辻先生の◇コーチの条件のパートⅤです。
○Humor(ユーモア)
スポーツというのは、できないことをできるようにしなければなりません。できないことをできるようにしていくことが指導であり、練習です。できないことができるようになる変化そのものが、喜びの源になるわけですが、練習の中では、それは表裏一体をなしています。練習すると、うまくなるから楽しい。けれど、うまくいかなかったら怒られる、嫌だ、という情動を伴った記憶が、練習することによって刻まれていきます。
例えば、フリースローが入らない選手では、フリースローの練習をすればするほど落とすことがある、という記憶を内に残してしまっています。そのときに叱られたり、嫌だなという感情が生じたりしていますから、今度、本番の試合のときにその情動がよみがえって、もしかしたら落としてしまうかもしれないと思い、筋肉は
縮こまり、また落としてしまう。練習をしたがために、そういう記憶を残してしまうのです。
ですから、コーチは、いろんなことがうまくできるようにするために、嫌だなと
いう感情をなるべく生じさせないで練習させていかないといけないわけです。
そのために必要なことの1つは、ユーモアのセンスであり、楽しくやることです。ただ、集まって楽しいからよかったということではなく、高尚な勝という目的の中で楽しくやるということが、手段でなくてはいけません。その理由は情動が非常に厄介だからです。
もう1つは、変化を見る能力が必須で、何かができるようになったことを褒められる能力が必要です。褒めるというのは、本来、変化したことをしっかり指摘してあげることです。楽しく褒め、変化から喜びを作り出すことがユーモアと呼びたいと思います。
☆☆☆☆☆コーチ→指導者・教師・親 練習→学習、日常生活、家庭生活 として辻先生のお話をいろいろな場面に当てはめて、子どもたちに接していきたいですよね。(^_^)v☆☆☆☆☆
○Humor(ユーモア)
スポーツというのは、できないことをできるようにしなければなりません。できないことをできるようにしていくことが指導であり、練習です。できないことができるようになる変化そのものが、喜びの源になるわけですが、練習の中では、それは表裏一体をなしています。練習すると、うまくなるから楽しい。けれど、うまくいかなかったら怒られる、嫌だ、という情動を伴った記憶が、練習することによって刻まれていきます。
例えば、フリースローが入らない選手では、フリースローの練習をすればするほど落とすことがある、という記憶を内に残してしまっています。そのときに叱られたり、嫌だなという感情が生じたりしていますから、今度、本番の試合のときにその情動がよみがえって、もしかしたら落としてしまうかもしれないと思い、筋肉は
縮こまり、また落としてしまう。練習をしたがために、そういう記憶を残してしまうのです。
ですから、コーチは、いろんなことがうまくできるようにするために、嫌だなと
いう感情をなるべく生じさせないで練習させていかないといけないわけです。
そのために必要なことの1つは、ユーモアのセンスであり、楽しくやることです。ただ、集まって楽しいからよかったということではなく、高尚な勝という目的の中で楽しくやるということが、手段でなくてはいけません。その理由は情動が非常に厄介だからです。
もう1つは、変化を見る能力が必須で、何かができるようになったことを褒められる能力が必要です。褒めるというのは、本来、変化したことをしっかり指摘してあげることです。楽しく褒め、変化から喜びを作り出すことがユーモアと呼びたいと思います。
☆☆☆☆☆コーチ→指導者・教師・親 練習→学習、日常生活、家庭生活 として辻先生のお話をいろいろな場面に当てはめて、子どもたちに接していきたいですよね。(^_^)v☆☆☆☆☆