今日、帰宅すると、先日の歌会の詠草が届けられていた。(当番の方、ありがとうございます。)
先週、実家に帰っていた間に、神奈川の総持寺に詣で、近く初彼岸を迎える亡き友を思って詠んだ歌に、先生が添削をしてくださっていた。
私よりずっと研究熱心で、人物的にも立派であった友人を失ったことは、半年経った今でも悔やまれてならない。
生きていれば、さらに優れた研究を積み重ね、いずれは著書の出版にも結びついただろうに、人生を中途で絶たれた無念はいかばかりであったかと思う。
今日は彼岸の入り、せめて亡き友を偲び、冥福を祈ることとしたい。
風の音を松の木末に聞きながら彼岸会近き総持寺に詣づ
赤白の彼岸花はやも咲き初めてこの春逝きし友の思ほゆ
先週、実家に帰っていた間に、神奈川の総持寺に詣で、近く初彼岸を迎える亡き友を思って詠んだ歌に、先生が添削をしてくださっていた。
私よりずっと研究熱心で、人物的にも立派であった友人を失ったことは、半年経った今でも悔やまれてならない。
生きていれば、さらに優れた研究を積み重ね、いずれは著書の出版にも結びついただろうに、人生を中途で絶たれた無念はいかばかりであったかと思う。
今日は彼岸の入り、せめて亡き友を偲び、冥福を祈ることとしたい。
風の音を松の木末に聞きながら彼岸会近き総持寺に詣づ
赤白の彼岸花はやも咲き初めてこの春逝きし友の思ほゆ