セスタバジカ Cesta Basica

「基礎的なバスケット」という意味のポルトガル語。
ブラジルでは「日常生活を送るための必需品のセット」を指します。

Unhappy Monday

2011年10月10日 | 雑感
今日は「体育の日」、しかも天気はまずまず。ということで「放浪記」のネタ探しには絶好の日のはずですが、それは不可能。前にも書きましたが「祝日授業日」(「ハッピーマンデー」で休みになることが多い月曜日に15回の授業を確保するため設けられる)だからです。残念。

ところで先日、ブレーキのない自転車で公道を走っていたお笑い芸人さんが交通切符を切られていたというニュースを見て「なんちゅうアホなことを」と思ったのですが、先週日曜日の「バンキシャ!」という番組の特集で詳しく解説していました。「ピスト」というタイプの自転車はギアが固定されているためにペダルを逆に踏んで止めるそうですが、時速30kmで走っていると止まるまでに16mも走ってしまうとのこと。ブレーキが装着されていない「ノーブレーキピスト」は競技用で公道を走るのはもちろん道交法違反です。が、「見た目がカッコいいから」という自分勝手な理由でブレーキを取ってしまう不届き者が後を絶たないのだとか。(不幸にもぶつけられて亡くなったり大怪我をした方もいます。)こういうヤカラは厳しく取り締まって欲しいですね。真面目な自転車乗りが迷惑しますから。

ついでに前々から疑問に思っていることですが、立派な歩道があるにもかかわらず自転車が車道を走るというのはどうなんですかね?

今朝来る時にすれ違った自転車のうち、歩道を走っているのと車道を走っているのが半々でした。私は基本的に歩道派です。(当然ながら人通りの多い街中は別ですよ。なるべく車の邪魔にならぬよう、というより引っ掛けられないよう端っこギリギリを通ります。仕方なく歩道を走る時も必ず後方から「すいません」と声を掛けてから追い越します。ベルを鳴らされるのを嫌う人は少なくないようですし。ましてや歩行者のすぐ脇を予告なしに通過して驚かせるというのは言語道断です。)

大部分の歩道は自転車も走っていいことになっています。とりわけ湖岸道路は歩道がよく整備されており、歩行者もあまり多くない(朝方はほとんど皆無)。わざわざ車道を走る必然性はどこにも感じられません。

まあ車道派にもいろいろと言い分はあるでしょうし、車が少なければ別に車道を走っても全然構わないとは私も思っています。が、少なくとも交通量が多く、しかも大して幅もない2車線道(例えば国道8号線や161号線の一部区間)を堂々と走るのはいかがなもんでしょうか? 大型車は対向車線に出られない限り追い越しができず、そのせいで渋滞ができてしまっているのを何度か見たことがあります。(そういう区間は歩道も狭く段差が続いていることが多いので、私にしても自転車で走る気は起こりませんが、いったん歩道に待避して大型車を行かせてしまえばいいだけのことです。)後方から車が迫っており、かつ立派な歩道が整備されているにもかかわらず知らん顔で我が道を行く。こういう「KYサイクリスト」に敵意を抱いてしまうのは私だけでしょうか?

おまけ
 2004年に訪問した欧州のいくつかの都市では自転車が専用レーンをビュンビュン(たぶん時速30km前後)飛ばしていました。(事情を知らなかった私は危うくはねられそうになりました。)


もし四輪車、自転車、歩行者の棲み分けができるのであれば私もこんなので通勤したい。無いものねだりですけどね。


おまけ2
 同じような車がここでも紹介されていました。が、これって本当に自転車なんでしょうか? 自信がなくなってきた......

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