セラミックフォーラム株式会社 ブログ 硝子溶融、SiC、 太陽電池

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3月27日  今こそ世界で活躍できる女性エンジニアを!

2012-03-27 15:02:01 | CFニュース

セラミックフォーラム加藤です。

 

一昨日の日曜日(3月25日)、敬愛する杉田清氏の薦めもあり、彼がコメンテーターもする東京理科大工学部(工学系女子応援プロジェクト .cpeg)と研究・技術系計画学会(女性エンジニア活生分科会 JWSE)の合同シンポジウム“今こそ世界で活躍できる女性エンジニアを”に出席した。http://www.sut.ac.jp/share/upload/files/pdf_2012/0306_01.pdf

 

出席者は30名くらいのこじんまりとした会であったが、若い女性と定年退職も過ぎた年配の男性が半々という面白い組み合わせ。 シンポジウムの中での質疑応答もat homeのなかに色々厳しい指摘もあった。

 

建前では、女性の社会進出が今後の日本復権のkeyと言いながら、お寒い状況が色々な統計資料から指摘された。 特に女性社員、エンジニアの場合、結婚と出産が大きな問題となっているのは想像に難くない。 たまたま男性の司会者、パネリストが共稼ぎの実態で、如何に彼らの奥さんが仕事と家庭の両立に苦労しているか?の話が出されたが、勤務体制を含めた社会システムの改善とともに、partnerたる夫の協力が不可欠であることが指摘された。

 

また、会場の元女性エンジニアから、男性社員と対等に働くため、如何に過大な残業をこなさねばならないか?の実態が指摘された。

 

パネルディスカッションでのパネラーの若い女性技術者(いずれも昨年就職して大企業での技術担当)は、会社の支援体制の完璧さを強調していたが、零細企業経営の私としては、満足げな彼女らを横目に、そんな甘いものでないよ!とひねくれたり、大企業はいいな!と羨ましがったり複雑な心境であった。

 

最後に我が尊敬する杉田清氏から、『女性の社会進出に関し、日本は本当に駄目だが、考えようによっては、日本は欧米に比べ、まだまだ“伸びしろ”があるとも解釈できる』との楽観的な指摘がなされた。 氏独特の皮肉かもしれないが、日本はさらなる成長の秘密兵器がまだまだあると解釈すべきなのか?

 

ともかく、女性の社会進出は他人事ではない、娘は出産休暇約1年半後いよいよ、この4月から職場復帰、また、弊社唯一の女性社員は9月には出産。 個人的にも公的にも、こうした女性を全面的にサポートするべく、武者ぶるいしている今日この頃である。

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3月19日  貯蓄と老後  AIJ問題から考えること

2012-03-18 18:14:30 | CFニュース

セラミックフォーラム加藤です。

週に1回、月曜日にブログを書く習慣が2010年10月より続いておりましたが、先週3月12日で初めて破れました。 3月6日〜12日まで、チェコGlass Service社副社長、アジア営業担当との国内顧客めぐりをした為です。 68歳で50歳代の連中と毎夜のガブ飲み生活で参りました。

さて、今週は少し落ち着きブログが書ける環境になりました。

日本人の貯蓄率が高いのは、生来の悲観主義に加え、定年後の福祉システムの貧弱さによる。 一般論でなく、自身を考えても正にその通り。 ただし、最近の低金利で、株、為替などに手を出し、火傷をするケースも増えている。 低金利でもやっぱり銀行預金が安全と回帰ムードもあるが、個人感情としては“晴れの日に傘を貸し、雨の日に引き上げる”銀行、特にメガバンクには頼りたくない。

そうした中のAIJ事件、何も年金基金だけでない、個人の基金(貯金)でも同じ問題を抱えている。 企業年金はいわば、個人が自分の金を自分で管理するのでなく、年金基金に丸投げしている。 その年金基金がさらに、その運用を投資顧問会社に丸投げしている訳だ。 二重の丸投げでは、こうした事件が起こるのは必然でもある。 我々が投資信託を買うのも同じ、貴重な資金を赤の他人(しかも最も強欲な人種)に預けているのだ。

一体、どうしたら良いのか? 特にこれから、世界中で起こった札の大増刷によるハイパーインフレの到来を考えると、何らかの手を打つ必要がある。⇒その点、元モルガン銀行の”伝説のトレーダー”藤巻氏の警告は理解できる。

<案ずるよりフジマキに聞け>

 

少なくとも、他人任せの資金運用は避けるべきだろう。 弊社の若い連中には、金があったら、自分自身に投資すべきと説いている。 すなわち、緊急時の最低の現金は持つものとして、ゆとり資金を“自立できる自己”を養成するために投資すべきだろう。 語学研修であり、自分の専門知識の向上である。 何なら、MBA留学もありうる。 

翻って、年寄りの私はどうすべきだろう。 これから生きていくのに、必要な最低資源に投資しておくべきだろう。 我々、老人の今後の支出と言えば、エネルギー代、食事代、医療費が大きいだろう。 電気を確保するため、太陽光や燃料電池などの装置に投資しておく、また、最低の食糧を確保するため、自分で菜園を持つ事、できないなら信頼おける農園に投資し、その配当を現物の野菜、コメで受け取ることも考えられる。 また、医療でも信頼おける医療保険に入っておくことだろう。 

いくら自己責任といっても、全て自分ではできない。 信頼おける農園、保険会社などに委任や依頼する必要性はある。 いったい、信頼性のある機関をどうやって選ぶか?が重要。 この時代、優良企業だったJALやエルピーダなどが倒産する時代、信頼のおける機関選びは大変な作業、格付け会社の評価も信じられない。 難しいがやらねばならない。 基本は、自分が一番信用できる、自分の会社が一番信用できる。 次はなるべく、自分から近いところにある機関である。 銀行なら毎日付き合う町の信用金庫であり、仕事で、毎日のように付き合っている会社である。 例えば、自分の勤めている会社に投資するのは悪くない。 全く知らない、新聞でしか名前を聞いたことない会社に、しかも投資会社や株屋を通じて投資するのは全くナンセンス。

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3月5日  エルピーダの会社更生法申請

2012-03-05 22:03:27 | 自分のこと

セラミックフォーラム加藤です。

 

先週のトピックスは何と言ってもエルピーダの会社更生法申請。 直前まで300円近かった株価は2月27日のニュースとともに、急落。 3月5日現在、4円。 1年前は1500円。 愚妻は先週末、泣く泣く8円で売ったとのこと。

 

“産業のコメ”と言われたDRAM、日本が強すぎて米国と貿易戦争を起こしたのは80年代、それから30年、遂に最後の牙城も消えようとしている。 一般的なサラリーマン、技術者は大学出て30〜40年の会社生活。 その間に、1回、倒産の憂き目にあう計算。 私が居た化学会社は万年不況だったが、その代わり息は長く、未だ健在。 

 

エルピーダに好感をもっていたのは坂本社長、彼の社長としての姿勢が好きだった。 一人で世界中を飛び回り、時にはエコノミークラスで頑張っていた。 

 

昔、日本の商社に勤務しながらフランスの硝子溶解炉煉瓦会社のProduct Mangerとして、正月3日から渡仏、同社営業会議に出席していた。 そこでは、最初に、社長が年始めの経営戦略を語るのが定例。 世界の経済情勢から説き起こし、顧客である硝子業界の予測、それに伴う煉瓦業界の予測と同社の売上予測を説明してくれた。 また、低調な売り上げ予測を挽回するため、経営としての戦略(M&Aや新規製品の計画)を語ってくれた。 翻って、在職した日本の社長の新年の挨拶は、《厳しい環境で一致団結してがんばろう!》の類の曖昧な精神論。 

 

そうした日本の社長像への不信のなか、坂本社長の姿は新鮮であった。  円高、ウォン安、提携予定の親しかったマイクロン社社長の事故死など、不運の中、刀折れ矢も尽きた。 

 

先週終わりから、例により色々な経済評論家、マスコミが彼のやり方を批判し始めたが、昔、彼を称賛した同じマスコミか?と見苦しい。 私個人としては、ガラパゴスと言われようが、日本の精細な技術を何とか維持すべきで、エルビーダはこれで、事業経営としては終わったが、その技術を生かし、何とか生まれ変わってほしい。 また、坂本社長も戦いの場を変えてでも、再チャレンジして欲しい。 

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