たっき~の釣り日記

千葉県在住、海を愛し、魚と遊ぶ。
そんな男の釣り日記。

念願の…

2013-05-28 19:04:05 | 日記
ブログを更新するネタも気力も無く
アオリイカ2連続BOSE中…(*_*)


5月19日コードネーム[ハロン湾 ベンタイン島]某情報筋からアオリは簡単に釣れるとのことだった…
ポイントをうまく探す事が出来ず、集中力も早めに切れBOSE^^;

5月21日コードネーム[ハロン湾 バインセオ]19日良いサイズのアオリを釣っていた優しいカヤックの人から情報を入手、19日の鬱憤を晴らす‼
ハズがまさかのBOSE。

5月26日再び[バインセオ]
この日もTさんと4時に現地で待ち合わせた。
そそくさ準備をして前回チェックしておいたポイントへ。

満潮で潮止まり、南風強く大きめのパラシュートアンカーを入れても流されるスピードは早い。

シャクってシャクって2時間経過、ノーヒット(*_*)
Tさんもまだ釣れていないようだ。

そして7時頃、近くのボートが慌ただしい。竿が曲がり間も無く墨を吐く良型のアオリを確認!

いよいよか⁉
気合いを入れてシャクってシャクって10分程経過、シャクった後着底糸フケを取ると藻に捕まってしまったようで、竿を立て無理矢理引っこ抜いた瞬間、
ズン‼っと来て反射的に合わせると軽めに合わせてあったドラグが、早いテンポで鳴る、ジェット噴射が力強く、サイクルが早い‼

しばらくアオリを釣っていなかったので、興奮MAX‼
重いリールを慎重に巻いてなんとか水面まで来ると大きなシルエットが見えた。バレないよう祈りながらネットイン‼やったー



デカッ‼‼
すぐにTさんに電話し釣れた事を伝えた。
興奮しつつ、イカ締めピックで締めるのも一苦労。
ビニールに無理矢理押し込みクーラーへ仕舞った。
2連続BOSE中だったので本当に嬉しい‼
もしかしたら夢だった2キロアップかも‼
後からビニールごとボガで計量してみると5ポンドくらいを示していた(^^)

さぁもういっちょ。
1時間くらい沈黙後900gを追加


Tさん写真ありがとうございます。

さらに30分くらいして、明確なアタリ

ドーン

その後風とケンカするように潮が強く流れてきて沈黙、少し北側を調査したが特に変化なく終了。。

帰宅後、仕事場から計りを持って来て。
そして気になる検量結果は…
嬉しい‼

2450g
お次は

2000g
そして

900g
でした
そして、1番デッカい奴を刺身に
これで半身です。
大人5人でも少し持て余した感じ

お味は…美味しいです。
身は厚くでエンペラの部分が普通の1キロクラスのアオリと同じくらいあります。
身の部分はアカイカに似た食感です。

しばらくイカの食材には困らなそう。

カヤックフィッシング最高‼

アオリイカ 2キロ
Tさん写真ありがとうございました。










アオリイカ精莢を観察する

2013-05-12 20:48:23 | 日記
アオリイカ
最近魅了されてしまっているターゲット。
本日も頑張って、頑張って、なんとか1杯

920g
以上本日の釣果となりました^_^;

巷では「イカの精子は人を食べる」との噂⁉
なんじゃそりゃとネットでしらべると…。
「スル メイカの精莢 による口腔内刺傷 」
どうやらこの事を言い表しているらしい。
実に興味深い。
早速本日のアオリイカを開いてみよう。

釣ってすぐに生け締めにしてビニール袋に入れクーラーBOXに入れ持ち帰った。釣れたのが午前07:30頃なので、約10時間経過していることになる。

早速包丁を入れる

少し墨袋から墨が漏れ出してますね

メスならこの時期卵を抱えているようなので、卵が無いからオスか⁉
精莢の入っている部位を発見

その部分だけ取り出した

長さ約10ミリ、太さ1ミリ程の精莢が束状に

これが人の口の中、舌に刺さると言う。
10時間の間冷蔵されていたからか全く動く気配は無い。
家にあるもので人間の口、舌に近いものを探したところ、コンニャクゼリーと、鳥のモモ肉があったのでこれに精莢を乗せてみることに。

上が鳥モモ肉、下がコンニャクゼリー、左がイカの精莢。
箸でだいたい半分づつに分け上に乗せた。
すぐは変化がみられなかったが、人の体温と同じ状況を作るため40度程のお湯にアルミの容器ごと浮かべてみたところ、一つ、また一つ発射されるように外へ飛び出してウネウネ気持ち悪いミサイルだ。

棒状に見えるのは発射前、丸まって見えるのが精莢から発射された精子嚢

最終的にはほとんどが発射されている

発射された後精 子嚢は数秒間右左にウネウネした後動かなくなった。

この動画をYouTubeでチェック:

http://youtu.be/sf96VW1GWHo


下の写真は発射された精子嚢とカラになった精莢

カラの精莢は透明なストローのようだ。

では今回実験に使用したコンニャクゼリーはどうなったか表面の精 子嚢を洗い流してみた

写真では分かりにくいけど4つ程の精 子嚢が3ミリほど中に食い込んでいる

鳥肉はどうだろう

多数食い込むように洗い流しても取れないものがあった。

このように今回の観察から精莢になんらかの刺激を加えると精子嚢が発射され、数秒間ウネウネとする、この間に下方にウネウネとしたものは鳥肉、コンニャクゼリーの中へと食い込んで行ったものと思われる。

人がこの部分を生のまま食べると口の中で精子嚢が発射され口内に刺さり、痛みを伴う。
この精子嚢はふにゃふにゃしていて柔らかいので、引き抜く事は出来ず、少しづつ切開して取り除く事になるらしい。

釣り人なら内臓系はキレイに取り除く部位だとは思うが知らずに食べてしまうと痛い目にあうみたい。
また買ってきた新鮮なスルメイカやヤリイカなど、運搬の際などに圧迫され、もしかしたら内臓が破れてしまっていて精莢が露出している可能性もあるので注意した方が良さそうだ。

また、今回改めてイカと言うのは不思議な生き物だと思った。
自然界では交尾の際メスの体内で同じ様に発射され、海水で満たされた体内をさまよいある部位に到達したミサイルはイカの粘膜状の皮を突き破りメスの体内の一部分にめり込む、ここからミサイルに搭載された無数の精子がメスの卵に受精すると推測される。

ますますアオリイカにハマりそうです。

実験日時2013年5月12日18時頃