ボランティア「ちいさな愛の会」の活動報告

1997年(平成9年)11月13日に旧全電通退職者の会神奈川支部協議会でボランティア「ちいさな愛の会」が結成されました。

川崎市のOさん宅で久々の剪定作業を行いました。

2024-01-18 07:56:32 | Weblog

  年の瀬に川崎市のOさんより庭木の剪定依頼を受けました。若い頃はご自身で剪定していたが年齢的に今は無理なのでとのことでした。何とか年内に済ませて気持ちよく新年を迎えて欲しいと思ってすぐに下見に行きました。しかしとても一人二人では手に負えない作業だと判断して年明けに設定したのですが、この日は天気は良かったものの、最高気温は一桁、しかも時折激しい突風が吹く中での厳しい作業でした。

伸びた庭木を放っておくと隣近所や通行人、交通車両の邪魔になります。ご主人にちょこちょこと何度も外に出てきてもらい、どの位切り詰めたらいいのかを細かく確認しながら、脚立、剪定ばさみ、高枝ばさみ、のこぎり等を使って作業を進めました。

 

O邸入り口。玄関脇の柚子の木は絡み合った枝が密集し、何本も上に高く伸ばしていました。最近の柑橘類はトゲなしレモン、トゲなし柚子等トゲの無い品種や、トゲの少ない品種もあるそうですが、この柚子の木のトゲはとても強力で剪定作業を困難にしました。

 

O邸裏側。細い木なのに枝が伸び放題状態で、これでは裏を通り抜け出来ません。

 

お隣の敷地をお借りして切った枝を束ねます。作業が終わった後は強風に吹きとばされて駐輪場一杯に飛ばされた葉っぱ等も片付けて、作業前よりも綺麗にお掃除をしました。

 

玄関前には勝手に生えた草がびっしり、公園から飛んできた砂が集まったのでしょうか。土も大量に積もっています。今後は草が生えにくい環境となるよう邪魔な土も処分しました

 

細い枝は剪定ばさみで短く小さく切り袋に詰めました。柚子の枝はトゲが多いので紐で束ねるのは危険ですし、仮に束ねたとしても持ち運びが難しいので、剪定ばさみで細かく切って袋詰めにしました。

 

集めた枝は9袋。その他に処分した土や植木鉢等も数袋ありました。

 

裏の木は許可をいただいたので思い切って切り詰めました。これならどうにか建物を一周出来ます。

 

リビングの窓は遮るものが少なくなったので室内が明るくなりました。

 

玄関脇の柚子の木は風通しが良くなりました。11月頃にはきっと立派な実をつけることでしよう。道路隅の大量の土も取り払いしばらくは雑草の心配もありません。

 

今回は9時半から始めて終わったのは15時半。公園から飛んでくる砂で髪も服も靴も泥だらけ、食事時間以外は休憩無しだったのでみんなヘトヘト。でもご主人にはとても喜んでいただいたので、疲れよりも満足感で満たされました。

 

2024年1月16日(火)

(写真) 原まさ江・柴原一喜

(記事) 柴原一喜