セラミックフォーラム株式会社 ブログ 硝子溶融、SiC、 太陽電池

硝子溶融炉、泡分析、SiC、太陽電池、あなたの手に届くテクノロジーを。Ceramic Forum Co.,Ltd 

先週はExcel講習会 1月31日

2011-01-31 06:28:40 | 硝子溶融技術

セラミックフォーラム加藤です。

昨年10月に経理関係をやってもらっていた女性が退職した後、老骨に鞭打ち、経理を一部担当している。 毎週の土曜出勤は、そのためにも必須。

 

色々、表計算もやっているが、ついつい電卓で計算することが多く、彼女のようにExcelで簡単に正確に表現する技術が不十分。 先週124日、25日、27日と、思い切ってExcel講習会に出席した。 東京商工会議所江戸川支部が開催のExcel基礎、応用、実践の3日間コース

実は、15年位前にWordExcel入門コースで勉強したが、その後、我流を通してきた。 今回、最初の日の基礎コースから、いかにこの15年間、無駄なことをやっていたか?思い知らされた。 単純な例では、英語と日本語の混ざった文章で半角英数と“ひらかな”を、何回となく切り替えているが、今まではその都度、言語バーを出して切り替えていた。 今回、先生から半/全keyで切り替えるように指導を受け、なんと今まで時間の浪費をしてきたか?を思い知らされた。 

また、作成したシートを中央に置いて印刷する技も学んだ。相対参照を絶対参照にするのに、“F4keyを押すことも学んだ。

 

3回の講習会で15,000円を取られたが、ここ15年間で、何十時間、何百時間を無駄にしてきたことを考えると、安いものだった。

 

また、最後に教えてもらったデータ解析のピボットテーブルは凄いにつきる。 今まで、かなりのデータに触れながら、こうした解析をせず、データを死蔵してきたことも悔やまれる。

 

こうした無駄が、何故、今まで、放置されていたのか?を、色々、反省した。 自己流の思い込みが阻害してきた事は確か。 例えば、我々は、新しい硝子溶解技術を日本の顧客に紹介しているが、よく言われるのは、《現状で満足しており、何故、高いお金を払ってまで、それを導入しなければならないのか?》である。 問題は、そうした顧客の疑問(時々、単なる思い込みである場合もある)に、自信を持ってどう回答するか?である。 

今回の女性講師(www.pc-advice.jp/)は、自身の永年の経験から、うまく問題点を抽出した教材を作成し、生徒が自身の無駄に気が付くように導いたのだろう。

 

やはり、先ず、顧客のニーズ、問題意識をきちんと把握し、それに沿ったテキスト(プレゼン資料、技術資料)を、自分流に作成する必要を感じた。⇒欧州partnerのプレゼン資料を翻訳するだけでなく

 

今回、Excelのテクニカルな面だけでなく、自分のビジネスの進め方を考える良い機会を得た。


ジオキャッシングを知っていますか? 1月24日

2011-01-24 05:21:44 | CFニュース

セラミックフォーラム加藤です

 

先週116日~22日、例年通り、partnerであるチェコGlass Service社硝子溶解炉用シミュレーション技術者2名と顧客訪問をした。

 

16日夕方、関空に着いた彼らと京都のホテルで落ち合い、早速、歓迎の飲み会。 その後、関西地区→名古屋地区→東京地区→東北地区と顧客訪問。 その日その日の顧客訪問後、毎晩のように、30歳代の彼らと対等にガブ飲みし、大いに語る生活は、楽しくも地獄のような生活であった。

 

今回の旅での最大の話題は、FacebookジオキャッシングというGPS(全地球測位システム)とInternetを駆使した現代の宝探し(Treasure hunting)の2題。

 

詳しくは上記ウィキペディアをご覧いただきたいが、2000年にアメリカで発足したITゲームの1種。 http://www.geocaching.comに記載されている箇所に隠された宝物を、GPS(スマートフォンにも入っている)を利用して探し出すといったオリエンテーリングのような遊びである。

 

<ジオキャッシング>

 

 

世界で数百万人の愛好者がいるとのこと、2000年に発足して数百万人は、Facebookと比べると圧倒的に少数派、日本では100名ほどしかいない。

 

16日の夜、彼らと飲んだ大雪の京都、ホテルへの帰り道、突然、彼らは宝探しに行くと言い出し消えた。 翌朝、聞くとインターネットでこのホテル周辺に3か所宝スポットがあることを前もって知り、雪の中を探索。 2か所で箱を発見したと大満足のようす。

 

21日の東北の顧客訪問の後、新幹線の福島駅でも2か所宝スポットあると言い出し、加藤にも見つける喜びを味あわせたい言われ付き合った。 極寒のなか、下記の写真のようにスマートフォンを持ち、外国の大男2人がウロウロする姿に、道行く人は不審の顔で通り過ぎる。 結局、30分ほど徘徊したが、見つからず、断念し帰京した。

 

<怪しげな2人のチェコ人 福島駅前での宝物探し>

  

面白そうで、自分もやってみたいと思うが、なかなか踏み切れない。 理由は以下;

  ナビゲーターを購入する必要がある⇒最近のスマートフォンには付いているとのこと。このため、今まで、頑なに拒否してきたスマートフォンに変えるのもシャクだ。

  夜の飲み屋探索や下町探索ならお得意だが、野山が主体なジオキャッシングはイマイチ心がはずまない。

 

ともかく、こうしたFacebookといい、ジオキャッシングといい、それに集中する彼らのエネルギには感服するしかない。


“ソシアルネットワーク” 映画鑑賞 1月17日

2011-01-18 05:12:14 | CFニュース

セラミックフォーラム加藤です

 

先週に引き続き、Facebookのお話。

 

時あたかも、115日公開の米コロンビア映画“ソシアルネットワーク”を鑑賞した。 これもFacebookの何が嬉しいのか?を理解するため。

 

<映画“ソシアルネットワーク”>

 

分かったのは、やはり、発端は出会いサイトの洗練されたもの。 2004年、創始者ザッカーバーグはITお宅、ガールフレンドとの付き合いに血道を上げる20歳のハーバード大学生。 ハーバード大学の名前に惹かれて集まる若い女性たちがアクセスし易い交流サイトの立ち上げが発端。 瞬く間に、ハーバード⇒アイビーリーグ⇒カルフォルニア⇒全米の大学⇒大学サイトから一般サイトへの拡張と全世界への拡大。(~2006年)この発展スピードは半端でない。 2010年夏には世界で5億人がメンバーとなったという。

 

Facebook の創始者ザッカーバーグ>

日本にもかなり以前からこうした出会いサイト(MIXI?)があったが、国内だけで、Facebookのように世界規模になってない。 この辺の比較・検討は面白いテーマで、是非、学者先生の解析結果を聞きたいものである。

 

いずれにしろ、これらの発展形態を見ると、発端は、①異性との交流を求める人間の本能、これが、②異性を超え、近代人類の孤独感から来るお互いの情報を分かち合いたい友情感に到達したのだろう。さらに、③こうした大きなネットワークの中に商機を見出したgreedy事業家たちが発展させているのが現状だろう。ともかく、この映画でも垣間見えたアメリカ人のHunting Spiritは、とても日本人にはやりきれないもので、改めて、その違いに気が付かされた。

 

以前にも取り上げた渡辺淳一の《孤舟》も、こうしたFacebookみたいなものが、一つの解決策としてありうると認め始め、当初の胡散臭い出会いサイトとの悪感情が少しづつ消え始めた。


Facebook・・

2011-01-12 16:32:27 | 自分のこと

こんにちは。SiC ウェハの営業アシスタント(SiCED社製デバイスもまだ在庫がございます)、硝子 泡分析の請求担当の田中です。何かご要望ございましたら、いつでもご連絡をください。

昨日、加藤さんがFacebookについて書いていらっしゃいました。私もFacebookのアカウントを持っています。でも、あまり使っていません。

Facebookが使いずらいなぁって思うのはお友達として承認した人全員の活動(どの写真にコメントしたとか、何をアップしたとか)いちいち出てくることです そういう情報がずら~って並ぶので見にくいって感じます。でも、義父と旦那はすごく活用していて、特に義父はお友達皆にどんどんメッセージを送って自分の趣味?(実は仕事にしたい夢みたいですけど)の宣伝をしています私ももっと自分の何かを宣伝すれば楽しいのかな?

話は変わりますが、私、今日初めてレッグウォーマーを履いています。本当にあったかくてびっくり。タイツの上にレッグウォーマーを履くとホカホカですね。私はちびデブでズボンが似合わない体型なんですすらっとしたズボンを履くと、もう痛々しい。だから、スカートを履くことが冬でも多いので、これは重宝しそうです

それでは今日もお疲れ様でした。

 


Facebookに挑戦 1月10日

2011-01-10 09:51:17 | CFニュース

セラミックフォーラム加藤です

本日は成人の日

昨年末67歳、ついに正月2日には初孫誕生。 立派に爺さんになりました。 それでも挑戦は続きます。 今年はFacebookです。 IT分野は毎年のように色々、面白いアイディアが出てきては、いつの間にか消える。 仕事と同じで、“筋の良い”話と“筋の悪い”話があるようだ。 例えば、すぐ消えた“セカンドライフ”など筋悪の代表選手か? 実は、私は、TwitterFacebook3Dテレビも筋悪と思っていた。 逆に、ブログ、クラウドなどは筋が良いと感じ、直ぐに飛びついた。 Twitterも飛びついたが、直ぐに止めた。 やはり筋悪だった、弊社wwwにあるTwitterボタンも近々に消す予定。

<セカンドライフ>

 

実は、Facebookに関しては、昨年夏ごろ、大学時代の友人Y君からやらないか?と誘いを受けて、調子よく直ぐに登録した。 その際、彼に《誘われて乗ったが、これ何が面白いの?》と質問したが、彼も分からないと言う。 何となく、異性の友達を求める怪しげなサイトと誤解し、そのまま、放置しておいた。 時々、Facebookから、mailで《何々さんから友達になろうとのメッセージが入っています。》とか《長いこと利用されておりません》とかの知らせが入ったが、ひたすら無視してきた。

<加藤のFacebookプロフィール>

 

しかし、今年後半から、定期購読している日経産業新聞や東洋経済に、Facebookの記事を目にするようになった。 昨年末、たまたま自分のページを開けてみた。 驚いたことに、友人欄に5名の紹介があり、そのうち4名は心当たりのある人! 一人は当然、Y君だが、残りは親しくしているフランス人J、知り合いのインド人S、そして社員の結婚式で知り合った中国人Mだった。 一人心当たりのなかったマレーシアの女性には、《何故、貴女は私の友達ですか?》と、質問mailを送ったが、返事は要領を得なかったが、ともかく、確率80%であったのは驚きであった。

<東洋経済 フェイスブックの野望>

 

早速、弊社の若手に意見を聞くとともに、入門書を購入、この正月休みに読んだ。 また、先々週のブログに紹介したGlass Service社名で検索し、J氏を見つけた。 彼にmailを送り、Glass Service社のFacebookメンバーを紹介するよう依頼したところ、12名もの知っている連中を紹介してくれた。 早速、友達になった。 そこで気づいたことは2点、①自己紹介などを日本語で書いていたが、英語が必須と気が付き、全て英語に変えた、②日本人は匿名が多いが、海外の人は実名でかなり正しい情報を公開している。 私は基本的にプライバシーなんて“糞くらえ派”なので海外流に全てを公開。

もっとも、いまだに、“Facebookで何が嬉しいのか?”理解できてないが、ともかく、まず“やってみなはれ”精神で実践。

 


New Year's resolution 2011(一部訂正あり)

2011-01-04 10:25:30 | SiC
あけましておめでとうございます。

SiC関連、硝子の泡分析の納品請求書&たまに総務っぽいこともしています田中です。
今年もよろしくお願いします。

去年のNew Year's Resolutionは仕事ではSiCED社のデバイス関連の勉強をしっかりすることプライベートではTOEICで2年前と同じくらいの点数をKeepすることでした。SiCED社の商品に関しては仕様書の見方を覚えることができました。そして、SiCED社の商品をご紹介する機会が増えた年でした。SiCED社はInfenion社に1月1日に吸収ということになりましたが、SiCED社担当者はInfenion社に異動ということですので、弊社の在庫がある限りしっかり最後までデバイスの担当もがんばれますし、フォローもしていけますのでよかったです。そしてTOEICはAランクの860点でした。そういうわけで去年はいい年でした

今年は仕事では余裕を持つことが目標です。7月になると3年目に入りますし。仕事量が昨年の後半からすごく増えて、仕事を「(決められた期限までにとにかく)片付けていく」という感じになっているので、もっと「(一工夫したり丁寧に)仕上げていく」感じで進めていけるようになりたいです。そうは言っても3月半ばまではSiC関連が忙しいので、3月後半からそうなれるようにしていこうと思います。総務関連も渡邉さんが作ってくださっていた就業規則を完成させたいです。特に私が結婚をしたことで急に作ってくださった慶弔関連を他の方々も納得できるようなものにしたいです。プライベートでは子供がほしいです。昨日も友達とそんな話ばっかりしていました。お互いの旦那二人はのんきに隣で遊んでいましたけどあと、2月に簿記3級受けてみます。早く申し込まなきゃ!

あ、加藤さんはおじいちゃんになられたみたいですお孫さんのお写真を拝見させていただきました。可愛い女の子

さて、今日の午後は用事で少し出勤します。明日から本格的に仕事に戻りますので、本年もSiCのお客様、泡分析でお世話になる硝子のお客様、総務や経費関連でお世話になる皆様、重ね重ねよろしくお願いいたします。皆様も私も幸せな1年でありますように

明けましておめでとうございます 1月3日

2011-01-03 05:44:26 | CFニュース
セラミックフォーラム加藤です。

先ほど、弊社のHPの年頭の挨拶を更新したばかりです。 内容はご覧いただければ良いのですが、要するに今年2011年は創立10周年、創立から10年間、何が変わり、この後、どう生きていくかを回想、将来を展望したもの。

念のため、2010年の新年ブログでは何を述べたか?をチェックしましたが、いささかショックだった。 同じような事をくだくだ話しているが、昨年のほうが、はるかにレベルが高い!! 自身に衰えが確実に来ていることを感じさせる。

以下、2010年と同じものを掲載します。 チョット情けない気もしますが、これが現実です。 しかし、考え方はちっとも変わってないことに、安心感はあります。


セラミックフォーラム代表取締役加藤です。

明けましておめでとうございます。

たまたま、ブログ当番が1月4日、そして仕事始め。既に、会社ホームページには新年の挨拶を載せました。

その挨拶を補充する事になりますが、企業における技術、ビジネスモデルの変革に関しお話します。

以前、世話になった化学会社では、研究開発や新規事業計画などを担当したが、多くは失敗の連続でした。一部上場企業であったから、その失敗で倒産はなかったが、今の会社で、そんなことしたら、瞬く間に倒産。しかし、この厳しい時代、同じことを続けていたら、これも確実に倒産。進むも地獄、留まるも地獄の会社経営のなか、いかに生き残るか?知恵の出しどころです。失敗から学んだことは、以下です。

・ コアコンピタンスから逸脱しない
・ 新聞や雑誌の記事を鵜呑みにしない
・ 常に先端の技術、マーケット情報をつかむべく学会、展示会を疎かにしない
・ 少しでも現場に近い人の意見を聞く
・ 物事を合理的、定量的に考え、それから外れる感覚的な話には乗らない
・ 逃げない
・ 自己責任
・ 最後は人間

以上は当たり前のことですが、バブルの真只中にいると、ついつい、忘れがち。例えば、最近のソーラーブームです。現在、米ファーストソーラー社のCdTe系太陽電池が伸びています。弊社にもその周辺の美味しい話がきております。しかし、その毒性を考えると躊躇する。CdTeブームは現在も続いており、私の判断が間違いかも知れないが-----。

CF設立の準備中、当時、絶好調のオプトエレクトロニクスを背景に、硝子⇒太陽電池用セラミックス⇒LED/LDのハイテク路線を目指した。会社設立直後のオプトバブル崩壊で、そうした目論見は灰燼に帰した。

創立時のオプトの目論見


幸いなことに、一番ローテク産業であった硝子が会社を支えてくれ、倒産は免れた。しかし、何時までも同じことでは、長続きはするはずもない。この8.5年で築いた技術、情報、マーケットを基礎に、少しずつ省エネ、温室効果ガス削減に向け、試行錯誤を始めた。

ともかく、会社は利益が無ければ生きていけない。その利益(お金)を頂くと言うことは大変なことです。特に弊社のような商社にとって、本当にそのお金に見合う働きをしたのか? それだけの価値を生み出したのか? 単に伝票のやり取りだけのあぶく銭でないのか? このブログでも取り上げている商社有用論の原点です。今年も考え続けます。