魚と栞 2007-08-24 23:50:04 | さ行 (自作の詩) 時々、私の中でさかなが跳ねる さと、かと、なが、一番を争い かなしさがかさなる なかなかさかなでいてくれない 忘れもしない、思い出の1ページ はさんだしおりの しと、おと、りが、恥ずかしくて おしりになる 余計恥ずかしくて忘れられない こんな言葉狩りしてる
ありがとう作文 2007-08-20 01:04:16 | あ行 (自作の詩) あなたと喧嘩がしたい りっぱな人にさせたいから がっかりさせたい ところがどっこい!が、したいから うそみたいだけど愛してる!
サディスティック 2007-08-09 00:26:33 | さ行 (自作の詩) 強いねと言われたら 泣きたくなった だって違うから 違うから そうかもねと言って 泣けなかった ただ 離れていってしまわないでと 怯えながら 私もまた人を愛すことを 学んでいく 伝える為にするキスが あなたの自信になるという 真実は 嘘で固めた事実のようだ 嫌われたっていいけれど 嫌いにならないでと言ってしまった あなたの愛し方で私を愛してくれたら それでいい 奪っていく女よりも 奪われる女になりたかったけど 仕方がないね
誰も知らない誰かになって 2007-08-07 00:21:05 | た行 (自作の詩) 光が届かないところまで 沈みたい 誰も知らない誰かになって 誰も知らない何かを知って 泣き疲れたら 涙の海で溺れたい 誰も見えない彼方の夜に 誰も見えない何かが光る
タテマエ 2007-08-07 00:06:27 | た行 (自作の詩) ジャズ アウト 酷い邪NIGHT 猛牛として だって 待ってたってタテマエ ちょろまかし 薔薇色 断定 ネック 男性器ね おっぴろげ ドリーム ドッ昼間COLOR ナニシテ万年
蝉 2007-08-01 21:56:38 | さ行 (自作の詩) 弱虫がぞわぞわと蠢く 重い石を持ち上げたその手で 今度は誰を殴るというのでしょうか 抜け殻の奥を覗き込むと 忘れてきた世界が見えて 今度は 我慢を忘れて必死に泣いた 泣く事しかできない弱虫ばかりが煩い そして愛おしくもある 夏が終わる頃には きみは いない