セラミックフォーラム加藤です。
昨年10月に経理関係をやってもらっていた女性が退職した後、老骨に鞭打ち、経理を一部担当している。 毎週の土曜出勤は、そのためにも必須。
色々、表計算もやっているが、ついつい電卓で計算することが多く、彼女のようにExcelで簡単に正確に表現する技術が不十分。 先週1月24日、25日、27日と、思い切ってExcel講習会に出席した。 東京商工会議所江戸川支部が開催のExcel基礎、応用、実践の3日間コース。
実は、15年位前にWord、Excel入門コースで勉強したが、その後、我流を通してきた。 今回、最初の日の基礎コースから、いかにこの15年間、無駄なことをやっていたか?思い知らされた。 単純な例では、英語と日本語の混ざった文章で半角英数と“ひらかな”を、何回となく切り替えているが、今まではその都度、言語バーを出して切り替えていた。 今回、先生から半/全keyで切り替えるように指導を受け、なんと今まで時間の浪費をしてきたか?を思い知らされた。
また、作成したシートを中央に置いて印刷する技も学んだ。相対参照を絶対参照にするのに、“F4”keyを押すことも学んだ。
3回の講習会で15,000円を取られたが、ここ15年間で、何十時間、何百時間を無駄にしてきたことを考えると、安いものだった。
また、最後に教えてもらったデータ解析のピボットテーブルは凄いにつきる。 今まで、かなりのデータに触れながら、こうした解析をせず、データを死蔵してきたことも悔やまれる。
こうした無駄が、何故、今まで、放置されていたのか?を、色々、反省した。 自己流の思い込みが阻害してきた事は確か。 例えば、我々は、新しい硝子溶解技術を日本の顧客に紹介しているが、よく言われるのは、《現状で満足しており、何故、高いお金を払ってまで、それを導入しなければならないのか?》である。 問題は、そうした顧客の疑問(時々、単なる思い込みである場合もある)に、自信を持ってどう回答するか?である。
今回の女性講師(www.pc-advice.jp/)は、自身の永年の経験から、うまく問題点を抽出した教材を作成し、生徒が自身の無駄に気が付くように導いたのだろう。
やはり、先ず、顧客のニーズ、問題意識をきちんと把握し、それに沿ったテキスト(プレゼン資料、技術資料)を、自分流に作成する必要を感じた。⇒欧州partnerのプレゼン資料を翻訳するだけでなく
今回、Excelのテクニカルな面だけでなく、自分のビジネスの進め方を考える良い機会を得た。