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人命救助~チームプレーで~

2018-01-22 20:07:35 | 社会

試合中に審判が心肺停止…春日部のミニバスケットチーム保護者らが連携プレーで救助 市消防本部が感謝状

 春日部市で小学生のミニバスケットボールの試合中に心肺停止状態となった審判男性の救命に貢献したとして、市消防本部は18日、市内4チームの保護者の男女8人に感謝状を贈呈した。それぞれが自動体外式除細動器(AED)を探したり心臓マッサージを施したりして、役割を分担しつつ対応。迅速な「チームプレー」が命を救う形となった。

 同本部によると、昨年10月14日午後6時ごろ、市内庄和地域の小学校体育館で小学生が試合中、審判をしていた60代男性が倒れ心肺停止の状態になった。

 男性の異変に気付いたのが粕壁ミニバスの潮直美さんら。1人が119番し、4人で心臓マッサージに当たった。別の3人はAEDを調達しようと周辺を探した。間もなく近くの放課後児童クラブに備えてあることが分かり、男性に使用するなどして心肺蘇生を行い、駆け付けた救急隊に引き継いだ。男性は意識を取り戻し、1月に退院したという。

 山崎勝吉庄和消防署長から感謝状を受け取った潮さんは「救命講習会で教わっていた内容と同じ行動が取れ、うまく連携することができた。(男性が)回復されたと聞き、安心し大変うれしく思っています」と話した。(埼玉新聞記事より)