昨夜から今日朝にかけて、本州の広範囲にわたり、所々で濃霧が発生しました。
所々で、視界が100㍍以下まで落ち込み、高速道路での速度規制など、交通機関に影響が生じました。
春先のこの時期、夜間から早朝にかけての濃霧は、よく発生しますが、濃霧発生時の気圧配置、条件を紹介していきましょう。
①3月29日21時の天気図 気象庁HPより引用
②3月30日3時の天気図 気象庁HPより引用
引用図①②より、昨日、本州周辺を気圧の谷が通過し、本州の所々で降雨となりました。
さらに上空では
③3月29日21時の全国ウインドプロファイラー風向風速分布図 気象庁HPより引用
④3月30日3時の全国ウインドプロファイラー風向風速分布図 気象庁HPより引用
本州付近を気圧の谷が通過後、上空1000㍍〜3000㍍では、おおむね風速10㍍以下と比較的弱めで、風向は、本州付近で、時計回りとなっている様子がわかります。
地表付近で濃霧が発生する気象条件は、:地表付近が湿っている(濃霧発生前日18時の湿度が85%以上) :上空が比較的気温が高い時で上空700㍍〜1000㍍付近に気温の逆転層がある ことも特徴の一つです。
◇気圧の谷が通過して降雨・降雪となった後、上空1000㍍〜3000㍍では、南〜南西風となっているか、高気圧性循環となっている。このような気圧配置になると、夜間から朝方にかけて、濃霧が発生するという目安となりますね。
とりわけ、降雨・降雪量が比較的まとまっていたり、降雨・降雪の収量が夜間、遅くなるほど、濃霧発生の範囲はより広範囲になりますし、濃霧の程度もより顕著になります。(以下、筆者調べ)
千葉県内では、夜間、前記のような気象条件下に、夕方以降、房総半島沖から千葉県内陸へ吹く気流がある際は、当該気流は比較的湿ってますので、夜間に地表付近の湿度が見る見るうちに上昇して、沿岸部や、内陸の谷地周辺で、濃霧となりやすくなりますから、油断なりません!千葉県は、暗闘でも柏手kの有無が発生しやすい地域でもあります。
所々で、視界が100㍍以下まで落ち込み、高速道路での速度規制など、交通機関に影響が生じました。
春先のこの時期、夜間から早朝にかけての濃霧は、よく発生しますが、濃霧発生時の気圧配置、条件を紹介していきましょう。
①3月29日21時の天気図 気象庁HPより引用
②3月30日3時の天気図 気象庁HPより引用
引用図①②より、昨日、本州周辺を気圧の谷が通過し、本州の所々で降雨となりました。
さらに上空では
③3月29日21時の全国ウインドプロファイラー風向風速分布図 気象庁HPより引用
④3月30日3時の全国ウインドプロファイラー風向風速分布図 気象庁HPより引用
本州付近を気圧の谷が通過後、上空1000㍍〜3000㍍では、おおむね風速10㍍以下と比較的弱めで、風向は、本州付近で、時計回りとなっている様子がわかります。
地表付近で濃霧が発生する気象条件は、:地表付近が湿っている(濃霧発生前日18時の湿度が85%以上) :上空が比較的気温が高い時で上空700㍍〜1000㍍付近に気温の逆転層がある ことも特徴の一つです。
◇気圧の谷が通過して降雨・降雪となった後、上空1000㍍〜3000㍍では、南〜南西風となっているか、高気圧性循環となっている。このような気圧配置になると、夜間から朝方にかけて、濃霧が発生するという目安となりますね。
とりわけ、降雨・降雪量が比較的まとまっていたり、降雨・降雪の収量が夜間、遅くなるほど、濃霧発生の範囲はより広範囲になりますし、濃霧の程度もより顕著になります。(以下、筆者調べ)
千葉県内では、夜間、前記のような気象条件下に、夕方以降、房総半島沖から千葉県内陸へ吹く気流がある際は、当該気流は比較的湿ってますので、夜間に地表付近の湿度が見る見るうちに上昇して、沿岸部や、内陸の谷地周辺で、濃霧となりやすくなりますから、油断なりません!千葉県は、暗闘でも柏手kの有無が発生しやすい地域でもあります。