激しい急性腰痛がハリで即効！

激しい急性腰痛がハリで即効！
今朝、座椅子から立ち上がろうとして、腰の激痛を感じたと、
月に３～４回来院してくれている９１歳の女性のお年寄りが治療に来られた。


この人は、定年まで「単調な中腰のた立ち作業」を続け
退職後数年経過してから、腰が曲がりはじめ、「寝起きがつらい」と
通院を始めたのです。

やはりたくさんの「病い」を抱えていました。
永く続く軽い咳、時々出る口内炎や舌痛、薬を飲まないと眠れない不眠症、
歩行時の右膝痛、それに良性脳腫瘍のためと医師に言われた眼瞼下垂・・・・
その、一つ一つの治療に取り組みそれぞれ好転しています。

今朝は午前中、座椅子で、ずっと座り込んでテレビを見ていて
立とうとしたら、右腰の激痛で立つのが大変だった、というのです。

「ギクッ」と激痛がきたのではなく、腰が強ばって腰を伸ばすのがつらかった
そうです。

これは、腰の二本のハリでOKでした。
最初に、腰の深い硬結に直接刺ししばらく置鍼してから抜鍼してみると
ほとんど痛みは取れました。
少し痛みと違和感が残ったので、違和感のある表皮に浅いハリを刺して、
５分くらいで終わりでした。

これで完治です。

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「老化」が痛みの原因と言ったら、その「専門医」を疑おう。

「老化」が痛みの原因と言ったら、
その「専門医」を疑おう。
「老化」が痛みの原因ではありません。
半年前、「左肩」が一か月前から痛み、
「肩の専門医」とかで評判の整形外科で診察を受けたら、
「左肩関節の老化による変形で痛む」と言われ
ほとんど毎日通院して治療を受けたが、全く楽にならない
という患者が、私の治療を受けにやってきました。

彼に、痛みの発症状況を聞くと、動作時や普通に寝ているときは全く痛まず、
左肩を下にして何か不明の力のかかり方の時だけに痛みを感じると答えました。
肩関節から頸部にかけて左右を比較しながら軽く擦診をしてみると、
左の頸部の中間あたりの浅いところに緊張感がありました。

その頚椎の傍ら一か所にハリを浅く表皮に沿って刺して
置鍼しました。１０分くらいで発赤して温まり抜いてみると
緊張感がなくなっていました。
その場で、ほとんど楽になり、治療二日で完治しました。


最近、慣れない仕事で腰を痛め、また治療にきましたが、あ
「あのときの左肩はその後全然痛まない」そうです。
もちろん腰も「即効」でした！

「専門医」とかで大繁盛の整形外科医の診察では、MRIやX線の検査で
「老化による変形からくる痛み」と診断され、
お勤めマッサージ師のリハビリなどで、その時は「楽になる感じ」がするので、
痛みを我慢してマンネリ的な通院を続けるが治らない患者であふれているのが
運動器系の痛み医療の現状である・・・・・
と言ったら言い過ぎでしょうか？

骨や関節の変形の有無には関係なく、
その痛みには老化ではない明確な原因があります。
熟達した適切なハリの治療では
それをつきとめ、痛みは必ず軽快させることができます。

「ハリの医術」をきちんと評価できる知性
を患者の身につけることは
原因もきちんと確認しないで、
お定まりの「映像」検査や「血液検査」を万能視し
「漫然医療」を続ける「専門医」大繁盛を成りたたせる、
今の「医療制度」を根本的に作り替えて
患者中心の「本物の医療制度」を築く”かなめ”
であると思います。

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チクリともしない「完全無痛」のハリが医療を変える！ ⑤

チクリともしない「完全無痛」のハリが医療を変える！　⑤

「チクリともしない」ということは、
どんな意味があるのでしょうか。

自分の身体や患者に「刺し方の工夫」をしながら効果を検討・評価して
いろいろと「その意味」を考えています。

先ず、私の「高齢性難聴」は
耳鼻科医には「耳自体には特に異常はないから治らない」と言われています。
それで、「これに挑戦」と取り組んでいます。

自分で、耳の周囲に「浅刺」するのは難しいので、今一番刺しやすい「耳前」の所で
比較・練習しています。
　①耳前の「ツボ」３か所に普通に５ミリくらいの深さに刺し込む。
　②耳前の表皮に沿って１㎝３ミリくらい水平に刺す。
　③　②を「チクリともしないで刺入する完全無痛」で刺す。
現在、ようやく③ができるようになり始めました。

患者では、いくつかの病気を決めて、①～③の比較刺鍼を始めています。
「消化系疾患」で、まだ数人。
しかし、明らかに「刺鍼の深さ」には、効果の違いがありそうです。
そして、①と②③の刺し方、「直刺」と「浅刺の違いは明白です。
これからが楽しみ。
きちんと実績を積み重ねて整理し理論化していく考えです。

それは、「表皮のシステム」と「神経のシステム」との違いを明確にし、
新たな「表皮～全身」のシステム系を探り、
「神経～全身」のシステム系とは別の「調節系」を確立することであり、
「医学・医療の在り方]の根本的変革への道が開けると
確信しています。

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患者不在の医療の実態が私に教えたこと（再改記）

患者不在の医療の実態が私に教えてくれたこと（再改記）
３年前のある朝、
突然「左下肢の激痛」に見舞われ、
「歩行困難」になってしまいました。
私は、自分でハリ治療をしてほとんど「痛み」はとれたのに
ひどい「歩行困難」が残ったので
その日の治療の仕事」が終わってから
大繁盛の整形外科医師の診察を受けました。

そして体験した「医療の在り方」は、
現在の「医療の問題点」を浮き彫りにしていると思います。

私が、朝の「発症の状況」を説明している間、全く一度も
私の訴える「歩行困難」の様子を見ませんでした。
そして、ただひたすら、「パソコン入力」！

終わると、
腰と下肢の「X線撮影」の指示、そして「読影」・・・・
「第４腰椎の滑り症」そして「下肢には問題なし」と診断。
これは、私自身の判断の通り、
「左下肢の激痛」は第4腰椎の異常でした。
私はその朝、左腰椎の傍らにただ1本のハリを刺して
「激痛」を止めたのでした。

ところが、三日後には
私の自分のハリ治療で「左下肢の痛みは完全になくなった」のに
「歩行困難」が続いたので
「かかりつけの内科医師」に勧められ
「大学病院の救急外来」で診察を受けました。

そして
「腰は全然問題なし」「左腓骨神経マヒ」と診断されました。
これは、「歩行の困難の様子」である「下垂足」を見れば、
直ちに診断できる病気でした。
私も、５０年も前に、
「まず患者の診察室に入るところからしっかりと観察しなさい」と
「鍼灸学校」の学生時代に学んでいたことでした！
自分が「患者」になるとまず「痛み」に気を奪われ
「すっかり学んだことを忘れていた」ことに気づきました。

自分でハリ治療をしてほとんど瞬間的に「激痛」がとれた
今日の「快浅刺法」につながる新たなスタート
となる大きな体験でもありますが
恥ずかしい「学び」でもありました。

それと、
３日前の「腰椎のX線映像異常」が、「痛み解消とともに全くなくなった」ことも、
痛みと「骨の異常」との関係の「固定観念」を覆す
確信への土台となりました。

しかしこの体験は、
「現在の医療の実態」を如実に明らかにしていると言えるでしょう。
「患者の生き苦しむ現実の病状を把握し、それを変える」ことには全く無関心で、
ただ、静止した形の映像を見るMRIやＸ線の検査、だけ。
ひたすら「検査料」を稼いでいる！感じでした。
近所の「整形外科」では、
私が診察室に入ってからパソコン操作だけで一度も私を見ませんでした。
どんな状況で「発症」したのかも病状についても一言も質問もしませんでした。
そして、その映像の静止的な形だけで「診断」しました。

これは、
「現在の医療」が患者を治す仕組みでなく
「固定的な人間観・疾病観・価値観に基づいて
IT産業・製薬資本や医療機器メーカー
そして、それを土台に成り立つ医療機関などを、
ただ豊かにさせるだけの仕組みになってしまっている」ことの一面を
表しているのではないでしょうか。

患者中心の「医療」の再建・・・
これが本当に一人一人の患者を治し切る「鍼灸医術」にかかわるものとしての
大きな課題であることを自覚させられた体験でした。


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辛い胃のむかつきが、「完全無痛・快浅刺法」で楽になった！

辛い胃のむかつきが、「完全無痛・快浅刺法」で楽になった！

三日くらい前から「つらい胃のむかつき」があり
かかりつけの内科医に診てもらい「急性胃炎」と診断されて
薬を飲んだが効果なし。
という４０歳の事務職女性が来院。

私の治療は、上腹部の一般的なツボに「完全無痛・快浅刺法」でハリをして見ました。
ハリを刺した周囲が５センチ４㎝直径の円状に赤くなり、快く温まりました。
胃のむかつきも消えました。大体１０分くらいの置鍼でした。
これで、完璧です！
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