かえるのうた

かえるのうたが聞こえてくるよ
蹴ろ、蹴ろ、蹴ろ、蹴ろ蹴ろ、蹴ろ蹴ろ蹴り倒せ

手足が生えてきたオタマジャクシのキック力はすごい　縦横無尽に動き回る

かえるのうたが聞こえてくるよ
くわっ、くわっ、くわっ、くわくわっ、くわっくわっ

咥える指咥える乳首咥えるオモチャ咥えるリモコン咥えるスマホ

0歳以上1歳未満
天使が降りてきたのかと思いました
ご機嫌な時と不機嫌な時の波
もうお遊びはおしまいだ

さあゴングが鳴った！もう夜ですよ！いい子はねんねのお時間ですよ！
ミルクは飲んだ！絵本は読んだ！あんたの体もこねくりまわした！
ありとあらゆるオモチャで遊んだ！温度調整バッチリなはず！
はよ寝なさい！はよ寝なさい！抱っこゆらゆら1時間！

かえるのうたが聞こえてくるよ
蹴ろ、蹴ろ、蹴ろ、蹴ろ蹴ろ、蹴ろ蹴ろ蹴り倒せ

手足が生えてきたオタマジャクシのキック力はすごい　腕をつねる力もすごい

新生児以上幼児未満
寝かしつけなんて添い寝で十分と思ってました
寝たと思ったら10分で起きるのなんで
もうお遊びはおしまいだ

さあゴングが鳴った！もう夜ですよ！いい子はねんねのお時間ですよ！
お散歩行った！Eテレも見た！おしゃぶり全然しゃぶりません！
子守歌なら得意です！よだれの量が尋常じゃないし！
パイですか？パイですか？パイ飲ませながら歌いましょうか？

かえるのうたを

愛して

泣いた
その涙で咲いたんだ
知らない
口に出して知ったんだ
明日も　あなたも
透き通っていた
間を　愛だと
重ね合ってきた
以外
それ以外は
未来
それ以上は
キライ　

退屈凌ぎの
快楽
憂鬱さりとて
死なない
剥いでも　這いでも
愛して　
今から　今直ぐ
逢いたい

見えない私

近くに来た！　遠くに行った！って
うぉー　うぉー
ちゃんとまだ　伝わらないで
うぉー　うぉー

不安なの　不確かなの
笑いあえたって　一緒にいたって
消えないでって　願うだけで
そんなことば　出てこないよ
探り合えば　みつかるかも
何が愛で　何が恋で
つまりまだ　答えは知らなくていい！

姿・形　見えない私
笑えないの　わからないね
姿・形　見えていても
わからないの　どうしたらいいの


好きな人ができたんだって
うぉー　うぉー
隣で聞いて　励ましちゃって
うぉー　うぉー

それは何？　それは誰なの？
聞けないから　遠い人に
なってしまった　あなたがいる
手を伸ばせば　届いたはずの　
あなたにとって　私は誰で
私にとって　あなたは誰で
答えなんて　とっくに出ていたんだね

自分本位　かなり本気
でもねまだね　わからないの
傷ついても　痛くないの
あなたのため　生きていけば

姿・形　見えない私
笑えないの　わからないね
姿・形　見えていても
仕方ないの　どうなってもいいの

Bilieve in you

I'm waiting for you long long time
cause I love you
瞳を閉じて黙ったまま
一日の風の音を　私は知っている

I'm waiting for you so that I'll be stay with myself
深い夜から明けてく宙に
想いなら唄に換えて　星よ届けて

La la la...
あの人は今どこで何を思う？
La la la...
教えておくれ

この星のどこかの国の
誰と居ても
知らない人になっても
慣れない街で　ずっとずっと
信じているわ

I'm waiting for you long long time
cause I love you
答えなどない知っているけど
I believe in you and so...
still remember me.
切ない約束の

La la la...
口ずさむ唄もう遠くなってく
La la la...
信じているわ

夢路

まあるく描いたお月様　今夜どこ見て笑う？
祭の後の寂しさに　独り夢路を辿る

私は金魚　水槽の中
私は小鳥　鳥かごの中

出口の無い迷路で遊ぶ
そう言ったまま　どこかに消えた

寄せては還す大波小波　出会い別れに重ね
緑の両手に包まれて　独り夢路を巡る


鬼さんこちら手のなるほうへ
でも手は鳴らない
誰かが私を見て笑う　独り夢路を辿る

私は羽虫　虫かごの中
私はお花　散っていく花

親指を曲げ　人差し指を折り
数えられない時にもたれた

どれだけの夜　どれほどの朝　繰り返す営みよ
生まれた意味を問う前に　独り夢路を巡れ


巡り巡る　全てと共に
眠れ眠れ　草木と共に

無いものねだりの子供たち　やがて大人になって
願いは叶うと信じてる　夢の無垢な悪戯

まあるく描いたお月様　今夜どこ見て笑う？

御伽噺

良かったね　君は　僕の恋を手に入れて
何も知らない　君は　やっぱり幸せだね
全てから　僕は　拒まれていたのかもしれない
裏切りと純粋に弄ばれて

僕は何も要らない　愛さえも要らない
もとに戻る事　それができないのなら
僕は夢を見れない　いくら目を閉じても
闇だけがこぼれる
行方知らぬ時を駈け抜けて

繰り返し　君は　見えぬ刃で僕を刺し
傷を隠し　僕は　これからどこへゆこう

やがて　オトギバナシだと思える日が来るのだろうか
現実と虚像の間に追い込まれてしまうのか


祈るだけ祈り　願うだけ願いとおし
朝も昼も夜もずっと　何かを求める
声のする方へ行けば　君と会えるだろうか
諦めたつもりでいたのに　僕は…

全てを捨てるから　過去も未来も全部
もとに戻る事　そして君に勝つ事
-したたかに生きれば　運命は傾く-
まだ信じていいかい
残酷すぎる　君のその言葉