セラミックフォーラム株式会社 ブログ 硝子溶融、SiC、 太陽電池

硝子溶融炉、泡分析、SiC、太陽電池、あなたの手に届くテクノロジーを。Ceramic Forum Co.,Ltd 

東日本大震災と自己責任論、リスク管理  5月30日

2011-05-31 06:00:34 | 自分のこと
セラミックフォーラム加藤です

3.11から2か月半が過ぎようとしている。 新聞、雑誌、テレビでは、第二、第三の大震災の可能性、今後の復興計画など論議が賑やかである。 特に、原発問題では、国や東電への厳しい追及が続いている。 そのなかで、1点、個人として零細企業の経営者として、気になることがある。 それは、こうした大災害の中での自己責任論、リスク管理である。 

津波、原発での被害者は一方的に気の毒な被害者扱いだが、今後の復興を考えるとき、単にそれだけで良いのか?

例えば、昔、自分自身も経験があるが、家を買う時、色々なリスクを考慮し、結局、無理して安全な土地、家を、高い金を払って購入した。 一般的に安い物件には色々なリスクがある。 数年前、耐震強度不足のアパート、マンション住人が、退去しなければならなかった事件があった。 これらの人は、相当、安い価格でハイリスクを取った訳だが、こうした被害者を税金で救済することには大きな異論があった。 東北地方でも、昔から、これ以上の低いところには家を建てるべきでないとの言い伝えを破り、海岸に近いところに家を建てた人が、今回、被害にあったという。

原発立地の市町村でも同じことでないか? 国や電力会社の甘い話に乗り、原発反対の人たちを村八分にしてまで誘致し、今回のような悲惨な事態に慌てる市町村を単なる気の毒な被害者としてだけで取り扱うべきか? もちろん、そうした恩恵からほど遠い自治体までが避難所生活を強いられるのは、本当に気の毒であり、国は全力を挙げて救済すべきだ。

日本人も時として厳しい。 数年前、中東でゲリラの人質になり、救出された日本人に対し、“税金を使って帰国させたりするのは、甘やかしすぎだ”との自己責任論がまかり通った。 

我々の会社も、この厳しい経済状況のなか、最悪の事態を想定しながら、色々なリスクヘッジをしている。 “石橋を叩いても渡らない”、“ローリスク・ノーリターン”経営と、からかわれた事もあるが、万が一の場合、想定外と言っても堪忍してくれない。 その時は、自己責任で潔く退場するしかない。 

クールビズとは

2011-05-30 13:04:07 | 社会
硝子担当の私は、なぜか身内の不幸が続いています。

今までは冬の葬式が多かったのでしょう、喪服は冬仕様しかありませんので、先日洋服の青山へ夏用の涼しい喪服を買いに行きました。

洋服の青山(他も同じでしょうが)は、COOLBIZ紳士服の叩き売り状態です。
明るい色の服が多く、ビジネスマン全員がこんな服を着ていれば、陰湿な満員電車内やオフィス街も明るく軽快な雰囲気に感じられそうです。
笑顔も増える事でしょう。

今年の夏は、

1.シャツを着る+ノーネクタイ
2.ポロシャツを着る
3.控えめなTシャツ+穴の無いGパン

が仮に接客でも許されるか…という傾向にあります。
が、今日の街には

4.背広の上着+ノーネクタイ

捜査員じゃあるまいし、意味不明な服装の人がたくさんいます。

クールビズ=背広一式から単にネクタイが消失
になっては、お金を掛けた政府の広報がもったいない・・・。

硝子担当の私は、背広+ネクタイを締めず注意を受けた事が多々あります。
しかし、政府が一言"クールビズ"といえば、ノーネクタイも非礼でなくなるのですから、ネクタイ+背広って一体何なのでしょうか。

この夏は、様々な色のビジネスマンを見かけるのが楽しみです。

15年ほど前、妙な服を着ている人がいるな、と思いましたが、

これ程までに半端無ければ、むしろ心地よいというものです。

久しぶりの休暇  5月23日

2011-05-23 06:00:29 | 自分のこと
セラミックフォーラム 加藤です

先週5月17日(火)~19日(木)の週のど真ん中、私用休暇を取り2泊3日の旅を楽しんだ。

実は、17日~18日、浜松で大学卒業45周年の同窓会(“応化41会”応用化学科を昭和41年卒業)が、開かれたので、それを利用した私的な旅。 久しぶりにユックリした3日間だった。

初日17日は、早めに自宅を出て、同窓会場であるグランドホテル浜松に直行、荷物を預けた。 同窓会は16時からの開催、6時間ほど遊べる計算。

《グランドホテル浜松》

 

まず市内探索。 ホテルの近くに木下恵介記念館がある事を知り訪問。 正直、覚えている作品は小さい時に観た“二十四の瞳”、“喜びも悲しみも幾歳月”くらい。 入口で入館料を支払う段になり、受付の女性から《70歳以上は無料ですよ!》呼び止められたのは、ショックであった。 展示物、ポスターを見ながら、色々、見たい映画が想い出された、“笛吹川”、“野菊のごとき君なりき”・・・。 TSUTAYAで借りるターゲットができた。 館内では、親切な館員に色々な説明を受けた。 木下の実家は浜松の盛り場千歳町の漬物屋だったそうで、今はないが、その近くに評判のうなぎ屋がありますよ!と教えてくれた。 早速、昼には時間があったが、その店に急行。 既に満席、店の者によると30分は待たねばとのこと。 断念し、近くのお好み焼き屋でビールを飲みながら広島焼きを楽しんだ。

《木下恵介記念館》



午後、かねてから一度行ってみたいと思っていた舘山寺温泉を目指した。 駅前からバスで1時間弱。 周辺をゆっくり散歩し、ロープウェーから浜名湖の景色を楽しんだ。

《舘山寺頂上からの浜名湖》

 

帰りのバスで浜松市内に差し掛かった時、犀ヶ崖公園が見えた。 確か、ガイドブックにあった三方原古戦場の遺跡があるところと思いだし、慌てて下車、その記念館に入った。 非常に小さな記念館であったが、親切な館員がいろいろ説明してくれた。 なかにあった戦場パノラマ図と講談師のビデオを組み合わせた三方原の戦いの説明は、分かり易く面白かった。 

《犀ヶ崖資料館》



夕方、何とか同窓会に間に合うべく、ホテルに戻った。 部屋で風呂を浴び、会場におもむいた。 出席者は卒業生70名のうち29名。 5年前の近江八幡で開催した40周年以降、5名が亡くなっており、彼らへの黙とう後、にぎやかに始まった。 

毎回のことながら、各人が近況報告。 また、各テーブルでは病気自慢、愚息、愚娘、女房への愚痴、ゴルフ談義など賑やかに3時間余が過ぎた。 加藤は、昼間の疲れで、早々に部屋に戻りバタンキュ。 翌日、朝食時に聞くと、昨晩は、ほぼ全員、カラオケ二次会で大いに盛り上がったとのこと、また、元気な連中は早朝7時からゴルフとのことで、朝食時解散。

ユックリとした朝食後、加藤はかねての計画通り浜松城見学。 浜松城は江戸時代、“出世城”と言われていたという。 家康の居城という伝統を背負っているのか? 明治維新まで25代の譜代大名が城主となったが、老中5名、大阪城代2名、京都所司代2名、寺社奉行4名と幕府要職についた。 有名なところでは水野忠邦。 天守閣の展示場もなかなか充実していた。 また、多くの定年退職者らしきボランティアが歴女ならぬ歴爺よろしく、来訪者に説明をしていた。 

《浜松城》



午後は静岡の妹の家に寄り、彼女の反原発仲間と大いに議論した。 浜岡原発停止の後だけに皆さん威勢が良かった。 原子力に関する知識が豊富なのに驚いた。 その後、母がお世話になっている老人ホームを訪れた。 全く、記憶をなくした母であったが、世話してくれている看護士からは《近親の方が来られると表情がやさしくなる。記憶がないといっても、分かるのですね?》と、親不孝を咎められた感じがした。

翌日、19日は妹、姪の母娘の3名と一緒に、登呂の遺跡を訪れた。 安倍川もちの製造元が経営する“登呂もちの家”で昼食をとったが、食事内容、価格、雰囲気とも満足いくものがあった。 夕方、横浜の自宅に帰った。 3日間の小さな旅であったが、いろいろ勉強にもなり、楽しくもあった。

《登呂もちの家》



こうした旅でも、常に思うのはビジネスのこと。 名所、旧跡、繁華街を訪れたが、人も少なく、何となく活気がない。 浜松の繁華街(千歳町)、舘山寺温泉、浜松城、登呂の遺跡・・・。 その対策だろうか?観光案内ボランティアの活動がやたら目立った。 こうした現象をマイナスとして受け止めるのでなく、これが、成熟した日本の現実として受け止めるべきでないか?と思った。 騒がしく、がつがつした繁栄(先々週の上海のような)よりも、低い稼働率、集客率でも豊かに暮らせる社会、これこそが、目指すべき未来ではないだろうか? 

今週、27日、GICプロセス・材料技術部会と愛媛大学ガラス研究グループの技術交流会が愛媛大学で開催される。 老骨に鞭打ち参加予定。 その合間に、道後温泉、松山城などを楽しむ予定。 どんな成熟した社会が見られるか?楽しみにしている。

お台場の起爆剤

2011-05-18 11:23:57 | 社会
弊社入居ビルの前には、様々な船が着く"はしけ"があります。

南側より税関、警察、海上保安庁と並び、その中でも警察は異動の時期に他へ移る署員を、賛歌とともに船で送り出すという伝統(?)の儀式のために桟橋を頻繁に利用しています。
伝統行事の継承に金と時間の糸目をつけてはいけないのです。

そして最も北側の閑散とした青海客船ターミナルには近頃、見慣れぬ船が頻繁に出入りしています。

ド派手な装飾と朱色の暑苦しい風貌は、とても目を引く。

以前は「備州」の名で岡山を走っていましたが、3月10日に岡山港で送別会の後出航、震災の津波に遭いつつ3月12日に東京へ着き、その後「安宅丸」の源氏名を使い青海ターミナル⇔日の出桟橋を往復しています。


硝子担当者の私は帰宅時に乗船してみました。



舞台が装備された畳敷きの普通席


5人の乗客を乗せて走る本船より、お台場地区の遠景。
高層ビルの林立も夢の跡でしょうか。中央に写る黒い縁取りの四角い箱が、弊社入居ビルです。


「がんばろう東京」は、何をすれば良いのか不明ですが、私の支払った乗船券代のうち、5%が被災地支援に充てられるそうですので、がんばって何度も乗船しろという事なのでしょう。


平日とはいえ、巨体に比較し乗客が少な過ぎます。
 ・PRが足りない
 ・青海ターミナルという場所がよくない
 ・外観以外の目玉がない
という無い無い尽くしで、素晴らしい装備が勿体無い状況です。

尤も今は様子見の時期だとは思いますので、来る夏には満員御礼となる様なイベントで、この異様な容姿を目一杯さらしてくれることに期待しています。

Facebookその後  5月16日

2011-05-16 06:00:17 | 自分のこと
セラミックフォーラム㈱加藤です

1月初めに始めたFacebookは、その後もほどほどに継続している。 古い友人などから突然に連絡が入ったり、Facebook上の友人とのやりとりなど、個人的に楽しんでいる。 また、このFacebookの影響か?最近、Linkedinから何人か?がリンクを求めてきた。 そのうち2人は昔、一緒に仕事をしたフランス人であった。 また、1人は国際的なヘッドハンティング会社のヘッドハンターだった。 ゴールデンウィーク前4月25日、東商セミナー『企業のためのFacebook基礎講座』を受講した。 講師は《Facebookをビジネスに使う本》の著者、熊坂仁美女史。 下記写真のように、なかなかの美人、ファンも居るのか?広い会場は満席であった。

<熊坂仁美>


講演のポイントは、従来のアウトバウンド型集客方式からインバンド型への転換。 不特定多数へ発信する商品宣伝(アウトバウンド)ではなく、買いたい意思を持った顧客に逆に探してもらう商品宣伝(インバウンド)。 ブログ、Twitter、YouTube、Facebook、ホームページを、多面的に利用して実現するとのこと。 特にブログが中心的な役割。 Facebook、Twitterからブログに引き込み、ブログからホームページに引き込み、注文してもらうという流れ。 

“インバウンド型集客モデル”


このモデルのメリットは、ともかく“コストを掛けずに商品、サービスに関心のある人を集められる”点で、現在、アメリカの企業の80%が何らかの形で利用しているという。 日本でも、昨年くらいから、“無印良品”、“ローソン”、“ユニクロ”などが始め、かなり成功しつつあるとのこと。 真似して、恐る恐るCFの企業ページも立ち上げてみた。

考えてみると、いずれもB to Cで、CFに役に立つとは思えない。 CFのようなB to Bビジネスでは、こうしたインバウンド型宣伝は断念した方が良さそうだ。 現在、CFでは、Google Adwardsを活用している。 潜在的な顧客が、例えば、弊社の主要ビジネスである“SiC単結晶基板”をGoogle検索すると、検索ページに弊社の広告と弊社ホームページへのリンクが現れる。 このルートによる新規顧客からの問い合わせは結構多い。 これが、CFにとっての精々のソーシアルメディアを利用した宣伝。 これ以上の悪あがきは止めた方が良いのだろう。

しかし、何時の日にか、B to Bでも面白いモデルが出来るのでないか?と期待している。 諦めずにいろいろtryしていこう。

そう言えば、先週5月10日~14日、上海のChina Glassに参加していたが、Facebookは開けませんでした。 中国政府のメディアコントロールの凄さを実感しました。

強い集団

2011-05-10 13:38:52 | 社会
震災より2ヵ月経ちました。

この2ヵ月間、硝子担当者の私は東北方面の顧客訪問で福島県郡山~宮城県名取の様子を目にしました。事前にイヤというほどテレビで見た予備知識通りでしたが、"高さ"は想定外でした。
あの高さのガレキ(ガレキという言い方は失礼なのでしょうが・・・)が迫ってくれば、腰を抜かして動けなかった人もいるのかもしれません。
地面に置かれた住宅の2F、陸に上がった船、有り得ない形で転がる自動車等は、地域の人々、自衛隊、ボランティアの尽力で片付け、前へ前へと進める気がします。

以前NHKのクローズアップ現代に出演した、釜石市の食品会社社長のブログ、復旧を進められる地域では、色々な問題を孕みつつも、怒涛の如く前へ向かって進む逞しさを感じます。

しかしながら、福島第一原発周辺に限っては、何も出来ないやるせなさを禁じ得ません。

「電気を使わせて貰っていた」などという気持ちは微塵もありません。
だからといって「独占企業が・・・」などいう気持ちもありません。

   
              実るほど頭を垂れる稲穂かな

社長の健康状態が心配です。

社長が健全な精神を持っていなければ、会社は病気になります。
高尿酸値、耳鳴り、前立腺肥大その他、齢70歳に向い病気の百貨店みたいな弊社代表でも、精神は極めて健康です。

「清水!土下座しろ!」と訪問先の役場で市民の罵声を浴び、地を這った社長、見ていたテレビを悲しくなって消しました。
罵声を発した市民も他にぶつけ所がなく、心を痛めた末に飛び出した言葉である筈です。

原子炉のケアだけではなく、優秀な新卒社員を派遣し、被災者のケアも人海戦術で対応出来ないものでしょうか。

容赦なく「怒鳴られ 殴られ」は、若手社員とくに新卒社員が持つ特権です。

"超"危険な施設を扱う企業なのですから、"超"堅牢な構成員を抱えていることが使命なのではないでしょうか。

原子力発電のコスト  5月9日

2011-05-09 06:00:10 | CFニュース
セラミックフォーラム加藤です

先週5月6日、管首相が中部電力浜岡発電所に停止を勧告した話にはびっくりした。 但し、政府として停止命令は出せないとのこと。 中途半端な話だ! 《また、お得意の管逃げ》か?と怪しんだ。 勘ぐれば、中部電力が拒否してくれれば、大歓迎の管パーフォーマンス?

ところが、7日、中部電力は勧告に従って停止すると役員会で決めたとのニュース。 これにも驚いた! 管首相も慌てたのでないか? 今朝になってまたまた一転。 中部電力は決定を保留し再検討とのこと。 原子力を止め、火力発電にすると毎日2億円のマイナスとか。

以前から、水力、火力、原子力、太陽電池、風力などで原子力が一番安価との宣伝は聞いていたが、常に本当かな?と疑問にも思っていた。 その一番の理由は、放射性廃棄物の処理コストをどう見るか?1万年管理するリスクをどう見るか?が不明だからです。 この問題をGoogleで検索したが、原子力教育を考える会のホームペ-ジが疑問にある程度答えてくれた。 下のコスト比較で原子力の前提はかなり怪しいとのこと。

<コスト比較>


私の妹は静岡在住で、浜岡原発廃絶運動を推進している市民運動家の一人です。 会うたびにその議論。 私はそれこそ、本件に関しては体制派で、《高レベル廃棄物の問題が取り残されているが、信頼できるエネルギーは原子力しかない。 この廃棄物問題も貯蔵する1万年のうちに、科学の進歩が解決してくれるだろう。》と、無理した楽観論で妹に反論していた。 今回の福島の事故は、私の楽観論を微塵に砕いた。 妹の先見性に脱帽するしかない。

その妹から一昨日、2010年10月26日に清水市で開催された京大原子炉実験所小出先生の講演《巨大地震が原発を襲うとき》と題するDVDをコピーさせて貰い連休最後の日、ゆっくり見せて貰った。 真の科学者とは先見性と真実を語る勇気だ!と改めて思い知らされた。 3.11後の当初、NHKに頻繁に出ていた原子力専門の関村東大教授達の胡散臭さとは大きな違いだった。 日本では、会社でも大学でも、こうした人間が出世し、小出先生のような信念を貫く人材はパージされるのだと納得した。

さらに、インタネットでこの小出先生を調べたら、先生および先生の仲間は原子力学会で原発の廃棄を訴える特異な存在として、《熊取6人組》と村八分的な扱いを受けていたという。 その間の事情を取材した2008年の毎日テレビの番組がYouTubeで見ることが出来た。 

theSOHOでの生活   5月2日

2011-05-02 06:28:39 | CFニュース
セラミックフォーラム加藤です

早いものです、theSOHOでの生活も7か月が過ぎました。 良いところ、悪いところ、いろいろありますが、何でもプラス志向に考えるのが私の取り柄。 

良いことが多いですが、強いてマイナスを挙げれば、やはり交通の便ですね。 最近、秋葉原とか、新橋に行ってきた事を、《東京に行ってきた》と表現するほど、都心が遠いところになりつつあります。 秋葉原の時は気楽にお客さんにも来てもらい、帰りに一杯は日常茶飯事だったが、今は先ず、お客もなかなか来てくれない。 

反面、色々、従来にはない体験ができる点はマル。 先ず通勤、きまぐれに歩く東京テレポート駅⇔theSOHOは、楽しみの一つ。 きれいな公園、国際交流会館を通り抜け約17分、清々しい気分になる。 懸案の赤提灯も大井町の飲み屋横丁で楽しんでいる。 一次会は、theSOHOの1階レストランthe Canteenか? 13階にあるthe Bar。 その後、飲み足りない時は大井町の“たら福”という赤提灯が定番になりつつある。

最近知ったが、theSOHOにあるこれらの店は、トランジット・ジェネラル・オフィス社というイベント会社が、ビルオーナーから委託を受け、運営している。 若いスタッフが色々アイディアを出して一生懸命やっている姿に好感を持っている。 既に紹介したクリスマスパーティー、餅つき大会、名刺交換会、震災チャリティーJAZZコンサートなど積極的に付き合っている。

つい先週の28日(木)は、来日中の仏BB社の若手技術者MとS鉱山Y氏を招待し、the Canteenのガーデンテラスでのバーベーキュparty。 これも、この4月から始まった若いスタッフのアイディア。 飲み放題も入れ5,000円/人はreasonableで、心地よい春風のなか大いに楽しんだ。

<the CanteenでのBBQパーティー>



このtheSOHOには300余の中小企業が入っているという。 アート系、ソフト系が多いとのことだが、色々な業種があるようだ。 都心にワザワザ出なくても、ここで、全て間に合うかも知れないと期待している。 これも不便さを逆手にとる考え。 既に、ITコンサルタント、新しい宅配便提案会社と契約をした。 

そう言えば、theSOHOの入居者の紹介リスト、インタービューのwwwがあった。 弊社の名前がなかったのはうかつだった。 次回はインタビューも受けよう。