薬膳OLの父が、会社でスピーチするってよ!
うちの父上、機械の開発を仕事にしておりまして
この度彼が開発した何か(ぉぃ)が
会社の賞を受賞したそうです。
(画像はそれっぽいものを探してきただけでなんの関係もありません。←)
その表彰式で5分以内のスピーチを命じられたそうで、ずっと頭を悩ませていました。
バリバリの理系職。
しかも職人気質(口下手)。
そして、忘れてはならないのが彼は中国人。
日本の大学院を卒業して長年日本で働いてはいるけれども、
やっぱり日本語の作文はとっても苦手なんですね。
そこで、
役員のスピーチ原稿や会議資料を作ることを生業にしているわたくしが一肌脱ぐことに。
作成したスピーチはこんな感じ🌼
この度はこのような賞を頂き、誠にありがとうございます。
私は日頃、開発部で●●人の仲間と一緒に仕事をしています。
今回、この賞は私の名前で受賞させていただきましたが、
彼らのサポートなくしては、この場に立つことはできませんでした。
これは開発部の仲間たちと一緒に受賞した賞だと思っています。
開発という仕事は、どちらかというと華やかなものではなく、地味な作業をこつこつと積み上げていく仕事ではないかと思います。
今回、このような賞を頂いたことで
自分のやっている仕事を信じて進んでいけば
必ず見てくれている人がいて
評価してもらえるんだということを実感し
自分のやって来たことが報われ、とても嬉しいです。
また同時に、
開発部の若手社員に対して、このことを示すことができたことも嬉しく思います。
今後は彼らの活躍のために、微力ながら私もサポートできればと思っています。
今日この日を迎えることができたことは、私の社会人人生のゴールではなく新しいスタートなのだと受け止めております。
今後も会社の発展のため、人材育成や技術の伝承に向けて尽力していきます。
ありがとうございました。
具体的な表現は色々省いてありますが
だいたいこんな感じ(*´∀`)
グチグチ言いながらも
仕事は楽しいらしいマイファザー。
昔はどうしようもない堅物で
他人にも自分にも厳しかったけど
最近は部下の若手が可愛いと言う。
理不尽な要求に悔しそうにしていた姿も見ていました。
材料は揃っていたので、書くのは容易かったです。
同時に私も文系職の役割を父上に少しだけ見せられたような気がして満足なのです。
大学は文学部を選んだこと
卒業後に出版社に就職したこと
今の仕事に転職したこと
父からは「文学なんて食えないだろ」「事務系職種なんて理系職がなくては成り立たん」と言われたことが大層悔しくて(笑)
事務系職種も理系職種も役割が違うだけ。
みんな同じ目標に向かってその役割を全うしていると思うのです。
今回書き上げたこのスピーチ原稿は
大層感心してもらえましたよ✌えっへん。
スラスラ言えるように練習する!と言っていたので
次回会ったときにどうだったか聞いてみようと思います(・v・)
おとっつぁん、おめでとう!
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