを買って、

部屋に戻って、

片付けしつつ、ベランダでマルタへの最後の乾杯。

うん、楽しかった。

まだまだ世界中に、日本中に行きたいところがたくさんあるから、

また来れるかは分からないけど、

また来たいとは思ったよ。

一つ、今度来るときはレンタカー借りるかもなぁ。


マルタ⑥

2017-11-20 00:11:45 | Travel

青の洞窟へ。

朝一にバスでバレッタで乗り継いで向かう。

がたごと、遠い。

結構、遠い。

やっと着いたと思って、船着場に降りてったら、

エスカレーター式に船に乗せられ、

あっけなく青の洞窟観光をし、

うん、まずまずきれいと思っているうちに、すぐに終わってしまう。

たしかにきれいだけど、ここまで来た苦労に比べたら、ひどく呆気ない。

 

悔しいので、タクシー乗って、イムナイドラ神殿へ。

炎天下の中、上り坂、辛いからな。

と思ってたら、イムナイドラの中が辛かった。

灼熱。

イムナイドラはいいけど、その先のハジャールイムまでの道長い。

暑さで集中なくなって、

ギリシアで見たオリンピアの遺跡と重なって、

感動ポイントを見失う。

1ユーロカートに乗って、避難&退散。

 

本当はもいちど青の洞窟の船乗り場まで戻って、泳ごうと思ってたけど、

なんかバレッタ行のバスがちょうど来たので、

ホテルで泳ごうと、乗車。

結局、手前のバス停で降りて、セントジュリアンの湾で泳ぐ。

 

夜はトリュフ。

期待しないで行ったけど、ここは美味しかった。

そのあとカジノへ。

ラスベガスと比べたら、ゲームセンターのような大きさだったけど、

入り浸る気持ちもなかったから、ルーレットで30ユーロ遊んで帰った。


バレッタ②

2017-11-19 23:58:12 | Travel

バレッタ観光リベンジ。

大聖堂が見たかったのと、お土産買いたかったのとで。

昨日と打って変わって、活気あるバレッタ。

観光地ってこうだよねと、やたら納得。

 

これまでの経験から、外歩きはちゃちゃっと。

スリーマ行きのフェリーに乗って、スリーマでマルタ料理食べる。

と、初日に空港で出会った彼と、ここでも偶然出会ったので、

今夜も一緒にご飯食べることにする。

 

さっさとホテルに帰って、ホテル前の海へどぼん。

水は冷たいんだよな。

気持ちいいけど、長居はできない。

もちょっと中庸ならいいんだけどな。

 

夜はセントジュリアンでシーフード。

ノリノリの店員に勧められるがままに調子乗ってオーダーしたけど、

コスパはとても良かった。

味はマルサシュロックの感動の方が大きかった。


バレッタ

2017-11-19 23:16:38 | Travel

観光しようとバレッタにやってきたら、

聖マリア被昇天祭の祝日でお店やら大聖堂やら閉まってるとこが多かった。

ヨーロッパって、こういうの、いいよね。

休む日は休む。

いさぎよい。

にしても、マルタは暑い。

ぶらぶらと観光なんてできたもんじゃない。

アッパーバラッカ行って、砲台の発射見て、

砦行って、博物館見たけど、この日差しの熱さはたまんない。

ヨーロッパの夏はもっと涼しいもんだと決めつけてたんだけどな。

 

夕方、一番大きなお祭りが行われるらしいモスタへ行く。

バレッタからはバスで一本なんだけど、

祭りのせいで通行止めになってて、近くの停留所で下された。

バスの運転手さんが優しくて、ここが一番近いとこだよ、って、

大きな声で教えてくれた。

町はお祭りモードで一色だけど、着いた16時くらいはまだまだ人も少なかった。

近くのカフェでビール飲みつつ観察。

だんだんだんだん人が集まってきて、町がそわそわしだしたころ、

モスタドームの正面に移動。

で、18時過ぎにお祭りが始まった。

 

なんなんだろう、マリア様への、何ていうんだろう、

憧れ、忠心、尊敬、畏怖、もはや恍惚、と言えるまでの感情が、

マリア様が大聖堂から現れた瞬間、拍手と歓声ともにうずまいて、

鳥肌立って、

と同時に、あー、これなのか、と初めてキリスト教を納得できた気がした。

日本でこういうの体験したことなかったから、

祭りそのものがとても良かった。

 

夜はヒルトン近くのピザ屋で。

手軽で美味しく、イタリアを感じられた。


マルタ⑤

2017-11-05 20:10:27 | Travel

眠たい目を引っぱたきつつ、朝一にコミノ島へ。

9時にCirkewwaからフェリーが出るという話だったけど、

たぶん、人が集まったら8時過ぎには出るんじゃないかと、

根拠の全くない淡い期待を抱いて、7時過ぎのバスに乗り込む。

バスは、島に行く人で満杯。

チケット売り場でチケットを買うと、

根拠ない予想通り、予定より早く船を出すから、ここに並んで待っとけと言う。

8時半出航。

30分ほどでコミノ島だけど、水の透明度が全然違う。

と、この光景は、そこにいるだけで幸せ、な典型的パターン。

まだ全然人がいない中で、最前列のビーチチェアを確保して、ひと泳ぎ。

そのうちにあれよあれよと人が船でやってきて、

そこに入るかってとこにも人が入ってきて、島は満杯。

これは帰りは大変だろうなと、早めの昼飯食べたら退散することにする。

昼飯は、意外に空いている売店で、ビールとハンバーガー。

うん、満足ってことで、帰りの船に乗ろうとするも、桟橋は満員電車並みの大混雑。

やっと来た船に乗って、洞窟めぐりしながら港に帰って、

はー、天国に行ってきたなと、ひと段落して思う。

ホテルに戻って、午後はプールサイドでのんびり。


マルタ④

2017-11-05 18:43:32 | Travel

マルサシュロックから飛び乗ったバスは、

バレッタへは行かず、急行のどっかのターミナル行だった。

どこで止まるかなーと携帯アプリを駆使すると、

イムディーナ行のバスが出ているスリーマのフェリー乗り場で止まったので、

そこで下車。

ここからのバレッタの眺めは素晴らしい。

まさにマルタという光景を眺めながら、この暑さには冷えたコーラを。

 

イムディーナはこれまた、いい。

地図なんて持っていなかったけど、ぶらぶらしていたらすぐに一周できちゃって、

ガイドブックに出ているチョコケーキがうまいというカフェで早速一休み。

眺めは抜群。ケーキはまずまず。

写真撮りながらぶらぶらして、大聖堂見て、

イムディーナガラスに行って壁に飾るやつ記念に買って、

おなかはすいてないけど、早めにBacchusというレストランで夕食。

これまた雰囲気良くて、ワインも少し、ご飯も少ししか食べないのがもったいない。

だって、夜のイムディーナを散歩したかったから。

昼よりもやっぱり夜が、静寂の街といった雰囲気が出る。

黄みがかった壁と、黄みがかった電灯に、日が落ちたばかりの空の青。
鐘の音が聞こえてくるほかは、静かで、
鐘の音が逆に静けさを増長させて。
ほんとはも少しぶらぶらしていたかったけど、
バスの時間があるので、20時前に退散。

 


マルタ②

2017-09-19 23:47:48 | Travel

ホテル着いて休みたかったけど、身体にムチ打って、デリカータのワインフェスへ。

マルタは密かにワインがうまいと言う。

大きなワイナリーがMeridiana、Marsovin、Delicataと3つあって、

アッパーバラッカで年に1-2回、ワインフェスをするそう。

入り口で15ユーロ払って、チップ20枚とワイングラスをゲット。

ワインごとにチップの枚数が決められていて、3枚から7枚まで。

そりゃ、ワインは好きだけど、明日からのこと考えると控えとこうと、

7枚のワインを飲む。

それでもグラスに結構注いでくれるけど。

ワインのお味は、まー、ハウスワインと思えば納得。

フードもいろいろあって、ハンバーガー頼んだらかなりでかかった。

赤白一杯ずつ飲んで、翌日に向け、早々に退散。

座る場所がないし人も多いから、ゆっくりできる感じじゃないけど、

外でいろいろなワインを飲めるのはグッドだった。

 

翌朝、早起きして、マルサシュロックの朝一へ。

セントジュリアンからはバレッタまでバスで行って、

そこで乗り継ぎなんだけど、みんなマルサシュロックに行くようで、

バレッタからのバス停は長蛇の列。

一瞬、ほんと一瞬で諦めて、タクる。15ユーロくらいだったか。

バスが1.5ユーロと安いからタクシーの高さが気になるけど、

東京でタクることや、旅行先の貴重な時間を考えると、

まずまずの値段。場所で一律だし。

マルサシュロックも観光客が多い。

朝一の通路は歩けないほど。

勢い込んできたはいいけど、特に買うもんもないねぇ。

お土産屋さんが連なっている感じで、お土産を買うにはいいけどね。

暑いし。

そう、ここで気づいたけど、マルタ暑い。

日向は暑い。

なんで、早めにお昼ご飯。

ガイドブックにも載ってたTartarunというお店。

一応、事前に予約しといた。

白ワインと一緒に、貝エビのバター炒めとロブスターのパスタを食べた。

これは、美味しかった。

特にエビがぷりぷり。火の入れ具合も絶妙で、満足。

店内の半分くらいが日本人だったな。

 

マルサシュロックからバスでバレッタに行こうとしたら、

一つ目のバスは人が多くて乗車拒否された。

30分に一本しかバスがないのに。

2本目のバスはバレッタ行じゃなかったけど、

暑い中ここで待ち続けるのは無理ととりあえず乗る。

で、ここで気付く。

バスはほぼバレッタから放射状に伸びてる。

郊外にいる場合は、とりあえず来たバスに乗れば、

バレッタの近くまで行けるし、

バレッタ行が来たら、迷わず必ず乗るべし。

辺鄙なバス停で乗りたい路線のバスを待つよりも、

とりあえずバレッタに行って乗り継いだ方が結果的に早い。

本数少ないバスはこんなふうに乗車拒否されるリスクあるし。


マルタ②

2017-09-17 19:56:26 | Travel

マルタの空港って、国際空港のくせして両替所がないんだね。

ユーロなんて持ってないから、まずはATM探しに奔走。

というほど、奔走してないけど、聞くと、

チェックインカウンターの横の分かりにくい場所にあった。

無事にユーロをキャッシングして、vodafoneでSIM買って、

ここはさすがに社会人の威力を発揮しようと、

タクシーカウンターの列に並ぶ。

後ろにも日本男子が並んでいたから、一緒に乗りますかと尋ねる。

ちょうど、二人ともセントジュリアンだったので、

一緒に行くことにする。

彼は、会社の休みを利用して、マルタに語学留学に来たそうな。

遊びに来た自分とはわけが違う…。

 

車の中ではずっと話してたから、なかなか景色も見られなかったけど、

やっぱ、いいわ、ヨーロッパ。

20分ほどでセントジュリアン着。

先に彼をおろし、ホテルに行くと、運ちゃんが少し機嫌悪そうだったので、

ごめんねと、チップを渡して、バイバイ。

いやー、長かった。

やっとマルタ観光の出発点に着きましたよ。


マルタ

2017-09-17 19:01:57 | Travel

もう一月前になっちゃったけど、マルタ旅行の追憶。

飛行機での行き、初めて急病人が出て、近くの空港に降りる飛行機に乗り合わせた。

夜行便だったから寝てたんだけど、どこか遠くで医者を探しているアナウンス。

そんなに大事だと思っていなかったんだけど、CAが何やら慌ただしくなって、

機長から、シンガポール空港に緊急着陸すると。

飛行機はグインと航路を直角に曲げ、一路シンガポールへ。

前の方では心肺蘇生をやっているのが見えて、

携帯ムービー撮らないで下さいとのアナウンスあり。

ドバイでの乗り継ぎ時間は2時間半くらいだったはずだけど、

希望は持ちつつも、これは乗り継げないなと半ば諦めに入る。

 

シンガポール着陸。

ここで焦っても仕方ないと、腹を決めて、これ幸いと睡眠を取ることにする。

1時間半くらいして、何やら飛び立つ気配なんだけど、

今度は、左前に座っていた少年の吐き気が止まらないらしく、

家族はシンガポールで降りることを決断。

なんやかんやで、結局2時間くらいして離陸。

 

ドバイ着陸前に、乗り継ぎ便の情報は地上係員に聞いて下さいとアナウンス。

そうだよな、CAに聞いても、細かいことまで分からないだろうな。

乗り継ぎ便として、機内のモニターには上がってくるけど、ゲートは書いてない。

次の便の15分前にドバイ着陸。

次の飛行機が待っててくれないかなーと淡い期待を抱きながら降り立つと、

エスカレーター式にTransitカウンターまで誘導され、

そのままそこの係員に翌日の同じ便のビジネスクラスのチケットと、

今日のホテルのチケットを渡された。

 

でもなぁ、最近、諦めが悪くなったんだよなぁ。

しかもまだ朝の8時。ここから24時間待つのはもったいないし、

24時間あったらさすがにマルタに着くだろう、と根拠のない確信を持つ。

もう一度、列に並び直し、他に便がないか聞くも、お兄さんの前に撃沈。

改めて列に並び直し、他に便がないか再度聞くも、おばさんの前に撃沈。

作戦変更して、幸いにもドバイはWifiが飛んでるから、

自分でマルタまで最速で着く方法を調べることにする。

たぶん、マルタへはエアマルタが一番本数が多いだろうと思い、

チケットを予約するときに見た他の経由地を思い出しつつ、

発着便の案内板を見る。

と、ちょうどよい時間帯にドバイ発イスタンブール行の便があって、

調べると、イスタンブールからマルタへちょうどよく乗り継げて、

18時にはマルタに着くという。

いや、これしかない、と思って、

列に並びつつ、イスタンブール発マルタ行の便の予約を、

最後のクリックだけ残して、トランジットカウンターでまずは交渉。

 

このチケット、イスタンブール行に変更してくれ。

お前は、マルタに行きたいんじゃないのか?

うん、マルタに行きたい。

じゃあ、明日しかないよ。

いやいや、何としても今日中にマルタに行きたいから、

イスタンブールで乗り継いで、マルタに行くんだ。

イスタンブール―マルタのチケットは自分で買うから、

イスタンブール行のチケットに変更してくれるだけでいい。

分かった、調べる。

この便で間違いないか?

うん。

 

と、そしたら、他社便にも関わらず、イスタンブール経由マルタまで抑えてくれた。

イスタンブールへはビジネスで。

ありがとう。さすがエミレーツ。

評判のエミレーツのビジネスを満喫しつつ、美味しいワインを頂きつつ、

イスタンブールに着いて、とりあえずトルコビール飲んで、

今度は時間通りマルタへ飛んだ。

 

いやー、24時間で5か国を経験するとは。

でも、ミニマムロスで済んでよかった。

おかげで睡眠も十分にとれたし、これでマルタを楽しめる。


出雲②

2017-07-07 00:56:54 | Travel

出雲大社は、厳かだけど、ちょっとだけ、ちゃらけてる。

縁結びの神様、男だけのグループ、女だけのグループ。

出会っちゃえば、話は早いのにとな。

夕食もこの辺で食べようと思ったけど、そばやさんは閉まるの早い。

大概16時にはクローズで、それならと、ラーメン食べたばっかだけど、

割子そばを食べた。

 

出雲日御碕灯台はまたそこから30分。

この灯台は美しい。

あたたかみがある灯台って初めて見たかも。

最終入館時刻に入館して、上まで上がってみたら、

さっきいた岩のすぐ横がすごい切り立った崖になってて、

「思い出しぞっと」した。

ここから見る夕日もきれいなんだろうと思いつつ、

今日は東京に帰らないといけないので、

日が沈む前に灯台を発つ。

 

少しあわただしかったけど、一通り見られて良かった。

何より、これまで行ったことのなかった、山陰、島根鳥取を制覇。