股関節の痛み

５４歳の女性が治療に来られています。

H18年頃から、歩行時、階段の昇降、しゃがむ、前屈、靴下を履く時に
大転子のまわり、ソケイ部に痛みがあります。

H19年から整形外科で理学療法のリハビリを受けていましたが、
痛みが変わらないので、HPで見て治療に来られるようになりました。


今日の症状では、ソケイ部には痛みがありませんでしたが、
外側の付け根の所に歩くとき痛みがありました。

仰臥位で寝た時、左足の膝が浮いてしまい、まっすぐに伸ばすことが
出来ません。

仙骨が傾き尾骨の方まで捻じれています。
まず、先月の身体の匠で勉強した仙骨の修正法で
仙骨の傾きが修正され尾骨も検査すると、まっすぐに

次に今月の体の匠で勉強した、腸骨の歪みの検査法で検査してみると、
随分と歪みがはっきりと分かりました。

その後、腸骨の歪みを修正し、立って歩いてもらうと
痛みが無くなっていました

仰臥位で寝ても、足がまっすぐに伸びています。

いつもだと、側臥位で股間節の治療をして、仰臥位に戻ると
また、足が伸びないという状態になっていましたが
今日は、しっかりと伸びていました。
　
他の所を治療していると、グルグルと腸が動いているのが
聞こえました。

このことからも、歪みが無くなり腸も正常な位置に来て
活発に動き始めたなと分かります。

今まで股間節の痛みを重点に治療してましたが、
仙骨、腸骨の歪みを修正すると、股関節の痛みまで無くなって
しまいました。

先月も凄いと思いましたが、今月も凄いです

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