病める心も身体もよみがえる。本来の鍼のびっくり効果‼ ハリで心も身体も元気になった。

「原点に基づく快微鍼 表刺・置鍼法」を土台に、新たな医学・医療の創造をめざす、超高齢チャレンジ鍼灸師の歩み。

「急性虫垂炎」がハリ治療で手術をしないで治った!

2016-08-28 15:32:48 | 患者中心の新たな医療制度を創ろう。
「急性虫垂炎」がハリ治療で手術をしないで治った。
55年前の鍼灸学生時代の凄い体験です!

私が鍼灸学生の時の体験は、
「患者中心の医療制度の確立の一つの在り方」を示していると思います。
その時は「ただハリは凄い!」と驚いて将来の確信につながったのですが、
今しっっかりと考えてみると、さらに深い意義のある体験でした。

当時、新しい日本の医学・医療の創造をめざして、医師を中心に鍼灸師を含む
広く医療従事者を結集して「新日本医師協会}(新医協)が組織されていました。
会員であった私は、中国の医療事情をつぶさに見て来られた元医科大の生理学教授で
東京「民医連」所属の診療所長であったk医師に協力して
仲間の鍼灸師・学生と全国最初の「病院内の鍼灸治療所」を始めました。

そこでの凄い体験です!
当時中国の鍼灸が大きく報道され「急性虫垂炎の鍼治療」のニュースも伝わっていました。
もちろん、日本では鍼灸師は全く行うことは出来ません。

この診療所でやっ見ようということになりました。
先輩の鍼灸師が行い、私たち学生は見学です。

担ぎ込まれた急性虫垂炎の急患の「臨床検査」を行い「手術必要」と診断のうえで
いざというときは、直ちに「手術」に移行できる体制を整え、
「ハリ治療」を行いました。
中国文献を頼りに、足の「三里」の近く「特異点」を探し両足一本ずつのハリ
置鍼したと思います。
患者は来院時は痛がり苦しそうでしたが、しばらくするとすっかり楽になり
そのまま帰ってしまいました。

何かあればすぐに連絡するようにと告げたようでした。

その後、全く何の症状もありませんでした。完全治癒でした!

この病気は「手術」が当たり前と思われていました。
しかし、こうした、鍼灸の臨床の場ができることによって
患者がむやみに「手術」しないでもすむ「医療制度」を築く
一歩となるかもしれません。

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中川求真堂



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